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公開番号2024160264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-13
出願番号2024123072,2022063730
出願日2024-07-30,2017-02-14
発明の名称ペットボトル回収装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類B65F 1/00 20060101AFI20241106BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】簡単な構造で、物品投入部の載置部に空容器などの物品を載置する場合、空容器などの物品の規定の載置位置や向きを、確実にユーザに報知することができる物品回収装置を提供する。
【解決手段】空容器などの物品を回収する物品回収装置は、空容器などの物品を載置可能な載置部と、開閉自在に設けられた外扉と、載置部から装置本体部内へ通じる通路に設けられた内扉と、内扉に設けられ、空容器などの物品の載置状態を案内する案内部と、を有する。この案内部は、外扉が開状態で、装置本体部から露出し視認可能な位置に設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
物品を回収する物品回収装置であって、
物品を載置可能な載置部と、
開閉自在に設けられた外扉と、
前記載置部から装置本体部内へ通じる通路に設けられた内扉と、
前記内扉に設けられ、前記物品の載置状態を案内する案内部と、
を有することを特徴とする物品回収装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記案内部は、前記外扉が開状態で、装置本体部から露出し視認可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の物品回収装置。
【請求項3】
前記案内部は、前記物品の向きと載置位置を案内することを特徴とする請求項1または請求項2記載の物品回収装置。
【請求項4】
装置本体部内に設けられた減容部を有し、
前記減容部は、圧縮ローラを備え、
前記減容部は、対向配置された圧縮ローラ間の軸方向の長さが、長尺の前記物品としての空容器の首部分の長手方向の長さと略同等、または長いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の物品回収装置。
【請求項5】
前記載置部は、質量検知部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の物品回収装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品回収装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
空容器を回収する空容器回収装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-175789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、回収対象物として、空容器のペットボトルなどを圧縮して減容する場合、ペットボトルのネック部分(首部分)と本体部が分離して、本体部のみが回収されると、回収業者による引取金額が低くなるので、できるだけ減容時に本体部とネック部分(首部分)を分離しないことが望ましい。減容装置は、空容器の載置位置や向きが規定されており、それからずれた場合、ペットボトルなどの容器の本体部とネック部分(首部分)が分離しやすくなる。
本発明は、空容器の載置位置や向きを正しく案内し、ペットボトルの本体部とネック部分が分離しないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の物品回収装置は、少なくとも以下の構成を具備するものである。
物品を回収する物品回収装置であって、
物品を載置可能な載置部と、
開閉自在に設けられた外扉と、
前記載置部から装置本体部内へ通じる通路に設けられた内扉と、
前記内扉に設けられ、前記物品の載置状態を案内する案内部と、
を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、簡単な構造で、物品投入部の載置部に空容器などの物品を載置する場合、物品の規定の載置位置や向きを、確実にユーザに報知することができる物品回収装置を提供することができる。
また、空容器の載置位置や向きを正しく案内し、ペットボトルの本体部とネック部分が分離しないようにする物品回収装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る物品回収装置としての容器回収装置の全体概念図、(a)は容器回収装置の正面図、(b)は容器回収装置の側面図。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)の容器投入部の概念図。
外扉が閉状態で内扉が閉状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す斜視図。
外扉が閉状態で内扉が閉状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す側面概念図。
外扉が開状態で内扉が閉状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す斜視図。
外扉が開状態で内扉が閉状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す側面概念図。
外扉が開状態で内扉が閉状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す正面上方位置からの斜視図。
外扉が閉状態で内扉が開状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す側面概念図。
外扉(不図示)が閉状態で内扉が開状態の物品回収装置(容器回収装置)の一例を示す斜視図。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)の減容部の一例を示す側面概念図。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)の減容部の一例を示す平面概念図。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)を説明するための図、(a)は物品回収装置(容器回収装置)の電気的な機能ブロック図、(b)は(a)に示した制御部の機能ブロック図。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)の動作の一例を示すフローチャート。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)の容器収容部の一例を説明するための図、(a)は容器収容部の一例を示す斜視図、(b)は容器収容用袋とキャップ収容用袋を装着した状態の容器収容部の一例を示す図。
本発明の実施形態に係る物品回収装置(容器回収装置)の容器投入部の一例を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
なお、本発明の実施形態に係る物品回収装置として、例えば、容器回収装置を説明する。
【0009】
本発明の実施形態に係る物品回収装置としての空容器回収装置は、空容器(例えば、PETボトル)等の物品を載置可能な載置部と、開閉自在に設けられた外扉と、載置部から装置本体部内へ通じる通路に設けられた内扉と、内扉に設けられ、空容器などの物品の載置状態を案内する案内部と、を有する。
物品としては、PETボトル、缶、ビンに限定されず、例えば、牛乳パック、トレー、インクカートリッジ、図書館やレンタル店への返却物(本やDVDなど)、クリーニング品、電池、電球など、回収の対象となる物品であればよい。つまり、容器回収装置は物品回収装置の一実施例である。
【0010】
詳細には、本発明の実施形態に係る物品回収装置は、待機時、物品投入部の外扉が閉状態であり、物品投入部と収容部の間に開閉自在に設けられた内扉が閉状態である。物品回収時に、物品投入部の外扉が開状態となり、判別部により、物品投入部の載置部へ載置された物が回収対象物の物品(例えば、PETボトル等の樹脂製の空容器)であるか否かが判別される。回収対象物の物品(空容器)であると判別された場合、外扉が閉状態となり、物品投入部と収容部の間に設けられた内扉が開状態となり、収容部により容器が回収される。本実施形態では、容器回収装置が減容機構を備え、減容機構により容器を減容することで、規定容量の回収部にて多量の減容された空容器を回収可能である。
また、物品回収装置は、異物などの非回収対象物が容器投入部に投入された場合、内扉が閉状態で、その非回収対象物を装置本体部内の容器収容部に回収しないように制御を行う。そして、物品回収装置は、所定時間、その非回収対象物が容器投入部の載置部から取り除かれない場合、内扉を閉状態で維持し、外扉が閉状態となるように駆動制御する。すなわち、容器収容部への非回収対象物のさらなる投入等を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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