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公開番号
2025061561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025008682,2020192483
出願日
2025-01-21,2020-11-19
発明の名称
注水ボックス及びこれを用いた炭酸水製造装置
出願人
株式会社デジアイズ
,
株式会社寺岡精工
代理人
IAT弁理士法人
主分類
B67D
1/08 20060101AFI20250403BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】生成された炭酸水のガス強度の低下を抑止すると同時に、ベントステージ近傍を清潔に保つ。
【解決手段】本発明の注水ボックスは、一面が開口された中空の箱形状であり、複数の内壁面のいずれか1つの壁面に、供給される液体が流入する注水口を有する本体と、前記本体の内部に収納される容器を保持する容器保持部と、を有し、前記容器保持部は、前記容器の注ぎ口が前記注水口を介して流入する液体の移動軌跡上に位置し、且つ前記容器の長手方向が前記注水口を介して前記本体の内部へと流れる液体の流入方向に交差するように、前記容器を保持することを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
一面が開口された中空の箱形状であり、複数の内壁面のいずれか1つの壁面に、供給される液体が流入する注水口を有する本体と、
前記本体の内部に収納される容器を保持する容器保持部と、
を有し、
前記容器保持部は、前記容器の注ぎ口が前記注水口から離間した位置で前記容器を保持することを特徴とする注水ボックス。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記本体に対して開閉自在な開閉扉を有し、
前記容器保持部は、前記開閉扉を閉じたときに、前記本体の内部に対峙する前記開閉扉の面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の注水ボックス。
【請求項3】
前記容器保持部は、前記容器の注ぎ口が前記注水口を介して流入する液体の移動軌跡上に位置し、且つ前記容器の長手方向が前記注水口を介して前記本体の内部へと流れる液体の流入方向に交差するように、前記容器を保持することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の注水ボックス。
【請求項4】
前記容器保持部は、少なくとも前記容器の首部を保持することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の注水ボックス。
【請求項5】
前記開閉扉が閉じたときに、前記容器保持部に保持した前記容器が正規の容器であるか否かを判別する判別部と、
前記閉じた前記開閉扉をロックするロック機構と、
を有し、
前記ロック機構は、前記判別部により前記容器保持部に保持した前記容器が正規の容器でないと判別されたときには、前記開閉扉のロックを行わずに、前記開閉扉の開閉を許容することを特徴とする請求項2に記載の注水ボックス。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の注水ボックスと、
前記注水ボックスの上方に配置され、冷却水及び炭酸ガスの供給を受けて炭酸水を生成して保持する炭酸水生成部と、
一端が前記炭酸水生成部に接続され、他端が前記注水ボックスの注水口近傍に配置され、前記炭酸水生成部で生成された前記炭酸水を、前記注水口を介して前記本体の内部に供給する注水管と、
を有し、
前記注水管を介して前記容器の内部に注水される炭酸水は、前記容器保持部に保持された前記容器の注ぎ口から前記容器の内壁面を伝って前記容器の内部に供給されることを特徴とする炭酸水製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭酸水や飲料水の注水時に、炭酸水や飲料水が注水される容器をボックス内で保持する注水ボックス及びこれを用いた炭酸水製造装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、種々の飲料を販売する自動販売機が提供されている。自動販売機は、製造した飲料を封入したペットボトルや飲料缶などの容器で提供するものや、販売機の内部で生成した飲料をカップなどに注入して提供するものがある。販売機の内部で生成した飲料をカップなどに注入して販売する自動販売機では、例えば自動販売機内の炭酸水製造装置で生成された炭酸水と、シロップ飲料の原液となる各種のシロップとを容器に注出することで、炭酸水とシロップとが混合された飲料が提供される(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-23979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、生成した飲料を容器などに注入して提供する自動販売機では、炭酸水製造装置から容器へと注水する際に炭酸水が容器の底面にあたり、その衝撃で炭酸ガスが気化しやすい。したがって、容器に注水された炭酸水のガス強度(GV:Gas Volume)は、生成時よりも弱いものとなる。例えば炭酸水製造装置において、ガス強度の高い炭酸水を生成してカップに抽出することも考えられるが、ガス強度の高い炭酸水は、注出ノズルから噴出する恐れがある。
【0005】
また、上述した容器に飲料が注出される自動販売機の場合、ベントステージの上方の空間に手を挿入して、ベンドステージに載置される容器を把持して、容器をベントステージから取り出す。ベントステージの上方の空間に手を挿入したときには、例えばベントステージの上方に配置された抽出ノズルに意図せずに触れることもある。したがって、ベントステージ近傍が不衛生であるという問題もある。
【0006】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生成された炭酸水のガス強度の低下を抑止すると同時に、ベントステージ近傍を清潔に保つことができる注水ボックス及びこれを用いた炭酸水製造装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の注水ボックスは、一面が開口された中空の箱形状であり、複数の内壁面のいずれか1つの壁面に、供給される液体が流入する注水口を有する本体と、前記本体の内部に収納される容器を保持する容器保持部と、を有し、前記容器保持部は、前記容器の注ぎ口の中心が前記注水口を介して流入する液体の移動軌跡上に位置し、且つ前記容器の長手方向が前記注水口を介して前記本体の内部へと流れる液体の流入方向に交差するように、前記容器を保持することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の炭酸水製造装置は、上記に記載の注水ボックスと、前記注水ボックスの上方に配置され、冷却水及び炭酸ガスの供給を受けて炭酸水を生成して保持する貯水部と、一端が前記貯水部に接続され、他端が前記注水ボックスの開口近傍に配置され、前記貯水部に貯水された前記炭酸水を、前記開口を介して前記本体の内部に供給する注水管と、を有し、前記注水管を介して前記本体の内部に流れ込む炭酸水は、前記容器保持部に保持された前記容器の注水口から前記容器の内壁面を伝って前記容器の内部に注水されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、生成された炭酸水のガス強度の低下を抑止すると同時に、ベントステージ近傍を清潔に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1(a)は、本実施形態の炭酸水製造装置の前面扉を閉じた状態を示す斜視図、図1(b)は、炭酸水製造装置の前面扉を開けた状態を示す斜視図である。
図2(a)は、注水ボックスの構成を注水ボックスの前面上方から視認した図、図2(b)は、注水ボックスの構成を注水ボックスの前面下方から視認した図である。
注水ボックスの注水扉を開いた状態を示す図である。
図4(a)は、注水ボックスの注水扉に耐圧ボトルを保持した状態を注水ボックスの前面上方から視認した図、図4(b)は、注水ボックスの注水扉に耐圧ボトルを保持した状態を注水ボックスの前面上方から視認した図である。
図5(a)は、注水扉を閉じ状態に保持した注水ボックスの正面図、図5(b)は、図5(a)におけるA-A断面図、図5(c)は、図5(a)におけるB-B断面図、図5(d)は、図5(a)におけるC-C断面図、図5(e)は、図5(a)におけるD-D断面図である。
炭酸水製造装置の構成の一例を示す図である。
炭酸水製造装置の電気的構成の一例を示す図である。
炭酸水製造装置における炭酸水の生成から、耐圧ボトルの取り出しが完了するまでの流れを示すフローチャートである。
すすぎ工程におけるRO水の流れを示す図である。
給水工程におけるRO水の流れを示す図である。
給気工程における炭酸ガスの流れを示す図である。
減圧工程におけるガスの流れを示す図である。
注水工程における炭酸水及び炭酸ガスの流れを示す図である。
図14(a)は、自装置の前後方向にスライドする注水扉が閉じた状態を示す斜視図、図14(b)は、注水扉が開いた状態を示す斜視図である。
図15(a)は、下端部をボックス本体の下端部で軸支される注水扉が閉じた状態を示す斜視図、図15(b)は、注水扉が開いた状態を示す斜視図である。注水扉が閉じ位置にあるときの炭酸水製造装置を示す斜視図、図14(b)は、
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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