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公開番号2025061529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025008297,2021021533
出願日2025-01-21,2021-02-15
発明の名称炭酸水製造装置
出願人株式会社デジアイズ,株式会社寺岡精工
代理人IAT弁理士法人
主分類B67D 1/04 20060101AFI20250403BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】生成された炭酸水のガス強度の低下を抑制すると同時に、装置内部のメンテナンスを行いやすくする。
【解決手段】炭酸水製造装置は、炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、前記炭酸水生成手段にて生成した前記炭酸水を容器に注水する注水手段と、を有し、前記注水手段は、前記炭酸水生成手段の下方近傍に配置したものである。また、水を冷却する冷却手段と、前記炭酸水生成手段、前記冷却手段及び前記注水手段を少なくとも収納する収納体と、を有し、前記収納体は、前記収納体の上方から、前記炭酸水生成手段、前記注水手段、前記冷却手段の順で配置したものである。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、
前記炭酸水生成手段にて生成した前記炭酸水を容器に注水する注水手段と、
外部から送水された水を貯水する貯水手段と、
前記貯水手段から前記炭酸水生成手段へ送水される前記水を冷却する冷却手段と、
前記炭酸水生成手段、前記注水手段、前記貯水手段及び前記冷却手段を収納する収納体と、
を有し、
前記注水手段は、前記炭酸水生成手段の下方に隣接して配置され、
前記収納体には、前記炭酸水生成手段、前記貯水手段、前記冷却手段が、この順に前記収納体の上方から配置される
ことを特徴とする炭酸水製造装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1に記載の炭酸水製造装置において、
前記貯水手段を制御する制御ユニットを収納する収納部をさらに有し、
前記収納部は、前記貯水手段よりも上方に配置される
ことを特徴とする炭酸水製造装置。
【請求項3】
請求項2に記載の炭酸水製造装置において、
前記収納体は、
前面が開口された本体と、
前記本体の内部を遮蔽する閉じ位置と、前記本体の前記内部を露呈する開き位置と、の間で回動する前面扉と、を有し、
前記収納部、前記貯水手段及び前記冷却手段は、前記本体に配置され、
前記炭酸水生成手段及び前記注水手段は、前記前面扉に配置される
ことを特徴とする炭酸水製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、炭酸水を生成して注水を行う炭酸水製造装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、リフレッシュ効果や健康志向により、無糖炭酸水(以下、炭酸水と称する)に対するニーズが高まっている。炭酸水は、飲料の他、洗顔や入浴時に用いられるなど、幅広い分野で利用される。これに伴い、業務用の炭酸製造装置だけでなく、一般家庭向けの炭酸水製造装置も種々提供されている。
【0003】
炭酸水製造装置は、炭酸ガスを冷水に加圧下で溶解させて炭酸水を生成し、生成した炭酸水を容器に注水するものである。このような炭酸水製造装置は、例えば冷水及び炭酸ガスをタンクに供給して炭酸水を生成することが一般的である。生成される炭酸水は、タンクに供給される冷水の温度や、炭酸ガスの供給時におけるタンク内の圧力によって変動する。特に、炭酸ガスをタンクに充填した状態で冷水を供給することで、炭酸水を生成する場合には、冷水の供給時にタンクに充填された炭酸ガスの圧力が変動することで、生成される炭酸水の品質が変動してしまう。したがって、例えばタンク内で生成された炭酸水の水位を検出し、炭酸水の注水により炭酸水の水位の変動に合わせて冷水を供給することで、タンク中の炭酸ガスの圧力変動を抑制することが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-132496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明では、タンク内の炭酸ガスの圧力の変動を抑制することで、生成される炭酸水の品質(ガス強度)を保つようにしている。しかしながら、特許文献1の発明では、生成される炭酸水の品質は保たれるものの、タンクから炭酸水を注水する過程で炭酸水から炭酸ガスが抜け、炭酸水のガス強度が低下することを抑制するための構成については開示されていない。
【0006】
また、特許文献1の発明では、装置の上方から、給水部、冷水生成部(冷水タンク)、カーボネーションタンク、冷却機構部の順で配置し、また、冷却機構部にて冷却された冷却水を冷却タンク及びカーボネーションタンクの各々に設置されたエバポレータに循環させることで、冷水タンクやカーボネーションタンク内の液体(水)を冷却する構造である。上述したエバポレータは一般的に金属銅管が用いられるため、冷水タンク及びカーボネーションタンクは、冷却機構部と一体構造となり、装置内部における各部の配置が複雑になる。その結果、メンテナンス時に、各部の取り外しや取り付けなどの作業が非常に困難となる。
【0007】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生成された炭酸水のガス強度の低下を抑制すると同時に、装置内部のメンテナンスがしやすい炭酸水製造装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の炭酸水製造装置は、炭酸水を生成する炭酸水生成手段と、前記炭酸水生成手段にて生成した前記炭酸水を容器に注水する注水手段と、を有し、前記注水手段は、前記炭酸水生成手段の下方近傍に配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、生成された炭酸水のガス強度の低下を抑制すると同時に、装置内部のメンテナンスがしやすくなるという作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態を示す炭酸水製造装置の一構成において、前面扉を閉じた状態を示す斜視図である。
炭酸水製造装置の前面扉を開けた状態を示す斜視図である。
注水ボックスの一構成を示す斜視図である。
注水ボックスの一構成を下方から視認した状態を示す斜視図である。
炭酸水製造装置の給排気路や水路の一構成を示す図である。
図6(a)は炭酸水製造装置の前面側における配置構成を示す斜視図、図6(b)は炭酸水製造装置の後面側における配置構成を示す斜視図である。
図7(a)は炭酸水製造装置の左側面における配置構成を示す図、図7(b)は炭酸水製造装置の前面における配置構成を示す図、図7(c)は炭酸水製造装置の右側面における配置構成を示す図である。
加圧タンクと注水ボックスとの配置関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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