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公開番号2024159832
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2024138437,2020104223
出願日2024-08-20,2020-06-17
発明の名称スリットランプ顕微鏡
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類A61B 3/135 20060101AFI20241031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】高品質なスリットランプ顕微鏡検査を広く提供する。
【解決手段】実施形態に係るスリットランプ顕微鏡は、スキャン部と、第1評価部とを含んでいる。スキャン部は、被検眼の前眼部をスリット光でスキャンして画像群を収集するように構成されている。第1評価部は、機械学習により構築された推論モデルを用いて、スキャン部により収集された画像群の読影可能性を評価するように構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
被検眼の前眼部をスリット光でスキャンして画像群を収集するスキャン部と、
機械学習により構築された推論モデルを用いて、前記スキャン部により収集された前記画像群の読影可能性を評価する第1評価部と
を含む、スリットランプ顕微鏡。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記機械学習は、教師あり学習を含み、複数の前眼部画像を含む訓練データを用いて実行される、
請求項1のスリットランプ顕微鏡。
【請求項3】
前記教師あり学習の前記訓練データに含まれる前記複数の前眼部画像のそれぞれには、読影可能又は読影不可能であることを示すラベルが付帯されており、
前記推論モデルは、前記訓練データを用いた前記教師あり学習によって、前眼部をスリット光でスキャンして得られた画像を入力とし且つ読影可能性を示す読影可能性情報を出力とするように構築される、
請求項2のスリットランプ顕微鏡。
【請求項4】
前記推論モデルは、前記読影可能性情報として、前記画像群が読影に適しているか否かを示すパラメータを出力する、
請求項3のスリットランプ顕微鏡。
【請求項5】
前記推論モデルは、前記読影可能性情報の前記パラメータとして、読影可能又は読影不可能の判別の結果、読影を実施できる確率、及び、読影を実施した場合の結果の妥当性のうちの少なくとも1つを出力する、
請求項4のスリットランプ顕微鏡。
【請求項6】
前記第1評価部は、前記読影可能性情報から表示用情報を生成する、
請求項3~5のいずれかのスリットランプ顕微鏡。
【請求項7】
前記第1評価部は、前記読影可能性情報に基づき所定の統計処理を実行する、
請求項3~7のいずれかのスリットランプ顕微鏡。
【請求項8】
前記機械学習は、教師なし学習を含み、複数の前眼部画像を含む訓練データを用いて実行される、
請求項1のスリットランプ顕微鏡。
【請求項9】
前記画像群の読影可能性が良好でないと前記第1評価部により評価された場合に、前記前眼部に対する新たなスキャンを前記スキャン部に実行させるための制御を実行する制御部を更に含む、
請求項1~8のいずれかのスリットランプ顕微鏡。
【請求項10】
前記画像群と前記新たなスキャンにより収集された新たな画像群とを含む2以上の画像群から、スキャン範囲に対応する一連の画像を選択して画像セットを作成する画像セット作成部を更に含む、
請求項9のスリットランプ顕微鏡。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スリットランプ顕微鏡に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
眼科分野において画像診断は重要な位置を占める。画像診断には、様々な眼科撮影装置が用いられる。眼科撮影装置の種類には、スリットランプ顕微鏡、眼底カメラ、走査型レーザー検眼鏡(SLO)、光干渉断層計(OCT)などがある。
【0003】
これら様々な眼科装置のうち最も広く且つ頻繁に使用される装置がスリットランプ顕微鏡である。スリットランプ顕微鏡は、スリット光で被検眼を照明し、照明された断面を斜方や側方から顕微鏡で観察したり撮影したりするために使用される(例えば、特許文献1及び2を参照)。
【0004】
スリットランプ顕微鏡の主な用途の1つに前眼部観察がある。前眼部観察において、医師は、スリット光による照明野やフォーカス位置を移動させつつ前眼部全体を観察して異常の有無を判断する。また、コンタクトレンズのフィッティング状態の確認など、視力補正器具の処方において、スリットランプ顕微鏡が用いられることもある。更に、オプトメトリスト、コメディカル、眼鏡店の店員のような医師以外の者が、眼疾患のスクリーニング等の目的でスリットランプ顕微鏡を用いることもある。
【0005】
また、近年の情報通信技術の進歩を受けて、遠隔医療に関する研究開発が発展を見せている。遠隔医療とは、インターネット等の通信ネットワークを利用して、遠隔地に居る患者に対して診療を行う行為である。特許文献3及び4には、スリットランプ顕微鏡を遠隔地から操作するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-159073号公報
特開2016-179004号公報
特開2000-116732号公報
特開2008-284273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般に、スリットランプ顕微鏡を用いて良好な画像を得るには、照明角度や撮影角度の調整など、微細で煩雑な操作が必要とされる。特許文献3、4に開示された技術では、目の前に居る被検者の眼を観察する場合であっても難しい操作を、遠隔地に居る検者が実施しなければならないため、検査時間が長くなったり、良好な画像が得られなかったりといった問題が生じる。
【0008】
また、上記のようにスリットランプ顕微鏡はスクリーニング等の検査に有効であるが、高品質なスリットランプ顕微鏡検査を多くの人に提供するには、同装置の操作に熟練した者が不足しているという現状がある。
【0009】
更に、遠隔医療やスクリーニングでは、画像読影(画像診断)を行う医師が撮影場所にいないことが多々ある。その場合、読影に適さない画像が医師に提供される可能性がある。操作の難しさや撮影時間の長さを考慮すると、スリットランプ顕微鏡においてこの問題が生じやすいと想定される。
【0010】
本発明の目的は、高品質なスリットランプ顕微鏡検査を広く提供することを可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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