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公開番号
2024158324
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073442
出願日
2023-04-27
発明の名称
画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/84 20230101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】カメラ間での色合わせで用いられる補正パラメータの妥当性をカラーチャートのダイナミックレンジの外でも確認することができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】画像処理装置102は、リファレンスカメラ101aおよびターゲットカメラ101bがカラーチャート103を撮影することで得られた画像R1および画像T1が入力されるとともに、画像R1と画像T1の明るさが拡張された拡張画像R2と拡張画像T2を生成する画像生成部202と、ターゲットカメラ101bの色と輝度をリファレンスカメラ101aの色と輝度に合わせるための補正パラメータTRを拡張画像R2と拡張画像Tを用いて生成するパラメータ生成部203と、拡張画像R2と拡張画像T2を用いて補正パラメータTRの性能評価を行うパラメータ設定部204と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
対象撮像装置および基準撮像装置がカラーチャートを撮影することで得られた第1画像および第2画像が入力される入力手段と、
前記第1画像と前記第2画像の明るさが拡張された第1拡張画像と第2拡張画像を生成する画像生成手段と、
前記対象撮像装置の色と輝度を前記基準撮像装置の色と輝度に合わせるための第1補正パラメータを、前記第1画像および前記第2画像または前記第1拡張画像および前記第2拡張画像を用いて生成する補正パラメータ生成手段と、
前記第1拡張画像と前記第2拡張画像を用いて前記第1補正パラメータの性能評価を行う性能評価手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記画像生成手段は、前記対象撮像装置および前記基準撮像装置の各輝度プロファイルと前記第1画像および前記第2画像とを用いて、前記第1拡張画像と前記第2拡張画像を生成し、
前記補正パラメータ生成手段は、前記第1拡張画像および前記第2拡張画像を用いて前記第1補正パラメータを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記画像生成手段は、予め準備された生成パラメータのうち、前記対象撮像装置および前記基準撮像装置の撮影環境に応じた生成パラメータを用いて、前記対象撮像装置および前記基準撮像装置の各輝度プロファイルを生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記対象撮像装置および前記基準撮像装置の撮影環境に関する情報をユーザが入力することが可能な操作手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像生成手段は、前記対象撮像装置および前記基準撮像装置の撮影現場で前記カラーチャートを測定器が測定したときの値を用いて、前記対象撮像装置および前記基準撮像装置の各輝度プロファイルを生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記補正パラメータ生成手段は、前記第1拡張画像および前記第2拡張画像に加えて、前記第1画像および前記第2画像を用いて、前記第1補正パラメータを再生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記第1画像と前記第1拡張画像に関する画像情報とともに前記第1補正パラメータの性能評価を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記性能評価手段は、前記第1拡張画像と前記第2拡張画像に加えて、前記第1画像と前記第2画像を用いて前記第1補正パラメータの性能評価を行い、
前記第1画像と前記第1拡張画像に関する画像情報とともに前記第1補正パラメータの性能評価を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記補正パラメータ生成手段は、
前記第1画像と前記第2画像を用いて前記第1補正パラメータを生成する一方、
前記基準撮像装置の色と輝度を前記対象撮像装置の色と輝度に合わせるための第2補正パラメータを前記第1画像と前記第2画像とを用いて生成し、
前記画像生成手段は、
前記第1画像に前記第1補正パラメータを適用することで第1中間拡張画像を生成し、前記第1中間拡張画像をオフセット値で加減した画像に前記第1中間拡張画像を付加することで第2中間拡張画像を生成し、前記第2中間拡張画像に前記第2補正パラメータを適用することで前記第1拡張画像を生成する一方、
前記第2画像を前記オフセット値で加減した画像に前記第2画像を付加することで前記第2拡張画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記オフセット値をユーザが変更することが可能な操作手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、撮影現場において、複数台のカメラを用いた撮影が行われる場合、その撮影に先立ち、例えば、カラーマッチングソフトウェアによって、複数台のカメラ間での色合わせが行われる。その色合わせでは、撮影環境に配置されたカラーチャートの正面において、色合わせの基準となるカメラ(以下、「リファレンスカメラ」という)と、色合わせの対象となるカメラ(以下、「ターゲットカメラ」という)とが並べられる。そして、リファレンスカメラやターゲットカメラの撮影によって取得されたカラーチャートの各画像を基にして、ターゲットカメラの色と輝度をリファレンスカメラの色と輝度に合わせるための補正パラメータが生成される。さらに、このようにして生成された補正パラメータがターゲットカメラに適用されることによって、リファレンスカメラとターゲットカメラとの間での色合わせが行われる。
【0003】
このとき、リファレンスカメラとターゲットカメラの各撮影条件が同一にされると、補正パラメータの色合わせ性能が向上する。この点、例えば、特許文献1には、リファレンスカメラのカメラ設定情報がターゲットカメラに送信され、そのカメラ設定情報に基づいてターゲットカメラがカメラ設定を行ってから、カメラ間での色合せを行う技術が開示されている。特許文献1に開示の技術は、リファレンスカメラとターゲットカメラにおいて、カメラ設定を共通化することで、互いの撮影画像の特性を近づけることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-195760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示の技術は、例えば、照明環境やカメラ・レンズの特性などの影響によって、カラーチャートの撮影時に十分な明るさを確保することが難しい場合を想定していない。この場合、明るさが不足したカラーチャートの各撮影画像を基にして補正パラメータが生成されるため、カラーチャートのダイナミックレンジの外の色空間において、色曲がりなどの画質劣化が生じやすくなるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、カメラ間での色合わせで用いられる補正パラメータの妥当性をカラーチャートのダイナミックレンジの外でも確認することができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、対象撮像装置および基準撮像装置がカラーチャートを撮影することで得られた第1画像および第2画像が入力される入力手段と、前記第1画像と前記第2画像の明るさが拡張された第1拡張画像と第2拡張画像を生成する画像生成手段と、前記対象撮像装置の色と輝度を前記基準撮像装置の色と輝度に合わせるための第1補正パラメータを、前記第1画像および前記第2画像または前記第1拡張画像および前記第2拡張画像を用いて生成する補正パラメータ生成手段と、前記第1拡張画像と前記第2拡張画像を用いて前記第1補正パラメータの性能評価を行う性能評価手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カメラ間での色合わせで用いられる補正パラメータの妥当性をカラーチャートのダイナミックレンジの外でも確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態において、画像処理システムの構成例を示すブロック図である。
第1実施形態において、画像処理装置の画像処理部の構成例を示すブロック図である。
第1実施形態において、画像処理部の画像生成部で拡張画像が生成される際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
第1実施形態において、撮影情報に応じた生成パラメータの一例を示す図である。
第1実施形態において、輝度プロファイルのイメージの一例を示す図である。
第1実施形態において、カラーチャートに含まれる各パッチの抽出範囲の一例を示すイメージ図である。
第1実施形態において、拡張前の画像のRGB値の一例を示す図である。
第1実施形態において、拡張画像のRGB値の一例を示す図である。
(A)は、第1実施形態において、3次元関数による近似式の入力値と出力値の一例を示す図であり、(B)は、第1実施形態において、3Dルックアップテーブル形式の補正パラメータの一例を示す図である。
第1実施形態において、出力値のグレー階調の比較例を示すイメージ図である。
第1実施形態において、画像の階調値を度数でヒストグラム化した一例を示すイメージ図である。
第2実施形態において、画像処理装置の画像処理部の構成例を示すブロック図である。
第2実施形態において、画像処理部の画像生成部の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。図面間において、同一または対応する構成部材・構成部分には、同一の符号を付す。
(【0011】以降は省略されています)
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