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公開番号
2024157963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072668
出願日
2023-04-26
発明の名称
撮像装置及びその制御方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G16H
40/40 20180101AFI20241031BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】 ユーザ(医師等)が格別な操作をせずとも診療科に応じたバッテリー使用状態を把握できるようにする。
【解決手段】 バッテリーを収納し、診察対象の患者の患部を撮像するための撮像手段を有する撮像装置であって、前記バッテリーが持つ電力状態を管理する管理手段と、診療科に関する情報を取得する手段と、取得した診療科に関する情報に基づいて電力使用可能状態を判断する判断手段と、前記判断手段の判断の結果に基づいて電力使用可能状態を報知する報知手段とを有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリーと、診察対象の患者の患部を撮像するための撮像手段とを有する撮像装置であって、
前記バッテリーが持つ電力状態を管理する管理手段と、
診療科に関する情報を取得する手段と、
取得した診療科に関する情報に基づいて電力使用可能状態を判断する判断手段と、
前記判断手段の判断の結果に基づいて電力使用可能状態を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記判断手段は、
前記撮像手段が属する前記診療科に関する情報が第一の診療科に関する情報である場合には、患者情報の登録から消去までの残量変化に従って前記電力使用可能状態を判断し、
前記撮像手段が属する前記診療科に関する情報が第二の診療科に関する情報である場合には、所定の時間内の平均撮影枚数によって前記電力使用可能状態を判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記報知手段は、
前記撮像手段が属する診療科が前記第一の診療科である場合には、第一の医療情報を取得するタイミングで、前記電力使用可能状態を報知し、
前記撮像手段が属する診療科が前記第二の診療科である場合には、前記第二の医療情報を取得するタイミングで、前記電力使用可能状態を報知する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記判断手段は、前記取得した診療科に関する情報と、前記第一の医療情報に紐づけて取得した情報に基づいて前記電力使用可能状態を判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記報知手段は、
前記取得した診療科に関する情報に基づいて判断した場合に、第一の表示で電力使用可能状態を報知し、
前記取得した診療科に関する情報と、電子カルテから取得した患者情報に基づいて判断した場合に、第二の表示で電力使用可能状態を報知する
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
外部と通信するための通信手段を有し、
前記判断手段は、前記通信手段を介して医療システムにおける撮像装置を管理するデータベースをアクセスして、前記撮像装置が置かれている前記診療科を特定する手段を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記判断手段は、前記バッテリーの残量と、電力が十分にあるか否かを判定するための閾値とを比較することで、電力使用可能状態を判断し、
前記閾値は、歯科の方が、歯科以外の診療科よりも大きい値を持つ
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記報知手段は、撮像装置が持つ表示部に、前記電力使用可能状態を表すメッセージを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
バッテリーを収納し、診察対象の患者の患部を撮像するための撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
前記バッテリーが持つ電力状態を管理する管理工程と、
診療科に関する情報を取得する工程と、
取得した診療科に関する情報に基づいて電力使用可能状態を判断する判断工程と、
前記判断工程の判断の結果に基づいて電力使用可能状態を報知する報知工程と、
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項10】
コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項9に記載の方法が有する各工程を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に医療機関で利用する撮像装置及びその制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
医療分野において、患者の患部の画像を撮像して、経過を記録したり、診断を支援したりする撮像装置や撮像システムがある。撮像装置で患者の患部を撮影し、ネットワークを介して病院内の情報処理装置に送信し、患部画像を治療記録や診療記録として残すことが行われている。患部画像は医療情報として管理される。このため、患者との紐づけを可能にする患者情報、患部写真を撮影した医師や看護師等の撮影者情報を含む医療情報を、撮像装置に登録した上で患部の撮影を実施する。
【0003】
撮像装置は一般的にはバッテリーによって駆動されるが、バッテリーが切れると撮像装置に設定された前述の医療情報も全てクリアされる。したがって、ユーザ(医師等の医療関係者)は、バッテリー交換のみならず、設定された情報の再登録からやり直しとなり、忙しい診療時間中に時間のロスが発生してしまう。このため、診療状況に応じて適切な段階でバッテリーの使用可能状況をユーザ(撮影者)に伝える必要がある。
【0004】
特許文献1には、X線検査装置において、バッテリー残量と撮影枚数とに基づいて待機可能時間を算出し、撮影枚数と待機可能時間を表示することで撮影の合間の待機時間の余裕を報知する技術を開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-70879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、撮影枚数の情報を撮影メニューで指定する、もしくは指定されない場合には、初期値や0を設定することを前提として待機可能時間と撮影枚数を表示するものであり、予め撮影メニューで撮影枚数を指定することが前提となっている。
【0007】
本発明は、ユーザ(医師等)が格別な操作をせずとも診療科に応じたバッテリー使用状態を把握できる技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を解決するため、例えば本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、
バッテリーと、診察対象の患者の患部を撮像するための撮像手段とを有する撮像装置であって、
前記バッテリーが持つ電力状態を管理する管理手段と、
診療科に関する情報を取得する手段と、
取得した診療科に関する情報に基づいて電力使用可能状態を判断する判断手段と、
前記判断手段の判断の結果に基づいて電力使用可能状態を報知する報知手段とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザ(医師)が格別な操作をせずとも診療科に応じたバッテリー使用状態を把握できるようになる。したがって、ユーザからすれば、撮影状況に応じて撮影機会損失や時間ロスの低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態による撮像装置を使った病院内のネットワークシステムの構成を示す図。
実施形態にかかわる撮像装置のハードウェア構成図。
実施形態にかかわる情報処理装置のハードウェア構成図。
実施形態にかかわる画像情報テーブルの例を示す図。
実施形態にかかわる患者情報テーブルの例を示す図。
実施形態にかかわる診断情報テーブルの例を示す図。
第1の実施形態による患部画像撮影の基本動作を示すフローチャート。
本実施形態による医療情報設定処理を示すフローチャート。
本実施形態による撮像装置画面への表示例を示す図。
第1の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第1の実施形態によるバッテリー使用量算出処理を示すフローチャート。
第1の実施形態によるバッテリー使用量算出処理を示すフローチャート。
第2の実施形態による患部画像撮影の基本動作を示すフローチャート。
第2の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第2の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第3の実施形態による患部画像撮影の基本動作を示すフローチャート。
第3の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第3の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第3の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第4の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第4の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
第4の実施形態によるバッテリー使用可能状況判定と表示処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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