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公開番号
2024157897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072550
出願日
2023-04-26
発明の名称
管理装置及び管理方法
出願人
新東工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01J
5/48 20220101AFI20241031BHJP(測定;試験)
要約
【課題】配管の内部に堆積物が存在しているか否かを管理するための管理装置及び管理方法を実現する。
【解決手段】管理装置(1)は、プロセッサ(11)を備えている。プロセッサ(11)は、赤外線カメラを備える無人飛行装置(2)から配管が被写体として含まれる熱画像を取得する取得処理と、前記配管の区間毎の温度情報を、前記取得処理において取得した熱画像を参照して特定する特定処理と、前記特定処理において特定した前記温度情報の履歴を示す履歴情報を、前記配管の区間毎に生成する生成処理と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
赤外線カメラを備える無人飛行装置から配管が被写体として含まれる熱画像を取得する取得処理と、
前記配管の区間毎の温度情報を、前記取得処理において取得した熱画像を参照して特定する特定処理と、
前記特定処理において特定した前記温度情報の履歴を示す履歴情報を、前記配管の区間毎に生成する生成処理と、を実行する少なくとも1つのプロセッサを備えている、
ことを特徴とする管理装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記生成処理において、前記プロセッサは、前記履歴情報を、前記配管の区間の各々に対応する位置情報を関連付けて記録する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記生成処理において生成した、各区間に対応する履歴情報に基づいて、該区間に堆積物が存在しているか否かを推定する推定処理をさらに実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項4】
前記特定処理において、前記プロセッサは、前記配管の各区間を複数の領域に分割し、
前記複数の領域の各々の温度情報を、前記取得処理において取得した熱画像を参照して特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項5】
前記取得処理において、前記プロセッサは、可視光カメラをさらに備える無人飛行装置から当該可視光カメラで撮像した可視光画像を取得し、前記熱画像及び前記可視光画像を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記配管に沿って飛行するように指示する信号を前記無人飛行装置に送信し、当該無人飛行装置の飛行を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記配管のメインテナンスを促すために、前記履歴情報を含む検査結果を前記配管のユーザが管理する端末に表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
【請求項8】
少なくとも1つのプロセッサが、赤外線カメラを備える無人飛行装置から配管が被写体として含まれる熱画像を取得する取得処理と、
前記プロセッサが、前記配管の区間毎の温度情報を、前記取得処理において取得した熱画像を参照して特定する特定処理と、
前記プロセッサが、前記特定処理において特定した前記温度情報の履歴を示す履歴情報を生成する生成処理と、を含んでいる、
ことを特徴とする管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工場等の施設において、配管を管理するための管理装置及び管理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
工場等の施設において、配管の内部に堆積物(例えば、ダスト)が存在している場合、火災、粉塵爆発等の重大な事故に繋がる危険性がある。そのため、配管の内部に堆積物が存在しているか否かを検査することは非常に重要である。配管の内部に堆積物が存在しているか否かを検査する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の技術では、ユーザが赤外線カメラで配管を撮像した撮像画像から当該配管の温度分布を色相の違いで示した熱画像を取得し、周囲と異なる色相の部分がある場合は、その部分に堆積物が存在していると判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-86489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような技術は、ユーザによって撮像された撮像画像に含まれている配管の内部に堆積物が存在しているか否かを判定するため、局所的な配管の検査には適しているが、工場等施設内の配管全体を網羅的に点検する場合には、かなりの手間であるため適していない。また、熱画像の色相の違いに基づいて判定をしているため、堆積物が少なく、周囲との温度差が小さい場合には、判定が困難である。
【0005】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、工場等施設内の配管全体を網羅的に点検し、かつ、より精度高く堆積物の存在している位置を特定する管理装置を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管理装置は、取得処理と、特定処理と、生成処理とを実行するプロセッサを備えている。また、本発明の一態様に係る管理方法は、取得処理と、特定処理と、生成処理とを含んでいる。ここで、取得処理は、プロセッサが赤外線カメラを備える無人飛行装置から配管が被写体として含まれる熱画像を取得する処理である。特定処理は、前記配管の区間毎の温度情報を、前記取得処理において取得した熱画像を参照して特定する処理である。生成処理は、前記特定処理において特定した前記温度情報の履歴を示す履歴情報を、前記配管の区間毎に生成する処理である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、堆積物が存在している配管を特定し、且つ、その配管の位置情報をユーザに通知する管理装置及び管理方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る管理システムの構成を示す模式図である。
図1に示す管理システムに含まれる管理装置の構成を示すブロック図である。
図2に示す管理装置が実施する管理方法の流れを示すフローチャートである。
管理装置に表示される表示画像の一例を示す図である。
図1に示す管理システムの使用例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について図1~図5を参照して説明する。
【0010】
本明細書において、「配管」とは、その内部を流れる流体を運ぶものであり、例えば、鉄鋼プラント等の建物内で空調、換気、排煙等の目的で設備される。また、「熱画像」とは、温度範囲の上限値及び下限値を設定し、その温度範囲内で被写体の温度分布を色で示した画像である。また、「温度情報」とは、熱画像から取得する配管の表面温度である。
(【0011】以降は省略されています)
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