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公開番号
2024157751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072295
出願日
2023-04-26
発明の名称
中継プログラム、中継装置、及び、中継方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
G06F
21/57 20130101AFI20241031BHJP(計算;計数)
要約
【課題】デバイスに提供されるデータを確認するための処理負荷を軽減する。
【解決手段】中継プログラム31Bは、受信処理と、照合処理と、判定処理と、送信処理とを実行するよう構成されている。受信処理は、外部デバイス4への提供データに対応して固有に設けられた固有情報を、サーバ2から受信する。照合処理では、固有情報に対応する照合情報が記憶部に保存されている場合には当該照合処理に成功したとされ、そうでない場合には当該照合処理に失敗したとされる。判定処理は、照合処理に失敗した場合に、固有情報に対応する提供データが正常か否かを判定し、照合処理に成功した場合には、該判定を行わない。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバ及び外部デバイスと通信を行うよう構成された通信部と、
制御部と、
を備える中継装置の前記制御部が実行可能な中継プログラムであって、
前記制御部に、
前記通信部により、前記外部デバイスへの提供データに対応して固有に設けられた固有情報を、前記サーバから受信する受信処理と、
前記固有情報に基づく照合処理と、
前記提供データが正常か否かを判定する判定処理と、
前記照合処理に基づいて、前記通信部により、前記提供データに関する指示を前記外部デバイスに送信する送信処理と、
を実行させるよう構成されており、
前記照合処理では、前記固有情報に対応する照合情報が記憶部に保存されている場合には当該照合処理に成功したとされ、該照合情報が前記記憶部に保存されていない場合には当該照合処理に失敗したとされ、
前記判定処理は、前記照合処理に失敗した場合に、該照合処理の対象となった前記固有情報に対応する前記提供データが正常か否かを判定し、該照合処理に成功した場合には、該提供データの判定を行わない、
中継プログラム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された中継プログラムにおいて、
前記制御部に、前記照合処理に失敗した場合に、該照合処理の対象となった前記固有情報に対応する前記照合情報を前記記憶部に保存する照合情報保存処理を、
さらに実行させるよう構成されている中継プログラム。
【請求項3】
請求項2に記載された中継プログラムにおいて、
前記固有情報は、当該固有情報に対応する前記提供データから生成されたハッシュ値であり、
前記固有情報に対応する前記照合情報とは、前記固有情報に含まれる前記ハッシュ値と同一の前記ハッシュ値である
中継プログラム。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載された中継プログラムにおいて、
前記記憶部は、前記中継装置に設けられている
中継プログラム。
【請求項5】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載された中継プログラムにおいて、
前記記憶部は、前記通信部を介して前記中継装置と通信可能な外部装置に設けられている
中継プログラム。
【請求項6】
請求項2又は請求項3に記載された中継プログラムにおいて、
前記制御部に、前記判定処理にて前記提供データが正常と判定されると、該提供データに関する付加情報を前記記憶部に保存する付加情報保存処理を、さらに実行させるよう構成されており、
前記照合処理では、前記固有情報に対応する前記照合情報が前記記憶部に保存されている場合において、該固有情報に対応する前記提供データに関する前記付加情報が前記記憶部に保存されているか否かを判定する付加判定を行い、前記付加判定にて肯定判定が得られた場合には、当該照合処理に成功したとされる
中継プログラム。
【請求項7】
請求項6に記載された中継プログラムにおいて、
前記照合処理では、前記付加判定で否定判定が得られた場合には、予め定められた待機時間の経過後に再び前記付加判定を行い、該付加判定で肯定判定が得られた場合には、当該照合処理に成功したとされる
中継プログラム。
【請求項8】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載された中継プログラムにおいて、
前記送信処理は、前記照合処理に失敗した場合には、前記判定処理により前記提供データが正常と判定されると、前記外部デバイスに対し、該外部デバイスのプログラムを該提供データにより更新する指示を送信すると共に、前記照合処理に成功した場合には、前記外部デバイスに対し、該外部デバイスのプログラムを、前記提供データにより更新する指示を送信するよう構成されている
中継プログラム。
【請求項9】
請求項8に記載された中継プログラムにおいて、
前記制御部に、
プログラムの更新が進行中である前記外部デバイスである更新中デバイスを特定する特定処理と、
前記照合処理に失敗した場合に、該照合処理の対象となった前記固有情報に対応する前記照合情報を前記記憶部に保存する照合情報保存処理と、
前記記憶部に保存されている前記照合情報のうち、前記記憶部に保存されてから予め定められた保存時間が経過した前記照合情報であって、前記更新中デバイスでの更新に用いられている前記提供データとは異なる前記提供データに対応する前記照合情報を削除する削除処理と、
をさらに実行させるよう構成されている中継プログラム。
【請求項10】
サーバ及び外部デバイスと通信を行うよう構成された通信部と、
制御部と、
を備える中継装置であって、
前記制御部は、
前記通信部により、前記外部デバイスへの提供データに対応して固有に設けられた固有情報を、前記サーバから受信する受信処理と、
前記固有情報に基づく照合処理と、
前記提供データが正常か否かを判定する判定処理と、
前記照合処理に基づいて、前記通信部により、前記提供データに関する指示を前記外部デバイスに送信する送信処理と、
を実行するよう構成されており、
前記照合処理では、前記固有情報に対応する照合情報が記憶部に保存されている場合には当該照合処理に成功したとされ、該照合情報が前記記憶部に保存されていない場合には当該照合処理に失敗したとされ、
前記判定処理は、前記照合処理に失敗した場合に、該照合処理の対象となった前記固有情報に対応する前記提供データが正常か否かを判定し、該照合処理に成功した場合には、該提供データの判定を行わない、
中継装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サーバと外部デバイスとの間の通信を中継するための中継プログラム等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ハッシュ値を用いて、サーバから提供されるデータの異常を検出する技術が知られている。特許文献1に開示された技術では、サーバからモバイル端末に対し、暗号化されたコンテンツリストと、暗号化前のコンテンツリストから生成されたハッシュ値とを含むデータを配信する。そして、モバイル端末は、コンテンツリストを復号すると共に、復号されたコンテンツリストからハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値と、配信データに含まれるハッシュ値とを比較することで、コンテンツリストが改ざんされたかどうかを検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-5613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、画像形成装置等の外部デバイスを一元管理するデバイス管理システムにおいて、サーバから複数の外部デバイスに対し同一のデータのダウンロードなどを指示する場合が想定される。このような場合に、各外部デバイスにダウンロードするデータを逐一確認するとなると、処理負荷が増大する恐れがある。
【0005】
本開示は、デバイスに提供されるデータを確認するための処理負荷を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、サーバ及び外部デバイスと通信を行うよう構成された通信部と、制御部と、を備える中継装置の制御部が実行可能な中継プログラムであって、制御部に、受信処理と、照合処理と、判定処理と、送信処理と、を実行させるよう構成されている。受信処理は、通信部により、外部デバイスへの提供データに対応して固有に設けられた固有情報を、サーバから受信する。照合処理は、固有情報に基づく処理である。判定処理は、提供データが正常か否かを判定する。送信処理は、照合処理に基づいて、通信部により、提供データに関する指示を外部デバイスに送信する。照合処理では、固有情報に対応する照合情報が記憶部に保存されている場合には当該照合処理に成功したとされ、該照合情報が記憶部に保存されていない場合には当該照合処理に失敗したとされる。判定処理は、照合処理に失敗した場合に、該照合処理の対象となった固有情報に対応する提供データが正常か否かを判定し、該照合処理に成功した場合には、該提供データの判定を行わない。
【0007】
上記構成によれば、外部デバイスへの提供データの固有情報に基づく照合処理に成功した場合には、該提供データの判定処理が行われるのを回避できる。このため、デバイスに提供されるデータを確認するための処理負荷を軽減できる。
【0008】
また、本開示の別の態様は、上記中継プログラムにより動作するコンピュータに相当する中継装置や、上記中継プログラムにより実現される制御方法である。このような態様によれば、デバイスに提供されるデータを確認するための処理負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
管理システムの構成を示すブロック図である。
外部デバイスの構成を示すブロック図である。
中継装置の構成を示すブロック図である。
ファイルDBの構成を示す表である。
デバイスDBの構成を示す表である。
更新中継処理のフローチャートである。
削除処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
(【0011】以降は省略されています)
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