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公開番号
2024157624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072069
出願日
2023-04-26
発明の名称
自動倉庫システム
出願人
村田機械株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/137 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】異常時において消費電力を制限するための搬送装置の稼働状態を柔軟に切り替えることが可能となる、自動倉庫システムを提供する。
【解決手段】自動倉庫システム1は、複数の自動倉庫2を有する自動倉庫群と、自動倉庫群を管理するコントローラ82と、コントローラ82に接続された表示装置80とを備える。コントローラ82は、自動倉庫群を複数のブロックに区分けしたブロック区分を記憶する第一記憶部83と、複数のブロックのそれぞれにおいて稼働時の消費電力を取得する状態取得部82Aと、状態取得部82Aによって取得された消費電力を複数のブロックごとに表示する選択支援画面90を表示装置80に表示させる表示制御部82Bと、複数のブロックごとに、そのブロックに所属する搬送装置における稼働の有無の選択を選択支援画面90を介して受け付ける第一選択部82Cと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の自動倉庫を有する自動倉庫群と、前記自動倉庫群を管理するコントローラと、前記コントローラに接続された表示装置と、を備えた自動倉庫システムであって、
前記コントローラは、
前記自動倉庫群を複数のブロックに区分けしたブロック区分を記憶する第一記憶部と、
前記複数のブロックのそれぞれにおける稼働時の消費電力を取得する状態取得部と、
前記状態取得部によって取得された前記消費電力を前記複数のブロックごとに表示する選択支援画面を前記表示装置に表示させる表示制御部と、
前記複数のブロックごとに、そのブロックに所属する搬送装置における稼働の有無の選択を受け付ける第一選択部と、を備える、自動倉庫システム。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
物品の出庫要求を受け付けて記憶する第二記憶部と、
前記第二記憶部に記憶されている前記出庫要求の中から、前記選択部によって稼働することが選択された前記ブロック内に保管されている前記物品の前記出庫要求を抽出する抽出部と、
前記抽出部によって抽出された前記出庫要求に基づいて前記搬送装置を制御する搬送制御部と、を更に備える、請求項1記載の自動倉庫システム。
【請求項3】
前記状態取得部は、前記第二記憶部に記憶された前記出庫要求に基づいて、前記出庫要求の残り状況を示す残処理情報を取得し、
前記表示制御部は、前記状態取得部によって取得された前記残処理情報を前記ブロックごとに表示させる、請求項2記載の自動倉庫システム。
【請求項4】
前記第二記憶部では、物品の種類ごとに優先ランクが関連付けて記憶されており、
前記状態取得部は、前記第二記憶部に記憶された前記出庫要求に基づいて、前記優先ランクごとに前記出庫要求の数を集計した集計情報を取得し、
前記表示制御部は、前記状態取得部によって取得された前記集計情報を前記ブロックごとに表示させる、請求項2記載の自動倉庫システム。
【請求項5】
前記第一記憶部に記憶させる前記ブロック区分の設定をブロック設定画面を介して受け付ける設定部を更に備え、
前記表示制御部は、前記ブロック設定画面を前記表示装置に表示させる、請求項1又は2記載の自動倉庫システム。
【請求項6】
前記複数の自動倉庫のそれぞれに配備される前記搬送装置の選択を搬送装置選択画面を介して受け付ける第二選択部を更に備え、
前記表示制御部は、搬送装置選択画面を前記表示装置に表示させると共に、選択された前記搬送装置の消費電力の和を前記表示装置に表示させる、請求項1又は2記載の自動倉庫システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、自動倉庫システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
物品を収容するラックと、ラックに対して物品を出し入れ可能に構成された移載装置と、移載装置又はラックとの間で物品をやりとりし、自動倉庫に対して物品を入出庫する入出庫装置と、を備える、自動倉庫が知られている。このような自動倉庫では、停電時には自動倉庫の稼働が完全に停止してしまうため、自動倉庫に対して非常用の電力を供給する自家発電設備が設置される場合がある。しかしながら、自家発電設備の規模が小さい場合には、自動倉庫を構成する移載装置及び入出庫装置等の搬送装置を、通常時のように稼働させることは難しい。
【0003】
このような課題を解決するための自動倉庫が特許文献1として開示されている。特許文献1の自動倉庫システムでは、異常時には、ラックから自動倉庫の出荷口まで、同じタイミングで搬送させる物品の数を制限することによって、消費電力を抑えながら自動倉庫から自動的に物品を出庫させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-63029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の自動倉庫システムでは、物品の出荷が完全に自動で行われるので、例えば、優先的に出荷させたい物品が保管された所定のブロックに合わせて稼働を継続する搬送装置を選択したり、異常時に利用できる電力量に合わせて稼働を継続する搬送装置を選択したいといった、管理者の意向を反映させることができない。
【0006】
そこで、本発明の一側面の目的は、異常時において消費電力を制限するための搬送装置の稼働状態を柔軟に切り替えることが可能となる、自動倉庫システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る自動倉庫システムは、複数の自動倉庫を有する自動倉庫群と、自動倉庫群を管理するコントローラと、コントローラに接続された表示装置と、を備えた自動倉庫システムであって、コントローラは、自動倉庫群を複数のブロックに区分けしたブロック区分を記憶する第一記憶部と、複数のブロックのそれぞれにおいて稼働時の消費電力を取得する状態取得部と、状態取得部によって取得された消費電力を複数のブロックごとに表示する選択支援画面を表示装置に表示させる表示制御部と、複数のブロックごとに、そのブロックに所属する搬送装置における稼働の有無の選択を受け付ける第一選択部と、を備える。
【0008】
この構成の自動倉庫システムは、複数のブロックのそれぞれにおける消費電力を取得し、取得した消費電力を複数のブロックごとに表示する選択支援画面を表示装置に表示させている。これにより、管理者は、選択支援画面に表示されたブロックごとの消費電力を見ながら、例えば、優先的に出荷させたい物品が保管された所定のブロックに合わせて稼働を継続する搬送装置を選択したり、異常時に利用できる電力量に合わせて稼働を継続する搬送装置を選択したりすることができるようになる。すなわち、異常時において消費電力を制限するための搬送装置の稼働状態を柔軟に切り替えることが可能となる。
【0009】
本発明の一側面に係る自動倉庫システムのコントローラは、物品の出庫要求を受け付けて記憶する第二記憶部と、第二記憶部に記憶されている出庫要求の中から、選択部によって稼働することが選択されたブロック内に保管されている物品の出庫要求を抽出する抽出部と、抽出部によって抽出された出庫要求に基づいて搬送装置を制御する搬送制御部と、を更に備えてもよい。この構成では、第一選択部を介して稼働を停止していないブロックに含まれる物品が自動的に抽出され、抽出された物品についてのみ出庫が行われるので、自動倉庫システムの稼働を継続することができる。
【0010】
本発明の一側面に係る自動倉庫システムでは、状態取得部は、第二記憶部に記憶された出庫要求に基づいて、出庫要求の残り状況を示す残処理情報を取得し、表示制御部は、状態取得部によって取得された残処理情報をブロックごとに表示させてもよい。この構成では、稼働を停止する搬送装置の選択をするにあたり有用な情報が選択支援画面に表示される。これを見た管理者は、柔軟かつ適切に、稼働を停止するブロックを選択することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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