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公開番号2024157484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071898
出願日2023-04-25
発明の名称画像記録装置及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20241030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 省電力中においても簡易な構成で計時をすること。
【解決手段】 画像記録装置は、画像記録を実施する通常モードと省電力モードと、記録媒体に画像を記録するために動作する駆動手段と、駆動手段を制御するための第1周期を生成する駆動周期生成手段を備える。省電力モードの時、駆動周期生成手段は、第1周期とは異なる第2周期を生成し、第2周期に基づいて計時をするように構成される。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に画像を記録するための駆動手段と、
前記駆動手段を制御するための第1周期を生成する制御周期生成手段と、を備え、
画像を記録する通常モードと、前記通常モードより消費電力が低い省電力モードが設定可能な画像記録装置であって、
前記省電力モードの時、前記制御周期生成手段は、前記第1周期とは異なる第2周期を生成し、前記第2周期に基づいて計時をすることを特徴とする画像記録装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
画像記録装置の制御を行う制御部を備え、
前記制御部は前記通常モードの時、計時することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記省電力モードの時、前記制御部に供給される電力が制限され、計時が停止することを特徴とする請求項2記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記制御部はASICであることを特徴とする請求項3記載の画像記録装置。
【請求項5】
前記駆動手段は、記録媒体を搬送するための搬送モータ、または画像を記録するヘッドを移動するためのキャリッジモータを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記第2周期は、前記第1周期よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項7】
時刻情報を取得する取得手段を有し、前記取得手段から取得した時刻情報に基づき、前記第2周期に基づいて計時した経過時間を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項8】
前記時刻情報は、前記通常モードから前記省電力モードに移行する時刻、または前記省電力モードにおいて特定の期間が経過した時の時刻を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
【請求項9】
前記取得手段は前記通常モードにおいて時刻情報を取得し、その後、前記通常モードから前記省電力モードに移行することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
【請求項10】
画像を記録するヘッドと、前記ヘッドの機能を回復する回復手段と、を有し、前記第2周期に基づいて計時した経過時間に基づき、前記回復手段を作動することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録紙に記録を行う画像記録装置に関し、特に省電力モード中に計時する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヘッドからインクを吐出させるインクジェット方式の記録装置において、インクを吐出しない期間が長くなった場合、ヘッドのノズルが目詰まりを起こしてしまうことがある。そこで、インク吐出による記録動作が行われない省電力モードが長く続く場合、経過時間に応じて、例えばインクを強制的に吐出させる回復処理を実行することが好ましい。そこで、省電力モード中の計時手段として、ASICの内部に備えられたタイマを用いて計時する構成が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-18238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
省電力モード中において、より一層の省電力効果を得るために、更なる機能への電力供給が抑制されることが想定される。例えば、ASICへの電力供給が抑制された場合、省電力モード中の計時をすることが困難になる可能性がある。
【0005】
ここでASICとは別で、省電力モード中に計時するためにRTC(リアルタイムクロック)などの計時手段を設けることも考えられるが、コストアップや装置の複雑化につながってしまうため好ましくない。
【0006】
本発明は、簡易な構成で、省電力効果を損なわずに計時することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明にかかる画像記録装置は、記録媒体に画像を記録するための駆動手段と、駆動手段を制御するための第1周期を生成する制御周期生成手段と、を備え、画像を記録する通常モードと通常モードより消費電力が低い省電力モードが設定可能な画像記録装置であって、省電力モードの時、制御周期生成手段が、第1周期とは異なる第2周期を生成し、第2周期に基づいて計時をすることを特徴とする。
【0008】
本発明にかかる画像記録装置の制御方法は、記録媒体に画像を記録するための駆動工程と、駆動手段を制御するための第1周期を生成する制御周期生成工程と、画像を記録する通常モードより消費電力が低い省電力モードの時、第1周期とは異なる第2周期を生成し、第2周期に基づいて計時をする工程を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡易な構成で省電力効果を損なわずに計時することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態における画像記録装置の外観斜視図である。
第1の実施形態における画像記録装置の内部構成を示す斜視図である。
第1の実施形態における画像記録装置のブロック図である。
第1の実施形態におけるモータ制御回路の詳細ブロック図である。
第1の実施形態における画像記録装置の動作フローを説明する図である。
第2の実施形態における画像記録装置の動作フローを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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