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公開番号2024156939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024131649,2020159193
出願日2024-08-08,2020-09-24
発明の名称電子機器、判断方法およびプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約【課題】容易に右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断できる。
【解決手段】電子機器100は、ユーザーの手首に装着される電子機器100であって、第1の脈拍センサー(脈拍センサーA17)と、装着時における腕から手先の方向において第1の脈拍センサーとは異なる位置に設けられる第2の脈拍センサー(脈拍センサーB18)と、所定の脈動を第1の脈拍センサーが検知するタイミングと第2の脈拍センサーが検知するタイミングとの差異に基づいて、電子機器100が右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する判断部(CPU11)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーの手首に装着される電子機器であって、
第1の脈拍センサーと、
装着時における腕から手先の方向において前記第1の脈拍センサーとは異なる位置に設けられる第2の脈拍センサーと、
所定の脈動を前記第1の脈拍センサーが検知するタイミングと前記第2の脈拍センサーが検知するタイミングとの差異に基づいて、前記電子機器が右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する判断部と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記第1の脈拍センサーが1回目の脈動を検知してから前記第2の脈拍センサーが1回目の脈動を検知するまでの第1の時間と、前記第2の脈拍センサーが前記1回目の脈動を検知してから前記第1の脈拍センサーが2回目の脈動を検知するまでの第2の時間と、に基づいて、前記電子機器が右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1の脈拍センサーは、前記電子機器の左手首への装着時において前記第2の脈拍センサーよりも前記腕から手先の方向における腕側に偏って配置されるよう設けられており、
前記判断部は、前記第1の時間が前記第2の時間よりも短い場合に前記電子機器が左手首に装着されていると判断する一方で、前記第1の時間が前記第2の時間よりも長い場合には前記電子機器が右手首に装着されていると判断する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記判断部による判断結果に応じて、操作部に割り当てられる機能を切り替える切替制御部、
を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記判断部による判断結果に応じて、表示部に表示するメニューの並びを入れ替える表示制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記判断部による判断結果に応じて、表示部に表示する画面の向きを変える表示制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項7】
第1の脈拍センサーと、装着時における腕から手先の方向において前記第1の脈拍センサーとは異なる位置に設けられる第2の脈拍センサーと、を備え、ユーザーの手首に装着される電子機器のコンピューターを、
所定の脈動を前記第1の脈拍センサーが検知するタイミングと前記第2の脈拍センサーが検知するタイミングとの差異に基づいて、前記電子機器が右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する判断部、
として機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、腕時計や、ウエラブルデバイスなどの手首につけて使用するデバイスは、右利きの人が多いため、左手首につけて操作することを前提にして操作体系が決められていることが多い。そのため、左手首につけることを前提にしたデバイスを、右手首につけた場合は操作しづらいという問題があった。
【0003】
上記のような問題を解決するために、ボタンやメニューを操作して、右手首のモードと左手首のモードとを切り替える操作を行う方法がある。
これに関して、特許文献1には、右手首装着モードと左手首装着モードとをユーザーに選択させて、各ボタンに割り当てられる機能を切り替える技術が記載されている。
また、特許文献2には、右手首装着モードと左手首装着モードとをユーザーに選択させて、画面の左右を入れ換える技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭62-155391号公報
特開2002-148375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなユーザーがボタンやメニューを操作して、右手首のモードと左手首のモードを切り替える操作を行う方法には、操作が面倒で忘れる、またはメニュー操作が複雑だと覚えられないという問題がある。
また、自動で右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する方法として、デバイスに角度センサーを搭載して角度を使用して判断する方法では、手は常に動いているため判断が難しいという問題がある。また、デバイスに搭載したカメラを利用した顔認証等で判断する方法では、カメラに顔が映らないと判断ができないという問題がある。
【0006】
本発明は、容易に右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する電子機器およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、
ユーザーの手首に装着される電子機器であって、
第1の脈拍センサーと、
装着時における腕から手先の方向において前記第1の脈拍センサーとは異なる位置に設けられる第2の脈拍センサーと、
所定の脈動を前記第1の脈拍センサーが検知するタイミングと前記第2の脈拍センサーが検知するタイミングとの差異に基づいて、前記電子機器が右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断する判断部と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、容易に右手首に装着されているか左手首に装着されているかを判断できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子機器の正面を示す外観図に脈拍センサーの位置を表した図である。
電子機器の全体構成を表すブロック図である。
脈拍センサーの原理を表す図である。
2つの脈拍センサーで脈動を検出する例を示す図である。
左手首に電子機器を装着した場合に脈拍センサーで脈動を検出する例を示す図である。
右手首に電子機器を装着した場合に脈拍センサーで脈動を検出する例を示す図である。
電子機器が実行する判断処理の流れを示すフローチャートである。
左手首に電子機器を装着した場合に縦表示を行う例を示す図である。
右手首に電子機器を装着した場合に縦表示を行う例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施形態や図面に記載されたものに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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