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公開番号2024156653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024099658,2023518857
出願日2024-06-20,2021-09-25
発明の名称ユーザインタフェースに関連付けられた没入感を調整及び/又は制御する方法
出願人アップル インコーポレイテッド,Apple Inc.
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザインタフェースに関連付けられた没入感を調整及び/又は制御するための改善された方法及びインタフェースを有する電子デバイスを提供する。
【解決手段】電子デバイスは、ユーザの視線に基づいてユーザインタフェースを強調表示する、及び/又は非強調表示する。電子デバイスは、異なるユーザインタフェースの没入感レベルを互いに独立して定義する。電子デバイスは、ユーザインタフェースに関連付けられた没入感レベルを(例えば、一時的に)低減した後に、以前に表示された没入感レベルでユーザインタフェースの表示を再開する。電子デバイスは、環境のオブジェクト、人々、及び/又は部分が、電子デバイスによって表示されたユーザインタフェースを通して見えるようにする。電子デバイスは、電子デバイスの特性及び/又は電子デバイスの物理的環境に基づいて、ユーザインタフェースに関連付けられた没入感レベルを低減する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
方法であって、
表示生成コンポーネント及びアイトラッキングデバイスと通信する電子デバイスにおいて、
前記表示生成コンポーネントを介して、
第1のアプリケーションに関連付けられた第1のユーザインタフェース、及び
前記第1のユーザインタフェースの少なくとも一部分を囲む第2のユーザインタフェース
を同時に表示することと、
前記第1のユーザインタフェース、及び前記第1のユーザインタフェースの少なくとも前記一部分を囲む前記第2のユーザインタフェースの前記部分を同時に表示している間、前記アイトラッキングデバイスを介して、ユーザの視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出することと、
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出したことに応答して、
1つ以上の基準が満たされたという判定に従って、前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示することと、
を含む、方法。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記1つ以上の基準が、前記第1のアプリケーションが第1のタイプのアプリケーションであるときに満たされ、前記第1のアプリケーションが前記第1のタイプとは異なる第2のタイプのアプリケーションであるときに満たされない基準を含み、前記方法が、
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出したことに応答して、
前記1つ以上の基準が満たされていないという判定に従って、前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示することを控えること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出した後に、及び前記第2のユーザインタフェースを前記第1のユーザインタフェースに対して非強調表示されたものとして表示している間、前記アイトラッキングデバイスを介して、前記ユーザの前記視線が前記第2のユーザインタフェースに向けられていることを検出することと、
前記ユーザの前記視線が前記第2のユーザインタフェースに向けられていることを検出したことに応答して、1つ以上の第2の基準が満たされたという判定に従って、前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを強調表示することと、
を更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の方法であって、
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出する前に、前記第1のユーザインタフェース及び前記第2のユーザインタフェースが、前記電子デバイスの物理的環境の少なくとも一部分の表現と同時に表示され、
前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示することが、前記第1のユーザインタフェースに対して前記電子デバイスの前記物理的環境の前記一部分の前記表現を非強調表示することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出する前に、前記第1のユーザインタフェース及び前記第2のユーザインタフェースが、前記電子デバイスの物理的環境内にない仮想オブジェクトと同時に表示され、
前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示することが、前記第1のユーザインタフェースに対して前記仮想オブジェクトを非強調表示すること、
を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出する前に、前記第1のユーザインタフェース及び前記第2のユーザインタフェースが、前記電子デバイスの物理的環境の少なくとも一部分の表現と、前記電子デバイスの前記物理的環境内にない仮想オブジェクトと、同時に表示され、
前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示することが、
前記第1のユーザインタフェースに対して前記電子デバイスの前記物理的環境の前記一部分の前記表現を非強調表示することと、
前記第1のユーザインタフェースに対して前記仮想オブジェクトを非強調表示することと、
を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のユーザインタフェースが、前記電子デバイスの物理的環境内にない仮想オブジェクトを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出する前に、前記第1のユーザインタフェースが、第1の没入感レベルで表示され、
前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示することが、前記第1の没入感レベルで前記第1のユーザインタフェースの表示を維持すること、
を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のユーザインタフェースが、前記第2のユーザインタフェース上にオーバーレイされて表示される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
1つ以上のプロセッサと、
メモリと、
1つ以上のプログラムと、を備える、電子デバイスであって、前記1つ以上のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成されており、前記1つ以上のプログラムは、
表示生成コンポーネントを介して、
第1のアプリケーションに関連付けられた第1のユーザインタフェース、及び
前記第1のユーザインタフェースの少なくとも一部分を囲む第2のユーザインタフェース
を同時に表示し、
前記第1のユーザインタフェース、及び前記第1のユーザインタフェースの少なくとも前記一部分を囲む前記第2のユーザインタフェースの前記部分を同時に表示している間、アイトラッキングデバイスを介して、ユーザの視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出し、
前記ユーザの前記視線が前記第1のユーザインタフェースに向けられていることを検出したことに応答して、
1つ以上の基準が満たされたという判定に従って、前記第1のユーザインタフェースに対して前記第2のユーザインタフェースを非強調表示する、命令を含む、電子デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2020年9月25日出願の米国特許仮出願第63/083,792号の利益を主張し、その出願の内容は、その全体があらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 3,300 文字)【技術分野】
【0002】
これは、一般に、表示生成コンポーネントと、表示生成コンポーネントを介して、仮想オブジェクトを含む三次元環境を提示する電子デバイスを含むがこれに限定されないグラフィカルユーザインタフェースを提示する1つ以上の入力デバイスと、を有するコンピュータシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
拡張現実のためのコンピュータシステムの開発は、近年顕著に進んでいる。例示的な拡張現実環境は、物理的世界を置換又は強化する少なくともいくつかの仮想要素を含む。コンピュータシステム及び他の電子コンピューティングデバイス用のカメラ、コントローラ、ジョイスティック、タッチ感知面、及びタッチスクリーンディスプレイなどの入力デバイスが、仮想/拡張現実環境と相互作用するために使用される。例示的な仮想要素は、デジタル画像、ビデオ、テキスト、アイコン、並びにボタン及びその他のグラフィックなどの制御要素を含む仮想オブジェクトを含む。
【0004】
しかし、少なくともいくつかの仮想要素を含む環境(例えばアプリケーション、拡張現実環境、複合現実環境、及び仮想現実環境)と相互作用する方法及びインタフェースは、煩雑で、非効率で、限定されたものである。例えば、仮想オブジェクトに関連付けられたアクションを実行するのに不十分なフィードバックしか提供しないシステム、拡張現実環境において所望の結果を達成するために一連の入力を必要とするシステム、及び仮想オブジェクトの操作が複雑で、エラーを起こしやすいシステムは、ユーザに対して大きな認知負担を引き起こしし、仮想/拡張現実環境での体験を損なう。加えて、それらの方法は必要以上に時間がかかり、それによってエネルギを浪費する。この後者の考慮事項は、バッテリ動作式デバイスにおいて特に重要である。
【発明の概要】
【0005】
したがって、コンピュータシステムとの相互作用をユーザにとってより効率的かつ直感的にするコンピュータ生成体験をユーザに提供するための改善された方法及びインタフェースを有するコンピュータシステムが必要とされている。このような方法及びインタフェースは、ユーザにコンピュータ生成現実体験を提供する従来の方法を補完又は置換することができる。このような方法及びインタフェースは、提供された入力とその入力に対するデバイス応答との間の接続をユーザが理解することを補助することにより、ユーザからの入力の数、程度及び/又は種類を低減し、それによって、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを生成する。
【0006】
表示生成コンポーネント及び1つ以上の入力デバイスを有するコンピュータシステムのためのユーザインタフェースに関連する上記の欠陥及び他の問題は、開示されたシステムによって低減又は排除される。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、関連付けられたディスプレイを備えたデスクトップコンピュータである。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、ポータブルデバイスである(例えばノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、又はハンドヘルドデバイスである)。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、パーソナル電子デバイス(例えば腕時計やヘッドマウントデバイスなどのウェアラブル電子デバイス)である。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、タッチパッドを有する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のカメラを有する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、タッチ感知ディスプレイ(「タッチスクリーン」又は「タッチスクリーンディスプレイ」としても知られる)を有する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のアイトラッキングコンポーネントを有する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、1つ以上のハンドトラッキングコンポーネントを有する。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、表示生成コンポーネントに加えて1つ以上の出力デバイスを有し、出力デバイスは、1つ以上の触知出力ジェネレータ及び1つ以上のオーディオ出力デバイスを含む。いくつかの実施形態では、コンピュータシステムは、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)、1つ以上のプロセッサ、メモリ、及び複数の機能を実行するためのメモリに記憶された1つ以上のモジュール、プログラム、又は命令セットを有する。いくつかの実施形態では、ユーザは、タッチ感知面上のスタイラス及び/又は指の接触及びジェスチャ、カメラ及び他の移動センサによってキャプチャされたときのGUI又はユーザの身体に対する空間内のユーザの目及び手の移動、並びに1つ以上のオーディオ入力デバイスによってキャプチャされたときの音声入力を通じてGUIと相互作用する。いくつかの実施形態では、相互作用を通じて実行される機能は、任意選択的に、画像編集、描画、プレゼンティング、ワードプロセッシング、スプレッドシートの作成、ゲームプレイ、電話をかけること、ビデオ会議、電子メール送信、インスタントメッセージング、トレーニングサポート、デジタル写真撮影、デジタルビデオ撮影、ウェブブラウジング、デジタル音楽の再生、メモ取り、及び/又はデジタルビデオの再生を含む。それらの機能を実行する実行可能命令は任意選択で、非一時的コンピュータ可読記憶媒体又は1つ以上のプロセッサによって実行されるように構成された他のコンピュータプログラム製品に含まれる。
【0007】
ユーザインタフェースに関連付けられた没入感を調整及び/又は制御するための改善された方法及びインタフェースを有する電子デバイスが必要とされている。そのような方法及びインタフェースは、三次元環境でユーザインタフェースを表示するための従来の方法を補完又は置換することができる。そのような方法及びインタフェースは、ユーザからの入力の数、程度、及び/又は種類を削減し、より効率的なヒューマンマシンインタフェースを生成する。
【0008】
いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザの視線に基づいてユーザインタフェースを強調表示する、及び/又は非強調表示する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、異なるユーザインタフェースの没入感レベルを互いに独立して定義する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、ユーザインタフェースに関連付けられた没入感レベルを(例えば、一時的に)低減した後に、以前に表示された没入感レベルでユーザインタフェースの表示を再開する。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、環境のオブジェクト、人々、及び/又は部分が、電子デバイスによって表示されたユーザインタフェースを通して見えるようにする。いくつかの実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスの特性及び/又は電子デバイスの物理的環境に基づいて、ユーザインタフェースに関連付けられた没入感レベルを低減する。
【0009】
前述の様々な実施形態は、本明細書に記載の任意の他の実施形態と組み合わせることができることに留意されたい。本明細書で説明する機能及び利点は、包括的なものではなく、特に、図面、明細書及び特許請求の範囲を鑑みると、多くの追加の機能及び利点が当業者には明らかになるであろう。更に、本明細書において使用される文言は、専ら読みやすさ及び説明の目的で選択されたものであり、本発明の主題を画定又は制限するために選択されたものではないことに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
説明される様々な実施形態をより良く理解するため、以下の図面と併せて、以下の「発明を実施するための形態」が参照されるべきであり、類似の参照番号は、以下の図の全てを通じて、対応する部分を指す。
(【0011】以降は省略されています)

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