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公開番号2024170175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023087193
出願日2023-05-26
発明の名称演算処理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241129BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両に搭載される演算部における演算中の発熱に対処できる演算処理システムを提供すること。
【解決手段】本開示の演算処理システム1は、演算問題を受理するマスターサーバ10と、演算問題を格納するスレーブサーバ20と、所定の条件下で演算問題の演算を分散処理する複数の車載装置30と、を備える。車載装置30は、入力受付部31と電源部32と通信部33と演算部34と冷却部35とを備える。入力受付部31は、搭載される車両が駐車中の場合かつ通信部33と演算部34と冷却部35とが非稼働の場合にユーザの開始指示入力を受け付ける。電源部32は、開始指示入力が受け付けられた場合、非稼働の部に電力を供給して稼働させる。通信部33は、スレーブサーバ20から演算問題を受信し、演算部34の演算問題の演算結果をスレーブサーバ20に送信する。冷却部35は、演算部34を演算量と温度とに応じて冷却する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
演算問題を受理するマスターサーバと、
前記マスターサーバと通信し、前記演算問題を格納するスレーブサーバと、
所定の条件下で前記スレーブサーバと通信し、前記演算問題の演算を分散処理する複数の車両に搭載される車載装置と、を備え、
前記複数の車載装置のそれぞれは、
入力受付部と電源部と通信部と演算部と冷却部とを備え、
前記入力受付部は、搭載される車両が駐車中の場合かつ前記通信部と前記演算部と前記冷却部とがそれぞれ非稼働の場合にユーザから開始指示の入力を受け付け、
前記電源部は、前記開始指示の入力が受け付けられた場合、非稼働の前記通信部と前記演算部と前記冷却部とに電力を供給してそれぞれ稼働させ、
前記通信部は、前記スレーブサーバから前記演算問題を受信し、
前記演算部は、前記受信された演算問題に基づいて演算し、
前記通信部は、前記演算部の演算結果を前記スレーブサーバに送信し、
前記冷却部は、前記演算部の演算量と前記演算部の温度とに応じて前記演算部を冷却する
演算処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、演算処理システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、複数の車両に搭載される演算処理装置を用いてグリッドコンピューティングや演算問題を演算し、演算結果に基づいて演算処理装置が搭載される車両の所有者に報酬を与えるシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-040549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば仮想通貨に代表されるブロックチェーンなどの暗号化のデータマイニングの演算処理では、演算処理装置の演算量が膨大となることによって、演算処理装置の発熱の可能性がある。しかしながら、特許文献1に係る技術では、複数の車両に搭載される演算処理装置(演算部とも呼ぶ)における演算中の発熱に対処できないという課題があった。
【0005】
本開示は、そのような課題を鑑みることによって、車両に搭載される演算部における演算中の発熱に対処できる演算処理システムを提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の演算処理システムは、演算問題を受理するマスターサーバと、前記マスターサーバと通信し、前記演算問題を格納するスレーブサーバと、所定の条件下で前記スレーブサーバと通信し、前記演算問題の演算を分散処理する複数の車両に搭載される車載装置と、を備え、前記複数の車載装置のそれぞれは、入力受付部と電源部と通信部と演算部と冷却部とを備え、前記入力受付部は、搭載される車両が駐車中の場合かつ前記通信部と前記演算部と前記冷却部とがそれぞれ非稼働の場合にユーザから開始指示の入力を受け付け、前記電源部は、前記開始指示の入力が受け付けられた場合、非稼働の前記通信部と前記演算部と前記冷却部とに電力を供給してそれぞれ稼働させ、前記通信部は、前記スレーブサーバから前記演算問題を受信し、前記演算部は、前記受信された演算問題に基づいて演算し、前記通信部は、前記演算部の演算結果を前記スレーブサーバに送信し、前記冷却部は、前記演算部の演算量と前記演算部の温度とに応じて前記演算部を冷却する。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、車両に搭載される演算部における演算中の発熱に対処できる演算処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る演算処理システムの構成及び動作の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る演算処理システムの構成及び動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
【0010】
(第1の実施形態)
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る演算処理システム1の構成を説明する。図1は、第1の実施形態に係る演算処理システム1の構成及び動作の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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