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公開番号
2024156641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024070290
出願日
2024-04-24
発明の名称
リボ核タンパク質ナノ複合体ワクチン及びその使用
出願人
センター フォー ヴァイロロジー, ヴァクシノロジー アンド セラピューティクス リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
39/12 20060101AFI20241029BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】アダプタ-抗原ポリペプチドと、ウイルスRNA足場と、を含む複合体を特異的に含有するワクチン組成物を提供すること。
【解決手段】本発明はさらに、医薬組成物の調製のためのワクチンの使用、ウイルス感染を治療または防止する方法、及びワクチンを含むキットに関する。一態様では、ナノ複合体を含むワクチン組成物であって、ナノ複合体が、i)ウイルスRNAを含む足場分子と、ii)ウイルスRNAに結合することが可能なウイルス核タンパク質に融合したウイルス抗原を含むアダプタ-抗原ポリペプチドと、を含む、ワクチン組成物が提供される。いくつかの実施形態では、アダプタ-抗原ポリペプチド対足場分子のモル比は、約5:1を超え、例えば、6:1、7:1、8:1、9:1、または10:1うちのいずれか以上である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ナノ複合体を含むワクチン組成物であって、前記ナノ複合体が、ウイルスRNAを含む足場分子と、前記ウイルスRNAに結合することが可能なウイルス核タンパク質に融合したウイルス抗原を含むアダプタ-抗原ポリペプチドと、を含む、前記ワクチン組成物。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記アダプタ-抗原ポリペプチド対前記足場分子のモル比が、約5:1超である、請求項1に記載のワクチン組成物。
【請求項3】
前記ウイルス抗原が、抗原ポリペプチドである、請求項1または2に記載のワクチン組成物。
【請求項4】
前記ウイルス抗原が、免疫原性タンパク質である、請求項1または2に記載のワクチン組成物。
【請求項5】
前記ウイルス抗原が、前記ウイルス核タンパク質のC末端に融合している、請求項1~4のいずれか1項に記載のワクチン組成物。
【請求項6】
前記ウイルス抗原が、前記ウイルス核タンパク質のN末端に融合している、請求項1~4のいずれか1項に記載のワクチン組成物。
【請求項7】
前記ウイルスRNAが、ウイルスゲノムの非翻訳領域を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のワクチン組成物。
【請求項8】
前記ウイルスRNAが、前記ウイルスゲノムのウイルス遺伝子の5’非翻訳領域または3’非翻訳領域を含む、請求項7に記載のワクチン組成物。
【請求項9】
前記ウイルスRNAが、約10~約500ヌクレオチド長である、請求項1~8のいずれか1項に記載のワクチン組成物。
【請求項10】
前記ウイルスRNAが、約200~約500ヌクレオチド長である、請求項9に記載のワクチン組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2023年4月24日出願の米国仮特許出願第63/497,895号の優先権の利益を主張するものであり、その内容全体は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
電子配列表への参照
電子配列表の内容(253322000342seqlist.xml、サイズ:75,643バイト、及び作成日:2024年4月19日)は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0003】
本発明は、アダプタ-抗原ポリペプチドと、核酸足場(例えば、ウイルスRNA)と、を含む複合体を含む、ワクチン組成物に関する。さらに、本明細書で提供されるのは、ワクチンを含む医薬組成物、ワクチンを使用してウイルス感染を防止または改善する方法、それを作製する方法、及びワクチンを含むキットである。本発明は、アダプタ-抗原ポリペプチドと、ウイルスRNA足場と、を含む複合体を特異的に含有するワクチン組成物に関する。本発明はさらに、医薬組成物の調製のためのワクチンの使用、ウイルス感染を治療または防止する方法、及びワクチンを含むキットに関する。
【背景技術】
【0004】
ワクチンは、特定の病原体に対するヒトなどの個体内の防御免疫応答を刺激するように作用するので、後にその病原体に感染した場合、免疫系は、感染が体内に広がり、疾患を引き起こすことを迅速に防止することができる。この方式において、ワクチンは、病気を引き起こすことなく自然感染を模倣する。従来、ワクチンは、筋肉内注射によって投与される。しかしながら、この投与方法は、ウイルス感染によって影響を受けた組織または臓器内に見出される局所的な組織常在性の特異的免疫細胞(例えば、SARS-CoV-2、インフルエンザ、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)などの呼吸器ウイルス感染を防止するための常在性肺免疫細胞)をうまくプライミングできない。
【0005】
アジュバントと組み合わせる場合を除いて、組換えタンパク質ワクチンなどのワクチンを、鼻投与(例えば、鼻吸入)を介して投与することが、ヒトにおいて特に有効かつ安全であるとは未だに証明されていない。しかしながら、一般に、外因性アジュバントによって引き起こされる刺激性の炎症性免疫応答を含む有害な副作用に起因して、ミョウバンなどの従来のアジュバントは、ヒト気道内の粘膜ワクチン接種には不適切である。患者において、全身性炎症の自然免疫応答などの副作用を引き起こすことなく、ウイルス標的に対する組織常在性免疫細胞をプライミングするために、関連する組織に投与すること(例えば、鼻腔内、経口、粘膜投与)ができる安全かつ有効なワクチンが必要である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様では、ナノ複合体を含むワクチン組成物であって、ナノ複合体が、i)ウイルスRNAを含む足場分子と、ii)ウイルスRNAに結合することが可能なウイルス核タンパク質に融合したウイルス抗原を含むアダプタ-抗原ポリペプチドと、を含む、ワクチン組成物が提供される。
【0007】
いくつかの実施形態では、アダプタ-抗原ポリペプチド対足場分子のモル比は、約5:1を超え、例えば、6:1、7:1、8:1、9:1、または10:1うちのいずれか以上である。
【0008】
上記のワクチン組成物のうちのいずれかによるいくつかの実施形態では、ウイルス抗原は、抗原ポリペプチドである。いくつかの実施形態では、ウイルス抗原は、免疫原性タンパク質である。
【0009】
上記のワクチン組成物のうちのいずれかによるいくつかの実施形態では、ウイルス抗原は、ウイルス核タンパク質のC末端に融合している。いくつかの実施形態では、ウイルス抗原は、ウイルス核タンパク質のN末端に融合している。
【0010】
上記のワクチン組成物のうちのいずれかによるいくつかの実施形態では、ウイルスRNAは、ウイルスゲノムの非翻訳領域、例えば、ウイルスゲノムのウイルス遺伝子の5’非翻訳領域または3’非翻訳領域を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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