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公開番号2024156300
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070652
出願日2023-04-24
発明の名称仮想空間管理装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20241029BHJP(計算;計数)
要約【課題】入場先としてユーザによって指定された個別空間から当該個別空間以外の他の個別空間への移動を容易にする。
【解決手段】本開示の一実施形態による仮想空間サーバ20は、受付部230a、生成部230b、及び管理部230cを備える。受付部230aは、複数の個別空間の各々へのアクセス情報が配列されたリストの中から、入場先としてユーザに指定された個別空間を受け付ける。生成部230bは、複数の個別空間のうちユーザに指定された個別空間以外の1又は複数の他の個別空間をユーザに指定された個別空間の周囲に配置することにより、仮想空間を生成する。管理装置230cは、ユーザがリストの中から入場先となる個別空間を指定した場合、当該ユーザに対応するアバターを当該ユーザに指定された個別空間に配置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の個別空間の各々へのアクセス情報が配列されたリストの中から、入場先としてユーザに指定された個別空間を受け付ける受付部と、
前記複数の個別空間のうち前記ユーザに指定された個別空間以外の1又は複数の他の個別空間を前記ユーザに指定された個別空間の周囲に配置することにより、仮想空間を生成する生成部と、
前記ユーザが前記リストの中から入場先となる個別空間を指定した場合、前記ユーザに対応するアバターを前記ユーザに指定された個別空間に配置する管理部と、
を備える仮想空間管理装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記生成部は、前記1又は複数の他の個別空間の各々について前記ユーザの特徴との適合の度合いを算出し、適合の度合いに応じて前記1又は複数の他の個別空間を前記ユーザにより指定された個別空間の周囲に配置して前記仮想空間を生成する、請求項1に記載の仮想空間管理装置。
【請求項3】
前記生成部は、前記ユーザの特徴との適合の度合いが高い他の個別空間ほど前記ユーザにより指定された個別空間の近くに配置して前記仮想空間を生成する、請求項2に記載の仮想空間管理装置。
【請求項4】
前記生成部は、前記ユーザにより指定された個別空間、及び前記ユーザにより指定された個別空間の周囲に配置される他の個別空間の各々に外観を統一する編集を施す、請求項1に記載の仮想空間管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、仮想空間管理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、仮想店舗、仮想オフィス、仮想公園、又は仮想住宅等の各種メタバース空間の利用が可能となっている。メタバース空間に入場したユーザは、自身の分身であるアバターを用いて各種活動を行える。従来、無数にあるメタバース空間の中から好みのメタバース空間に入場する場合、各メタバース空間にアクセスするためのアクセス情報を用いて入場先のメタバース空間を指定することが一般的であった(例えば、特許文献1)。メタバース空間へ入場するためのアクセス情報の具体例としては、メタバース空間に割り当てられたURL(Uniform Resource Locator)が挙げられる。また、複数のメタバース空間の各々に対応するアクセス情報が掲載されたリストから入場先のメタバース空間を選択することも一般に行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-40296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のメタバース空間の各々は、それらを包含するより大きな仮想空間の一部と考えることができる。以下では、メタバース空間は個別空間と称される場合がある。複数の個別空間の間には、現実空間におけるような位置的な繋がりはない。このため、ある個別空間に入場したユーザが他の個別空間へ移動する場合、再度リスト等を用いて移動先の個別空間を選択する必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の好適な態様に係る仮想空間管理装置は、受付部と、生成部と、管理部と、を備える。受付部は、複数の個別空間の各々へのアクセス情報が配列されたリストの中から、入場先としてユーザに指定された個別空間を受け付ける。生成部は、前記複数の個別空間のうち前記ユーザに指定された個別空間以外の1又は複数の他の個別空間を前記ユーザに指定された個別空間の周囲に配置することにより、仮想空間を生成する。管理部は、前記ユーザが前記リストの中から入場先となる個別空間を指定した場合、前記ユーザに対応するアバターを前記ユーザに指定された個別空間に配置する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、入場先としてユーザによって指定された個別空間の周囲に当該個別空間以外の1又は複数の他の個別空間を配置して仮想空間が生成されるので、ユーザは自身に対応するアバターを何れかの他の個別空間に向けて移動させることで、各個別空間へのアクセス情報が掲載されたリストに戻ることなく他の個別空間へ移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の仮想空間管理装置の一実施形態による仮想空間サーバ20を含む通信システム1の構成例を示すブロック図である。
ユーザ装置10(k)の構成例を示すブロック図である。
ユーザ装置10(k)の表示装置150に表示される指定画面G1の一例を示す図である。
仮想空間サーバ20の構成例を示すブロック図である。
仮想空間サーバ20の記憶装置220に記憶されている第1テーブルTBL1及び第2テーブルTBL2の格納内容の一例を示す図である。
仮想空間サーバ20の処理装置230がプログラムPR1に従って実現する生成部230bの機能を説明するための図である。
仮想空間サーバ20の処理装置230がプログラムPR1に従って実現する生成部230bの機能を説明するための図である。
仮想空間サーバ20の処理装置230がプログラムPR1に従って実現する生成部230bの機能を説明するための図である。
処理装置230がプログラムPR1に従って実行する管理方法における処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(A:実施形態)
図1は、本開示の仮想空間管理装置の一実施形態による仮想空間サーバ20を含む通信システム1の構成例を示すブロック図である。通信システム1において、仮想空間サーバ20は、有線又は無線により通信網NWに接続される。通信網NWは例えばインターネット等の電気通信回線である。図1に示されるように、通信網NWには、仮想空間サーバ20の他に、ユーザ装置10(1)、10(2)、…10(j)が、夫々仮想空間サーバ20と通信可能に接続される。jは2以上の任意の整数である。
【0009】
ユーザ装置10(1)、10(2)、…10(j)は、ユーザU(1)、U(2)、…U(j)によって使用される。以下では、ユーザ装置10(1)、10(2)、…10(j)の各々を区別する必要が無い場合には、ユーザ装置10(1)、10(2)、…10(j)は、ユーザ装置10(k)と称される。kは1以上j以下の任意の整数である。また、ユーザU(1)、U(2)、…U(j)の各々を区別する必要が無い場合には、ユーザU(1)、U(2)、…U(j)はユーザU(k)と称される。
【0010】
仮想空間サーバ20は、利用登録を行ったユーザに対して仮想空間サービスを提供する情報処理装置である。仮想空間サービスとは、ユーザに対応するアバターを仮想空間に配置し、このアバターの動作を通じて様々な活動を仮想空間において行えるようにすることをいう。本実施形態では、ユーザU(k)は、仮想空間サービスの利用登録済である。仮想空間サーバ20は、ユーザ装置10(k)からの要求に応じて仮想空間データを生成し、生成した仮想空間データをユーザ装置10(k)へ送信する。仮想空間データは、ユーザ装置10(k)に仮想空間の画像を表示させるためのデータである。仮想空間データには、仮想空間に配置される仮想オブジェクトの位置、形状、及び大きさを示す情報が含まれる。この仮想オブジェクトには、仮想空間へ入場したユーザU(k)のアバターが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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