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公開番号2024156223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-05
出願番号2023070519
出願日2023-04-23
発明の名称著作物複製判断システム。
出願人株式会社フードリボン
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241028BHJP(計算;計数)
要約【課題】著作物に固有のデータを仕込ませることなく、著作物の複製の違法性などを判断できるようにした著作物複製判断システムを提供する・
【解決手段】サーバー装置3に、著作物の画像および当該著作物の設置場所および当該著作物の著作権者に関する情報を記憶しておく。そして、ユーザー端末2でその著作物が撮影された場合、その画像およびその撮影された位置情報を受信し、その受信した画像および位置情報と、前記記憶手段32にあらかじめ記憶された画像および位置情報とが一致するか否かを判断する。そして、両者が一致している場合は、その著作物に関する情報や、複製を許可するか否かの情報を表示し、画像のみが一致し、位置情報が異なる場合は、違法に複製されたものであることを出力する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
著作物の画像および当該著作物の設置場所および当該著作物の著作権者に関する情報を記憶する記憶手段と、
GPS機能と撮影手段を有するユーザー端末から、当該撮影手段によって撮影された画像およびその撮影された位置情報を受信する通信手段と、
当該通信手段によって受信した画像および位置情報と、前記記憶手段にあらかじめ記憶された画像および位置情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、
当該判断手段によって、前記通信手段で受信した画像および位置情報と一致する情報が前記記憶手段に記憶されているか否かの情報を出力する出力手段と、
を備えるようにした著作物複製判断システム。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記出力手段が、前記通信手段で受信した画像および位置情報と一致する情報が前記記憶手段に記憶されていない場合、違法に複製された画像であることを示す情報と、前記位置情報を出力するようにしたものである請求項1に記載の著作物複製判断システム。
【請求項3】
前記出力手段が、前記通信手段で受信した画像および位置情報と一致する情報が前記記憶手段に記憶されている場合、複製を許可するか否かの情報を出力するようにしたものである請求項1に記載の著作物複製判断システム。
【請求項4】
前記出力手段が、前記通信手段で受信した画像および位置情報と一致する情報が前記記憶手段に記憶されている場合、複製を許可するか否かの情報を出力するようにしたものであり、さらに、複製を許可する旨の情報を受け付けた場合、複製物の設置場所に関する情報を受け付けて前記記憶手段に記憶させるようにした請求項1に記載の著作物複製判断システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、著作物の複製が適法に行われたものであるか否かを判断できるようにした著作物複製判断システムに関するものであり、より詳しくは、設置場所が特定されている著作物の複製の適法性を判断できるようにしたシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
現在、スマートフォンやタブレット端末には、カメラなどの撮影機能が備えつけられており、ユーザーが簡単に被写体を撮影できるようになっている。
【0003】
ところで、このようにカメラで撮影された写真については、私的に利用されるものであれば問題はないが、著作権の存在する画像を複製して商業的に利用される場合は問題がある。
【0004】
これに対して、下記の特許文献1には、印刷業者が印刷を行う際、違法なコピーを防止できるようにしたシステムが開示されている。このシステムは、あらかじめ、画像などの著作物に固有のデータを仕込ませておき、撮影された写真に含まれる固有のデータと、サーバーにあらかじめ格納されている固有のデータとを比較して、複製可能な画像であるか否かを判断できるようにしたものである。このようなシステムを用いれば、著作物に仕込まれた固有のデータをチェックすることによって、違法な印刷を事前に防止することができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-145946号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このようなシステムにおいては、あらかじめ著作物に固有のデータを仕込ませておかなければならず、その仕込み作業に時間がかかるばかりでなく、著作物である画像に、他のデータを付加するものであるため、著作物の外観を損ねてしまう可能性がある。
【0007】
そこで、本発明は上記課題に着目してなされたもので、著作物に固有のデータを仕込ませることなく、著作物の複製の違法性などを判断できるようにした著作物複製判断システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明は上記課題を解決するために、著作物の画像および当該著作物の設置場所および当該著作物の著作権者に関する情報を記憶する記憶手段と、GPS機能と撮影手段を有するユーザー端末から、当該撮影手段によって撮影された画像およびその撮影された位置情報を受信する通信手段と、当該通信手段によって受信した画像および位置情報と、前記記憶手段にあらかじめ記憶された画像および位置情報とが一致するか否かを判断する判断手段と、当該判断手段によって、前記通信手段で受信した画像および位置情報と一致する情報が前記記憶手段に記憶されているか否かの情報を出力する出力手段と、を備えるようにしたものである。
【0009】
このように構成すれば、特定場所にしか設置されない著作物を撮影して、複製しようとした場合、本来設置された場所と異なる場所に設置された違法な複製物であることを検出することができるため、違法な複製を簡単に禁止することができるようになる。
【0010】
また、このような発明において、前記出力手段を、前記通信手段で受信した画像および位置情報と一致する情報が前記記憶手段に記憶されていない場合、違法に複製された画像であることを示す情報と、その位置情報を出力するように構成しておく。
(【0011】以降は省略されています)

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