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公開番号2024154903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069119
出願日2023-04-20
発明の名称機械式駐車設備
出願人新明和工業株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類E04H 6/42 20060101AFI20241024BHJP(建築物)
要約【課題】 利用者が携帯端末を用いて電気自動車を充電する充電器の識別情報を読み取るための操作をつつがなく行うことができる機械式駐車設備を提供する。
【解決手段】 複数のパレット45と、複数の格納部24と、パレット45または格納部24に対応して設けられ、パレット45を格納部24へ格納したときに充電ケーブルを介して電気自動車EVに接続されるとともに、充電電力量または充電時間を計測する複数の充電器32と、乗降室12と、パレット45を搬送する搬送装置と、乗降室12の外部に設けられた表示装置と、制御装置50と、を備え、制御装置50は、電気自動車EVが入庫される際に、乗降室12へ入庫した電気自動車EVを搭載したパレット45が格納部24へ格納された後に電気自動車EVを充電するために使用される予定の充電器32の識別情報を示すコードであって、利用者の携帯端末によって読み取り可能なコードを表示装置に表示させる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の電気自動車を搭載し、前記電気自動車の充電口に接続可能な充電ケーブルを有する複数の充電用パレットと、
前記充電用パレットを格納する複数の充電用格納部と、
前記充電用パレットまたは前記充電用格納部に対応して設けられ、各々が識別情報を有しており、前記電気自動車を搭載した前記充電用パレットを前記充電用格納部へ格納したときに前記充電ケーブルを介して前記電気自動車に当該電気自動車を充電可能に接続されるとともに、前記電気自動車の充電に要した充電電力量または充電時間を計測するよう構成された複数の充電器と、
前記電気自動車を入出庫するための乗降室と、
前記充電用格納部と前記乗降室との間で前記充電用パレットを搬送する搬送装置と、
前記乗降室の外部に設けられた表示装置と、
前記搬送装置を制御するとともに前記表示装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記電気自動車が前記乗降室へ入庫される際に、前記乗降室へ入庫した前記電気自動車を搭載した前記充電用パレットが前記充電用格納部へ格納された後に前記電気自動車を充電するために使用される予定の前記充電器の識別情報を示すコードであって、前記充電器で計測される充電電力量または充電時間を取得する外部の充電管理装置と通信可能な利用者の携帯端末によって読み取り可能なコードを前記表示装置に表示させる、
機械式駐車設備。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記電気自動車が前記乗降室へ入庫される際に、利用者による利用者認証操作に基づく認証処理を行った後、前記搬送装置を制御して空車の前記充電用パレットを前記乗降室へ呼び出し、前記電気自動車が前記乗降室の前記充電用パレットに乗り入れられた後で、前記表示装置に前記コードを表示させる、
請求項1に記載の機械式駐車設備。
【請求項3】
前記表示装置は、前記機械式駐車設備の操作を行うための操作盤に設けられた、
請求項1または2に記載の機械式駐車設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車の充電を行う充電機能を備えた機械式駐車設備に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及に伴い、駐車場において電気自動車の充電を行うための充電設備が設置されている。なお、本明細書および特許請求の範囲における「電気自動車」は、「電気自動車:EV」、「プラグインハイブリッド電気自動車:PHEV」を含む。
【0003】
例えば、特許文献1には、事業所内の駐車場に設置された複数の充電器と、各充電器を制御する充電制御装置と、を有する充電装置が記載されている。ここで、各充電器には、充電に使用した電力料金を支払う支払者を特定するために、充電器IDを示すQRコード(登録商標)が貼付されている。充電制御装置は、ネットワークを介して充電管理装置に接続されている。充電管理装置は、ネットワークを介して、各利用者のスマートフォンと接続される。利用者は、事業所の従業員である。
【0004】
この場合、駐車場の利用者は、電気自動車を駐車場に駐車して、充電器をケーブルを介して電気自動車に接続する。利用者は、自身のスマートフォンを用いてQRコード(登録商標)を読み込み、スマートフォンは、充電器IDと従業員IDとを含む照合情報を生成し、充電管理装置へ送信する。
【0005】
また、充電制御装置は、充電管理装置からの指示により充電器IDに対応する充電器によって電気自動車の充電を行わせ、充電時間及び充電電力量を含む充電実績情報を作成し充電管理装置へ送信する。
【0006】
充電管理装置は、充電実績情報とスマートフォンからの照合情報とを対応付けてデータベースに蓄積する。これにより、利用者ごとに課金や充電量の報告を行うことができるようになっている。
【0007】
上記では、利用者(従業員)と当該利用者が使用する充電器とを対応付けるために、各充電器に充電器IDを示すQRコード(登録商標)が貼付されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2020-18104号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、機械式駐車設備の場合、例えば、乗降室で電気自動車をパレットに搭載し、このパレットを搬送して格納部へ格納する機械式駐車設備の場合には、パレットに電気自動車の充電口に接続するための充電コネクタおよび当該充電コネクタに接続された充電ケーブル等の充電用設備が配置されており、このパレットに配置された充電用設備の適当な箇所に充電器の識別情報である充電器IDを示す二次元コードが貼付されている場合がある。このような場合、利用者は、電気自動車を乗降室へ進入させてパレット上に停止させて降車した後、電気自動車の充電口に充電コネクタを接続し、二次元コードをスマートフォン等の携帯端末で読み取るようにしている。しかしながら、乗降室は足場が良好ではなく、利用者が乗降室内で携帯端末を操作する際に、つまずいたりして誤って携帯端末を落下させかねない。
【0010】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、利用者が携帯端末を用いて電気自動車を充電する充電器の識別情報を読み取るための操作をつつがなく行うことができる機械式駐車設備を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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