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公開番号
2024154844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068995
出願日
2023-04-20
発明の名称
災害リスク評価装置、災害リスク評価方法、及びプログラム
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/26 20240101AFI20241024BHJP(計算;計数)
要約
【課題】所定の位置における複数の災害事象ごとの災害リスクを容易に把握することが可能な災害リスク評価装置、災害リスク評価方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得部と、取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理部と、を備える災害リスク評価装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得部と、
取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理部と、
を備える災害リスク評価装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記表示処理部は、各種災害によって前記評価対象位置にて生じる災害事象のリスクを一覧で示す情報を、前記災害リスク一覧情報として表示する、
請求項1に記載の災害リスク評価装置。
【請求項3】
取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における総合的な災害リスクを評価する災害リスク評価部、
をさらに備え、
前記表示処理部は、前記災害リスク評価部による評価結果に基づき、前記評価対象位置における前記総合的な災害リスクの評価を示す総合リスク評価情報をさらに表示する、
請求項1に記載の災害リスク評価装置。
【請求項4】
前記災害リスク評価部は、複数の前記災害リスク情報がそれぞれ示す、各種災害によって前記評価対象位置にて生じる災害事象のリスクの度合に基づき、前記評価対象位置における総合的な災害リスクの度合を示すスコアを算出し、
前記表示処理部は、算出された前記スコアを前記評価対象位置における前記総合リスク評価情報として表示する、
請求項3に記載の災害リスク評価装置。
【請求項5】
避難場所評価部、
をさらに備え、
前記取得部は、前記評価対象位置を示す第1の位置情報と、災害が発生した際の避難場所として指定された場所を示す第2の位置情報とを取得し、
前記避難場所評価部は、取得された前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報と、複数の前記災害リスク情報とに基づき、前記評価対象位置から最も近い避難場所を対象とする災害の種類ごとに評価し、
前記表示処理部は、前記避難場所評価部による評価結果に基づき、前記評価対象位置から最も近い前記避難場所を示す避難場所情報を、前記対象とする災害の種類ごとに表示する、
請求項1に記載の災害リスク評価装置。
【請求項6】
コンピュータが、
災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得過程と、
取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理過程と、
を含む災害リスク評価方法。
【請求項7】
コンピュータを、
災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得手段と、
取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理手段と、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害リスク評価装置、災害リスク評価方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、地域の災害リスクを把握する方法として、災害リスクを当該地域の地図上に表示する方法(以下、「ハザードマップ」とも称される)がある。ハザードマップは、多くの自治体によって紙やPDF(Portable Document Format)データなどの媒体で配付されている。紙やPDFデータでは、描画される領域の拡大縮小はできなかった。このため、より大きな範囲を俯瞰したい場合や一部の領域を詳細に見たい場合には、見たい範囲に応じた縮尺の地図を用意する必要があった。
【0003】
一方、近年では、インターネット上にハザードマップが公開されている。例えば、ハザードマップポータルサイトでは、表示する範囲や対象とする災害事象を切り替えながら、インタラクティブに地域の災害リスクを確認することが可能である(下記非特許文献1参照)。ユーザは、インターネット上のハザードマップにて地図を任意に拡大縮小することで、対象位置における災害リスクを縮尺に応じて確認することができる。さらに、ユーザは、インターネット上のハザードマップにて、災害リスクを表示する災害事象を切り替えることで、対象位置における災害リスクを災害事象ごとに確認することができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
“ハザードマップポータルサイト”、国土交通省、[online]、[令和5年4月11日検索]、インターネット<URL:https://disaportal.gsi.go.jp/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インターネット上のハザードマップでは、ユーザは、対象位置における災害リスクを複数の災害事象について把握するために、災害事象の切り替え操作や地図の拡大縮小操作などを災害事象ごとに繰り返し行う必要があった。
【0006】
上述の課題を鑑み、本発明の目的は、所定の位置における複数の災害事象ごとの災害リスクを容易に把握することが可能な災害リスク評価装置、災害リスク評価方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る災害リスク評価装置は、災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得部と、取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る災害リスク評価方法は、コンピュータが、災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得過程と、取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理過程と、を含む。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、災害が発生した場合に所定の位置にて前記災害によって被る災害リスクを示す災害リスク情報を、評価対象として指定された評価対象位置について、種類が異なる複数の前記災害ごとに取得する取得手段と、取得された複数の前記災害リスク情報に基づき、前記評価対象位置における複数の災害リスクを示す災害リスク一覧情報を表示する表示処理手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、所定の位置における複数の災害事象ごとの災害リスクを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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