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公開番号
2024160594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023075765
出願日
2023-05-01
発明の名称
切断装置および切断方法
出願人
清水建設株式会社
,
コンクリートコーリング株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B28D
1/08 20060101AFI20241107BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】コンクリート部材を切断する際に発生した粉塵が周囲に飛散することを防止できる切断装置および切断方法を提供する。
【解決手段】ワイヤーソー5は、コンクリート床版22(コンクリート部材)に形成されたコア孔222の内部を通ってコンクリート床版22を切断するように構成され、集塵部4は、コア孔222の内部に設置される吸引ノズル43と、吸引ノズル43と接続されて、吸引ノズル43を介してコア孔222の内部の粉塵を吸引する集塵機41と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリート部材を切断する切断部と、
切断時に発生する粉塵を収集する集塵部と、を有し、
前記切断部は、
複数のプーリーと、
前記複数のプーリーに巻き掛けられて循環回転するワイヤーソーと、を有し、
前記ワイヤーソーは、前記コンクリート部材に形成されたコア孔の内部を通って前記コンクリート部材を切断するように構成され、
前記集塵部は、
前記コア孔の内部に設置される吸引ノズルと、
前記吸引ノズルと接続されて、前記吸引ノズルを介して前記コア孔の内部の粉塵を吸引する集塵機と、を有する切断装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記コア孔の開口端部を塞ぐ蓋部を有し、
前記吸引ノズルは、前記蓋部を貫通して前記コア孔の内部に設置される請求項1に記載の切断装置。
【請求項3】
前記複数のプーリーは、前記コア孔の内部に設置されるコア孔設置プーリーを含み、
前記蓋部には、前記コア孔設置プーリーを支持する支持部材が挿入される貫通孔が形成されている請求項2に記載の切断装置。
【請求項4】
前記ワイヤーソーは、前記コア孔の内部および前記コンクリート部材に形成され前記コア孔の内部と連続する溝部を通って前記コンクリート部材を切断するように構成され、
前記溝部の開口端部を塞ぐ塞ぎ材を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の切断装置。
【請求項5】
コンクリート部材に形成されたコア孔の内部を通るワイヤーソーで前記コンクリート部材を切断する切断工程と、
集塵装置で前記コア孔の内部の粉塵を収集する集塵工程と、を有し、
前記集塵装置は、
前記コア孔の内部に設置される吸引ノズルと、
前記吸引ノズルと接続されて、前記吸引ノズルを介して前記コア孔の内部の粉塵を吸引する集塵機と、を有し、
前記集塵工程を行いながら前記切断工程を行う切断方法。
【請求項6】
前記集塵工程では、
前記コア孔の開口端部を蓋部で塞ぎ、
前記蓋部を貫通させて前記コア孔の内部に前記吸引ノズルを設置する請求項5に記載の切断方法。
【請求項7】
前記切断工程では、前記コア孔の内部および前記コンクリート部材に形成され前記コア孔と連続する溝部を通るワイヤーソーで前記コンクリート部材を切断し、
前記集塵工程では、前記溝部の開口端部を塞ぎ材で塞ぎ、前記コア孔の内部を介して前記溝部の内部の粉塵を吸引する請求項5または6に記載の切断方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断装置および切断方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
鋼桁とコンクリート床版とがずれ止めで接合されて一体化した合成桁では、コンクリート床版を交換する際にジャッキアップによってコンクリート床版を鋼桁から剥離させて撤去することができない。このため、既設の合成桁のコンクリート床版を撤去する際には、コンクリート床版における鋼桁の直上の部分(桁上床版)をループ状のワイヤーソーを備える切断装置で切断している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-31868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンクリート床版などのコンクリート部材をワイヤーソーで切断する際には、発生した粉塵が周囲に飛散しないように集塵して処理する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、コンクリート部材をワイヤーソーで切断する際に発生した粉塵が周囲に飛散することを防止できる切断装置および切断方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る切断装置は、コンクリート部材を切断する切断部と、切断時に発生する粉塵を収集する集塵部と、を有し、前記切断部は、複数のプーリーと、前記複数のプーリーに巻き掛けられて循環回転するワイヤーソーと、を有し、記ワイヤーソーは、前記コンクリート部材に形成されたコア孔の内部を通って前記コンクリート部材を切断するように構成され、前記集塵部は、前記コア孔の内部に設置される吸引ノズルと、前記吸引ノズルと接続されて、前記吸引ノズルを介して前記コア孔の内部の粉塵を吸引する集塵機と、を有する。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る切断方法では、コンクリート部材に形成されたコア孔の内部を通るワイヤーソーで前記コンクリート部材を切断する切断工程と、集塵装置で前記コア孔の内部の粉塵を収集する集塵工程と、を有し、前記集塵装置は、前記コア孔の内部に設置される吸引ノズルと、前記吸引ノズルと接続されて、前記吸引ノズルを介して前記コア孔の内部の粉塵を吸引する集塵機と、を有し、前記集塵工程を行いながら前記切断工程を行う。
【0008】
本発明では、ワイヤーソーが通るコア孔の内部の粉塵を吸引して収集しながらワイヤーソーでコンクリート部材を切断できるため、コンクリート部材を切断する際に発生した粉塵がコア孔から漏出して周囲に飛散することを防止できる。
【0009】
また、本発明に係る切断装置では、前記コア孔の開口端部を塞ぐ蓋部を有し、前記吸引ノズルは、前記蓋部を貫通して前記コア孔の内部に設置されてもよい。
【0010】
また、本発明に係る切断方法では、前記集塵工程では、前記コア孔の開口端部を蓋部で塞ぎ、前記蓋部を貫通させて前記コア孔の内部に前記吸引ノズルを設置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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