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公開番号2024154627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068557
出願日2023-04-19
発明の名称シールドコネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/648 20060101AFI20241024BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本発明は、組立て作業性の向上を図ったシールドコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】シールドコネクタ1は、電線に外装される筒状の編組導体2と、該編組導体が被さる筒状部30を有するシールドシェル3と、該シールドシェルに挿入されるインナハウジング4と、該インナハウジングの挿入方向の端部に装着されて電線を支持する電線ホルダ5と、を備え、インナハウジングには、係止部46が設けられ、電線ホルダは、係止部を係止する係止受け部52と、シールドシェルの軸に交差する方向に延在して設けられた板状のベース50と、を備え、ベースは、係止受け部が係止部を係止した際に、シールドシェルの端部3bに当接するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線に外装される筒状の編組導体と、
該編組導体が被さる筒状部を有するシールドシェルと、
該シールドシェルに挿入されるインナハウジングと、
該インナハウジングの挿入方向の端部に装着されて前記電線を支持する電線ホルダと、
を備えたシールドコネクタであって、
前記インナハウジングには、係止部が設けられ、
前記電線ホルダは、前記係止部を係止する係止受け部と、前記シールドシェルの軸に交差する方向に延在して設けられた板状のベースと、を備え、
前記ベースは、前記係止受け部が前記係止部を係止した際に、前記シールドシェルの端部に当接するように構成されていることを特徴とするシールドコネクタ。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記係止部は、前記シールドシェルに向けて凸の係止突起であり、
前記係止突起は、前記インナハウジングが前記シールドシェルに挿入された状態で、前記シールドシェルの内部に設けられ、
前記係止受け部は、前記ベースから前記挿入方向の反対側に延びて形成されて、前記ベースが前記シールドシェルの前記端部に当接した際に、前記係止突起を係止することを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シールドコネクタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自動車には、多種多様な電子機器が搭載され、電子機器に電力や制御信号等を伝えるために、ワイヤハーネスが配索されている。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタと、を備え、このコネクタを電子機器のコネクタや他のワイヤハーネスのコネクタに嵌合させることで、電子機器や他のワイヤハーネスに接続されている。
【0003】
このようなワイヤハーネスに用いられるコネクタとして、電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV)等の高電圧を取り扱う2本のシールドケーブルの端末に取り付けられるシールドコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に開示された従来のシールドコネクタは、一対の電線に外装されるシールド体と、筒状のハウジングと、ハウジングの後端部に係合して一対の電線を支持するリアホルダと、を備える。シールド体は、一対の電線に外装される筒状の編組導体と、該編組導体が被さる筒状のシェル本体を有するシールドシェルと、を備える。ハウジングは、軸方向の中間部にフランジ部を有し、ハウジングは、該ハウジングのフランジ部がシールドシェルと筐体との間に挟まって固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-25642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら従来のシールドコネクタは、シールドシェルにおいて編組導体が被されるシェル本体およびハウジングは固定状態にないため、シェル本体に編組導体を組み付ける際には注意が必要だった。
【0007】
本発明は、組立て作業性の向上を図ったシールドコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明に係るシールドコネクタは、電線に外装される筒状の編組導体と、該編組導体が被さる筒状部を有するシールドシェルと、該シールドシェルに挿入されるインナハウジングと、該インナハウジングの挿入方向の端部に装着されて前記電線を支持する電線ホルダと、を備えたシールドコネクタであって、前記インナハウジングには、係止部が設けられ、前記電線ホルダは、前記係止部を係止する係止受け部と、前記シールドシェルの軸に交差する方向に延在して設けられた板状のベースと、を備え、前記ベースは、前記係止受け部が前記係止部を係止した際に、前記シールドシェルの端部に当接するように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、組立て作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るシールドコネクタの要部を示す断面図である。
前記シールドコネクタを構成するリアホルダ(電線ホルダ)を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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