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公開番号
2024154555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068424
出願日
2023-04-19
発明の名称
グルコシルセラミド含有物の製造方法
出願人
かどや製油株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11B
11/00 20060101AFI20241024BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】ゴマ油の製造における脱色処理で得られる、色素成分が吸着した白土油滓を用いて、高濃度のグルコシルセラミドを含有する抽出物を効率的に製造する製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のグルコシルセラミド含有物の製造方法は、ゴマ油由来の白土油滓と無極性溶媒とを混合し、その後濾過した濾液から無極性用溶媒を除去してグルコシルセラミドを含む含有物を抽出する無極性溶媒抽出工程を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ゴマ油由来の白土油滓と無極性溶媒とを混合し、その後濾過した濾液から前記無極性用溶媒を除去してグルコシルセラミドを含む含有物を抽出する無極性溶媒抽出工程を有することを特徴とするグルコシルセラミド含有物の製造方法。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記無極性溶媒抽出工程の残渣とアルコールとを混合し、その後濾過した濾液から前記アルコールを除去してグルコシルセラミドを含む含有物を抽出するアルコール抽出工程を有することを特徴とする請求項1に記載のグルコシルセラミド含有物の製造方法。
【請求項3】
ゴマ油由来の白土油滓とアルコールとを混合し、その後濾過した濾液から前記アルコールを除去してグルコシルセラミドを含む含有物を抽出するアルコール抽出工程を有することを特徴とするグルコシルセラミド含有物の製造方法。
【請求項4】
前記白土油滓が、焙煎ゴマ油由来の白土油滓であることを特徴とする請求項1又は3に記載のグルコシルセラミド含有物の製造方法。
【請求項5】
前記白土油滓が、精製ゴマ油由来の白土油滓であることを特徴とする請求項1又は3に記載のグルコシルセラミド含有物の製造方法。
【請求項6】
前記無極性溶媒が、ヘキサンであることを特徴とする請求項1に記載のグルコシルセラミド含有物の製造方法。
【請求項7】
前記アルコールが、エタノールであることを特徴とする請求項2又は3に記載のグルコシルセラミド含有物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グルコシルセラミド含有物の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
セラミド(Ceramide)とは、スフィンゴ脂質の一種であり、スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合したものである。また、グルコシルセラミド(GC:Glucosyl-Ceramide)は、セラミドの1位のヒドロキシ基にグルコースがβ-グリコシド結合した構造を有する。グルコシルセラミドは、例えば皮膚保湿効果、経口摂取による皮膚保湿効果、抗アトピー効果、抗腫瘍効果、メラニン生成抑制効果等がある。そのため、グルコシルセラミドは、健康食品、化粧品、医薬品などへの利用が期待されている。
【0003】
特許文献1には、植物および菌類から有機溶媒抽出を行なった抽出液に、水を加えた後、遠心分離をして沈殿物を回収してグルコシルセラミドを生成する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-106124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ゴマ油の製造過程で、ゴマ油の脱色処理で利用された白土油滓を用いて、高濃度のグルコシルセラミドを含有する抽出物を効率的に製造する製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するために、第1の本発明のグルコシルセラミド含有物の製造方法は、ゴマ油由来の白土油滓と無極性溶媒とを混合し、その後濾過した濾液から無極性用溶媒を除去してグルコシルセラミドを含む含有物を抽出する無極性溶媒抽出工程を有する。
【0007】
第2の本発明のグルコシルセラミド含有物の製造方法は、ゴマ油由来の白土油滓とアルコールとを混合し、その後濾過した濾液からアルコールを除去してグルコシルセラミドを含む含有物を抽出するアルコール抽出工程を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ゴマ油由来の白土油滓を用いて、高濃度のグルコシルセラミドを含有する抽出物を効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態におけるグルコシルセラミドを含む抽出物の製造方法を説明するフローチャートである。
実施形態に係るゴマ油の製造工程における得られる白土油滓を説明する説明図である。
第1の実施形態において、米由来グルコシルセラミドを用いたHPLC-CAD結果である。
図4(A)は、第1の実施形態による焙煎ゴマ油由来の白土油滓を用いた場合のヘキサン抽出物のHPLC-CAD結果であり、図4(B)は、焙煎ゴマ油由来の白土油滓を用いた場合のエタノール抽出物のHPLC-CAD結果である。
図5(A)は、第1の実施形態による精製ゴマ油由来の白土油滓を用いた場合のヘキサン抽出物のHPLC-CAD結果であり、図4(B)は、精製ゴマ油由来の白土油滓を用いた場合のエタノール抽出物のHPLC-CAD結果である。
第2の実施形態におけるグルコシルセラミドを含む抽出物の製造方法を説明するフローチャートである。
第2の実施形態において米由来グルコシルセラミド群のHPLC-CAD結果を示す図である。
第2の実施形態による焙煎ゴマ油由来の白土油滓を用いた場合のエタノール抽出物のHPLC-CAD結果である。
第2の実施形態による精製ゴマ油由来の白土油滓を用いた場合のエタノール抽出物のHPLC-CAD結果である。
実施形態における前処理のフローチャートである。
実施形態において、前処理前のサンプルのHPLC-CAD結果である。
実施形態において、前処理後のサンプルのHPLC-CAD結果である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(A)第1の実施形態
以下に、本発明に係るグルコシルセラミド含有物の製造方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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