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公開番号
2024160025
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024151719,2019238772
出願日
2024-09-03,2019-12-27
発明の名称
除菌剤
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
1/62 20060101AFI20241031BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】本発明の目的は、水道水で低濃度に希釈して使用しても優れた除菌効果を奏する除菌剤を提供することである。
【解決手段】ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩には、水道水で数ppmレベルの低濃度に希釈しても、優れた除菌効果を奏し得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩を有効成分とし、ベンジルアルキル(炭素数8~14)ジメチルアンモニウム塩を含有しない、又はベンジルアルキル(炭素数8~14)ジメチルアンモニウム塩を含有する場合には、ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩とベンジルアルキル(炭素数8~14)ジメチルアンモニウム塩の総量100重量部当たり、ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩は50重量部以上である除菌剤、及び非イオン性界面活性剤を30~60重量%含有する、洗浄剤組成物。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩が、ベンジルセチルジメチルアンモニウムクロリド、及び/又はベンジルステアリルジメチルアンモニウムクロリドである、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項3】
水道水で希釈して使用される、請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
【請求項4】
トイレ便器用の洗浄剤である、請求項1~3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水道水で希釈して低濃度で使用しても優れた除菌効果を奏する除菌剤に関する。また、本発明は、当該除菌剤を使用した洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般にトイレの便器内部のような一時的に水が流れる環境においては、無機質及び有機質が不溶性の塩を形成し、それらを基質として細菌やカビ等の微生物に由来する黒ずみ汚れが生じ易い。このような微生物の付着や繁殖が生じ易い水廻り製品に使用する洗浄剤組成物は、除菌作用を付与することが一般的に行われている。
【0003】
一方、塩化ベンザルコニウムは、主成分としてベンジルドデシルジメチルアンモニウムクロリド及び/又はベンジルテトラデシルジメチルアンモニウムクロリド含む成分であり、第4級アンモニウムカチオンによって除菌作用を発揮できる化合物であることが知られている。従来、塩化ベンザルコニウムを配合し、除菌作用を付与した洗浄剤組成物について種々報告されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、従来の塩化ベンザルコニウムを含む洗浄剤組成物では、トイレの洗浄等の実際の使用環境では十分な除菌効果を奏し得ないという欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2012-515726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、塩化ベンザルコニウムの除菌性能について種々検討を行ったところ、通常の塩化ベンザルコニウムの主成分は、数ppmレベルの低濃度で使用すると、除菌効果が不十分になるという欠点を知見した。更に、通常の塩化ベンザルコニウムの主成分の中には、精製水で数ppmレベルの低濃度に希釈しても除菌効果を奏するものがあるが、このような特性を有するものであっても、水道水で数ppmレベルの低濃度に希釈すると、除菌効果が著しく低減するという欠点を知見した。通常の塩化ベンザルコニウムには、このような欠点があるが故に、除菌剤として使用しても、トイレの洗浄等の実際の使用環境において、所望の除菌効果を奏し得ないという課題を了得した。
【0007】
そこで、本発明の目的は、水道水で低濃度に希釈して使用しても優れた除菌効果を奏する除菌剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩には、水道水で数ppmレベルの低濃度に希釈しても、優れた除菌効果を奏し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
【0009】
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩を有効成分とする、除菌剤。
項2. ベンジルアルキル(炭素数16~18)ジメチルアンモニウム塩が、ベンジルセチルジメチルアンモニウムクロリド、及び/又はベンジルステアリルジメチルアンモニウムクロリドである、項1に記載の除菌剤。
項3. 水道水で希釈して使用される、項1又は2に記載の除菌剤。
項4. 項1~3のいずれかに記載の除菌剤、及び界面活性剤を含有する、洗浄剤組成物。
項5. 水道水で希釈して使用される、項4に記載の洗浄剤組成物。
項6. トイレ便器用の洗浄剤である、項4又は5に記載の洗浄剤組成物。
【発明の効果】
【0010】
本発明の除菌剤は、水道水で低濃度に希釈して使用しても優れた除菌効果を奏するので、例えば、トイレのフラッシュ水に希釈して便器に流水させるトイレ便器用の洗浄剤組成物に配合して使用しても優れた除菌効果を奏することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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