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公開番号2025004594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104379
出願日2023-06-26
発明の名称尿勢増加剤
出願人小林製薬株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 36/076 20060101AFI20250107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明の目的は、尿勢を増加させる医薬品を提供することである。
【解決手段】ブクリョウ及びシャゼンシを含む生薬混合物A、ブクリョウ、ケイヒ及びブシを含む生薬混合物B、及び/又はそれらのエキスは、尿勢増加剤の有効成分として有用である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ブクリョウ及びシャゼンシを含む生薬混合物A、ブクリョウ、ケイヒ及びブシを含む生薬混合物B、及び/又はそれらのエキスを含む、尿勢増加剤。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
夜間頻尿の対象において尿勢を増加させるために用いられる、請求項1に記載の尿勢増加剤。
【請求項3】
前記生薬混合物Aが、レンニク、バクモンドウ、ブクリョウ、ニンジン、シャゼンシ、オウゴン、オウギ、ジコッピ、及びカンゾウからなる、請求項1に記載の尿勢増加剤。
【請求項4】
前記生薬混合物Bが、ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、ボタンピ、ケイヒ、及びブシからなる、請求項1に記載の尿勢増加剤。
【請求項5】
前記生薬混合物A又はBが、ゴシツ、シャゼンシ、ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、ボタンピ、ケイヒ、及びブシからなる、請求項1に記載の尿勢増加剤。
【請求項6】
排尿障害でない対象において尿勢を増加させるために用いられる、請求項1に記載の尿勢増加剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、尿勢増加剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
正常な排尿は、排尿(尿を出す)と蓄尿(尿をためる)との排尿サイクルから成り立っており、それが円滑に機能しなくなった状態のことを排尿障害という。男女問わず、加齢とともに排尿障害に悩む人が増え、生活の質(QOL)を著しく損なうといわれている。
【0003】
排尿障害に対する薬物療法としては、膀胱の容量を増やす抗コリン剤、及び尿道をひき締め膀胱を緩めるα・βアドレナリン受容体刺激薬等が使用される。しかしながら、これらの西洋薬は副作用の問題があるため、漢方薬が選択される場合もある。例えば、六味丸(非特許文献1)は、排尿困難、頻尿を効能とする漢方薬として用いられている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
漢方製剤 ツムラ六味丸エキス顆粒(医療用)付属書、2007年5月改訂
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
排尿障害を効能とする漢方薬は副作用が少ないため治療に取り入れやすいが、効果の実感に欠けることも多い。
【0006】
また、排尿障害に至らなくとも、加齢に伴って尿の勢いが弱くなっていくため、尿の勢い(尿勢)を増加させる医薬品があれば、効果を実感しやすい医薬品の提供が可能になると考えられる。
【0007】
本開示は、尿勢を増加させる医薬品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、鋭意検討した結果、所定の生薬の組み合わせを含む生薬混合物又はそのエキスに、尿勢を増加させる作用があることを見出した。本開示は、この知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
【0009】
即ち、本開示は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. ブクリョウ及びシャゼンシを含む生薬混合物A、ブクリョウ、ケイヒ及びブシを含む生薬混合物B、及び/又はそれらのエキスを含む、尿勢増加剤。
項2. 夜間頻尿の対象において尿勢を増加させるために用いられる、項1に記載の尿勢増加剤。
項3. 前記生薬混合物Aが、レンニク、バクモンドウ、ブクリョウ、ニンジン、シャゼンシ、オウゴン、オウギ、ジコッピ、及びカンゾウからなる、項1又は2に記載の尿勢増加剤。
項4. 前記生薬混合物Bが、ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、ボタンピ、ケイヒ、及びブシからなる、項1又は2に記載の尿勢増加剤。
項5. 前記生薬混合物A又はBが、ゴシツ、シャゼンシ、ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、ボタンピ、ケイヒ、及びブシからなる、項1又は2に記載の尿勢増加剤。
項6. 排尿障害でない対象において尿勢を増加させるために用いられる、項1~5のいずれかに記載の尿勢増加剤。
項7.尿勢の増加が必要な対象に、有効量の、ブクリョウ及びシャゼンシを含む生薬混合物A、ブクリョウ、ケイヒ及びブシを含む生薬混合物B、及び/又はそれらのエキスを投与する、尿勢増加方法。
項8.尿勢の増加用組成物の製造のための、ブクリョウ及びシャゼンシを含む生薬混合物A、ブクリョウ、ケイヒ及びブシを含む生薬混合物B、及び/又はそれらのエキスの使用。
項9.尿勢が少ないことに関連して生じる疾患の治療に用いるための、ブクリョウ及びシャゼンシを含む生薬混合物A、ブクリョウ、ケイヒ及びブシを含む生薬混合物B、及び/又はそれらのエキス。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、尿勢を増加させる医薬品が提供される。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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