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公開番号
2025022471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023127084
出願日
2023-08-03
発明の名称
歯ブラシ
出願人
小林製薬株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
A46B
9/04 20060101AFI20250206BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】内側毛束により歯面を良好にブラッシングでき、かつ、口腔用製剤の泡立ちも良好に行える歯ブラシの提供を目的とする。
【解決手段】歯ブラシ1は、ヘッド部3の横方向の中央に配置された複数の内側毛束7と、内側毛束7よりも毛丈の長い複数の長尺用毛12,13を含む複数の外側毛束8,9と、を備え、複数の外側毛束8,9は、複数の内側毛束7の周囲のうちの縦方向の最後部を除いて、複数の内側毛束7を囲むように配置されており、複数の内側毛束7のうち、縦方向の最後尾の内側毛束7は、縦方向の後方に外側毛束8,9が存在せず、かつ、横方向に並ぶ内側毛束7の数が最小数であり、複数の内側毛束7のうち、最後尾に近い一部の内側毛束7は、縦方向の後方に向かって、横方向に並ぶ内側毛束7の数を前記最小数まで減らしながら縦方向に並んでいる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッド部に形成された複数の植毛穴に複数の用毛を束ねた毛束がそれぞれ植え込まれた歯ブラシであって、
前記ヘッド部の横方向の中央において、前記ヘッド部の縦方向に沿って並ぶように配置された複数の内側毛束と、
前記内側毛束よりも毛丈の長い複数の長尺用毛を含む複数の外側毛束と、
を備え、
前記複数の外側毛束は、前記複数の内側毛束の周囲のうちの前記縦方向の最後部を除いて、前記複数の内側毛束を囲むように配置されており、
前記複数の内側毛束のうち、前記縦方向の最後尾の前記内側毛束は、前記縦方向の後方に前記外側毛束が存在せず、かつ、前記横方向に並ぶ前記内側毛束の数が最小数であり、
前記複数の内側毛束のうち、前記最後尾に近い一部の前記内側毛束は、前記縦方向の後方に向かって、前記横方向に並ぶ前記内側毛束の数を前記最小数まで減らしながら前記縦方向に並んでいる、歯ブラシ。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記最後尾において前記横方向に並ぶ前記内側毛束の数が1つである、請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記最後尾の前記内側毛束は前記外側毛束よりも前記縦方向の後方に突き出ている、請求項1に記載の歯ブラシ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、歯ブラシに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
歯周病の予防・改善には、口腔内に十分な量の口腔用製剤を分散させることが重要である。例えば特許文献1に記載の歯ブラシでは、ヘッド部の中央に配置される複数の内側毛束の周囲を、内側毛束よりも毛丈の長い複数の外側毛束で囲むことで、ヘッド部の中央に凹部を形成している。この凹部に保持される口腔用製剤が歯磨き時に良好に泡立つことで、口腔内に口腔用製剤が分散する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-079802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ヘッド部の中央に配置される複数の内側毛束の周囲を、内側毛束よりも毛丈の長い複数の外側毛束で完全に囲むと、歯磨き時に毛丈の短い内側毛束の毛先が歯面に届かずに歯面を内側毛束によりブラッシングしにくいとの課題がある。一方で、複数の内側毛束の周囲の一部分を複数の外側毛束で囲まずに大きく開放すると、歯磨き時の口腔用製剤の泡立ちが弱まってしまう。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するため、内側毛束により歯面を良好にブラッシングでき、かつ、口腔用製剤の泡立ちも良好に行える歯ブラシの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の歯ブラシは、上記課題を解決するため、以下の項1に記載の歯ブラシを主題として包含する。
【0007】
項1.ヘッド部に形成された複数の植毛穴に複数の用毛を束ねた毛束がそれぞれ植え込まれた歯ブラシであって、
前記ヘッド部の横方向の中央において、前記ヘッド部の縦方向に沿って並ぶように配置された複数の内側毛束と、
前記内側毛束よりも毛丈の長い複数の長尺用毛を含む複数の外側毛束と、
を備え、
前記複数の外側毛束は、前記複数の内側毛束の周囲のうちの前記縦方向の最後部を除いて、前記複数の内側毛束を囲むように配置されており、
前記複数の内側毛束のうち、前記縦方向の最後尾の前記内側毛束は、前記縦方向の後方に前記外側毛束が存在せず、かつ、前記横方向に並ぶ前記内側毛束の数が最小数であり、
前記複数の内側毛束のうち、前記最後尾に近い一部の前記内側毛束は、前記縦方向の後方に向かって、前記横方向に並ぶ前記内側毛束の数を前記最小数まで減らしながら前記縦方向に並んでいる、歯ブラシ。
【0008】
また、本開示の歯ブラシは、上記項1に記載の歯ブラシの好ましい態様として、以下の項2に記載の歯ブラシを包含する。
【0009】
項2.前記最後尾において前記横方向に並ぶ前記内側毛束の数が1つである、項1に記載の歯ブラシ。
【0010】
また、本開示の歯ブラシは、上記項1から項2に記載の歯ブラシの好ましい態様として、以下の項3に記載の歯ブラシを包含する。
(【0011】以降は省略されています)
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