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公開番号
2025102989
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025063139,2023109501
出願日
2025-04-07,2018-09-21
発明の名称
医薬組成物
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/05 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明の目的は、外医薬組成物中のイソプロピルメチルフェノールの減量を抑制するための手法を提供することである。
【解決手段】イソプロピルメチルフェノールを含有し、内壁が直鎖状低密度ポリエチレンで構成された容器に収容されており、前記直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖の炭素数が4以下である医薬組成物は、イソプロピルメチルフェノールの減量が抑制される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
3-メチル-4-イソプロピルフェノールを含有し、
内壁が直鎖状低密度ポリエチレンで構成された容器に収容されており、
前記直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖の炭素数が4以下である、医薬組成物。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記直鎖状低密度ポリエチレンの密度が0.932~0.940g/cm
3
である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
液剤又はジェル剤である、請求項1又は2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
ジフェンヒドラミン及び/又はその塩を更に含有する、請求項1~3のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項5】
リドカイン及び/又はその塩を更に含有する、請求項1~4のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項6】
3-メチル-4-イソプロピルフェノールを含有する医薬組成物において3-メチル-4-イソプロピルフェノールの減量を抑制する方法であって、
前記医薬組成物を、内壁が直鎖状低密度ポリエチレンで構成され且つ前記直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖の炭素数が4以下である容器に収容する、減量抑制方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イソプロピルメチルフェノールの減量が抑制された医薬組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
イソプロピルメチルフェノールは、低刺激性の殺菌剤として医薬組成物などに広く用いられている。例えば、特許文献1には、鎮痒剤、局所麻酔剤、殺菌剤等を含有する掻痒性皮膚疾患用噴霧剤において、殺菌剤としてイソプロピルメチルフェノールが用いられることが開示されている。
【0003】
一方で、イソプロピルメチルフェノールは樹脂製の容器の内壁に吸着しやすいため、樹脂製の容器に収容された医薬組成物中で、イソプロピルメチルフェノール含有量が低下してしまう問題がしばしば起こる。このような問題の解決策として、例えば、特許文献2に、イソプロピルメチルフェノールとともに、特定量のN-アシル酸性アミノ酸、ジプロピレングリコールを含有する組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-279053号公報
特開2012-107146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これまで、イソプロピルメチルフェノールの吸着抑制の問題の解決策としては、製剤処方の設計を工夫する手法が採られてきた。しかしながら、そのような手法でイソプロピルメチルフェノールの吸着を抑制し減量抑制効果を得たとしても、処方設計が制限されるため、多様な処方設計には対応することができない。
【0006】
本発明は、医薬組成物中のイソプロピルメチルフェノールの減量を抑制するための手法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、鋭意検討を行ったところ、イソプロピルメチルフェノールを含有する医薬組成物に接触する容器面を特定の樹脂で構成することで、イソプロピルメチルフェノールの減量を抑制できることを見出した。本発明は、この知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
【0008】
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. イソプロピルメチルフェノールを含有し、
内壁が直鎖状低密度ポリエチレンで構成された容器に収容されており、
前記直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖の炭素数が4以下である、医薬組成物。
項2. 前記直鎖状低密度ポリエチレンの密度が0.932~0.940g/cm
3
で
項3. 液剤又はジェル剤である、項1又は2に記載の医薬組成物。
項4. ジフェンヒドラミン及び/又はその塩を更に含有する、項1~3のいずれかに記載の医薬組成物。
項5. リドカイン及び/又はその塩を更に含有する、項1~4のいずれかに記載の医薬組成物。
項6. イソプロピルメチルフェノールを含有する医薬組成物においてイソプロピルメチルフェノールの減量を抑制する方法であって、
前記医薬組成物を、内壁が直鎖状低密度ポリエチレンで構成され且つ前記直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖の炭素数が4以下である容器に収容する、減量抑制方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明の医薬組成物は、内壁が直鎖状低密度ポリエチレンで構成され且つ前記直鎖状低密度ポリエチレンの側鎖の炭素数が4以下である容器に収容されることによって、配合されているイソプロピルメチルフェノールの減量を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.医薬組成物
本発明の医薬組成物は、イソプロピルメチルフェノールを含有し、内壁が特定の樹脂で構成された容器に収容されていることを特徴とする。以下、発明の医薬組成物について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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