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公開番号
2025121776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024017474
出願日
2024-02-07
発明の名称
揮散装置
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
主分類
A61L
9/12 20060101AFI20250813BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】吊り下げ式であっても、設置式と比べて薬剤の持続期間を長くすることができる、揮散装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る揮散装置は、前面または背面に少なくとも一つの通気口が形成された筐体と、液状の薬剤が収容され、開口が形成された容器本体、及び前記開口を塞ぐ揮散膜を有する、薬剤容器と、前記筐体を吊り下げるためのフックと、を備え、前記薬剤容器は、前記揮散膜が前記通気口側を向くように、前記筐体に収容され、前記筐体が前記フックを介して対象物に吊り下げられたとき、前記筐体を載置面に設置したときよりも、前記薬剤と前記揮散膜の接触面積が小さくなるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前面または背面に少なくとも一つの通気口が形成された筐体と、
液状の薬剤が収容され、開口が形成された容器本体、及び前記開口を塞ぐ揮散膜を有する、薬剤容器と、
前記筐体を吊り下げるためのフックと、
を備え、
前記薬剤容器は、前記揮散膜が前記通気口側を向くように、前記筐体に収容され、
前記筐体が前記フックを介して対象物に吊り下げられたとき、前記筐体を載置面に設置したときよりも、前記薬剤と前記揮散膜の接触面積が小さくなるように構成されている、揮散装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記通気口が前記筐体の背面に形成され、
前記フックは、前記筐体において、前記薬剤容器の開口よりも背面側に取り付けられる、請求項1に記載の揮散装置。
【請求項3】
前記フックは、鉛直方向に対する取り付け角度が変化するように、前記筐体に対して可動となるように構成されている、請求項1または2に記載の揮散装置。
【請求項4】
前記フックは、前記筐体の両側付近に取り付けられる、請求項1または2に記載の揮散装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記通気口の下方に風よけ部を有しており、
前記風よけ部は、前記筐体の下方からの空気が前記通気口に進入するのを抑制するように構成されている、請求項1または2に記載の揮散装置。
【請求項6】
前記フックは、
被対象物に引っ掛けられるように構成された吊り下げ部と、
前記吊り下げ部の下端部に連結され、前記筐体に取り付けられる取付部と、
を有し、
鉛直方向に延びる軸線周りに、前記吊り下げ部と前記取付部とが互いに回転可能にするように構成されている、請求項1または2に記載の揮散装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤を揮散する揮散装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、気体透過性フィルムを使用した薬剤の揮散装置として、例えば特許文献1に示すものがある。この揮散装置は吊り下げ用フックが一体的に設けられており、対象物に吊り下げられた状態で使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-94395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
吊り下げ式揮散装置は前後左右だけでなく、揮散した薬剤が下方にも広がっていくため、例えば、装置の下からの空気の対流によって薬剤の揮散が促進されることがあり、設置型の揮散装置と比較して、薬剤の消費が多く、持続期間が短くなることがわかっている。
【0005】
本発明は、吊り下げ式であっても、設置時と比べて薬剤の持続期間を長くすることができる、揮散装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
項1.前面または背面に少なくとも一つの通気口が形成された筐体と、
液状の薬剤が収容され、開口が形成された容器本体、及び前記開口を塞ぐ揮散膜を有する、薬剤容器と、
前記筐体を吊り下げるためのフックと、
を備え、
前記薬剤容器は、前記揮散膜が前記通気口側を向くように、前記筐体に収容され、
前記筐体が前記フックを介して対象物に吊り下げられたとき、前記筐体を載置面に設置したときよりも、前記薬剤と前記揮散膜の接触面積が小さくなるように構成されている、揮散装置。
【0007】
項2.前記通気口が前記筐体の背面に形成され、前記フックは、前記筐体において、前記薬剤容器の開口よりも背面側に取り付けられる、項1に記載の揮散装置。
【0008】
項3.前記フックは、鉛直方向に対する取り付け角度が変化するように、前記筐体に対して可動となるように構成されている、請求項1または2に記載の揮散装置。
【0009】
項4.前記フックは、前記筐体の両側付近に取り付けられる、項1から3のいずれかに記載の揮散装置。
【0010】
項5.前記筐体は、前記通気口の下方に風よけ部を有しており、
前記風よけ部は、前記筐体の下方からの空気が前記通気口に進入するのを抑制するように構成されている、項1から4のいずれかに記載の揮散装置。
(【0011】以降は省略されています)
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