TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025116247
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025094062,2020213485
出願日
2025-06-05,2020-12-23
発明の名称
口腔用組成物
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/35 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明の目的は、ヒノキチオールを含む口腔用組成物において、ヒノキチオールの溶解性を高め、ヒノキチオールによる析出物や不溶物の生成を抑制できる製剤技術を提供することである。
【解決手段】口腔用組成物において、ヒノキチオールと共に水溶性銅化合物を配合することにより、ヒノキチオールの溶解性が向上し、ヒノキチオールによる析出物や不溶物の生成を抑制できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒノキチオール、及び水溶性銅化合物を含有する、口腔用組成物。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記水溶性銅化合物が、銅クロロフィリンナトリウム又はグルコン酸銅である、請求項1に記載の口腔用組成物。
【請求項3】
ヒノキチオールを含む口腔用組成物においてヒノキチオールの溶解性を向上させる方法であって、
口腔用組成物に、ヒノキチオール及び水溶性銅化合物を配合する、溶解性向上方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒノキチオールを含み、ヒノキチオールの溶解性が向上している口腔用組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、食生活の多様化等により、う蝕、歯周病等の口腔内疾患が蔓延している。う蝕及び歯周病は、硬組織又は歯周ポケット内に形成されたデンタルプラーク内の口腔内細菌が発症に大きく関与している細菌感染症である。う蝕の原因菌としては、ストレプトコッカス・ミュータンス(S.mutans)等の連鎖球菌が知られており、また、歯周病の原因菌としてはポルフィロモナス・ジンジバリス(P.gingivalis)等が知られている。そのため、口腔内を健常な状態に維持するためには、口腔内におけるこれらの病原菌数を低レベルに抑えることが重要である。
【0003】
従来、う蝕や歯周病の病原菌数を低下させるために、歯磨剤や洗口剤等の口腔用組成物に殺菌剤が配合されている。口腔用組成物に配合される殺菌剤は種々知られているが、ヒノキチオールは、低毒性で幅広い抗菌スペクトルを示すため、口腔用組成物に広く使用されている。従来、ヒノキチオールを含む口腔用組成物の処方について、種々提案されている。例えば、特許文献1には、口腔用組成物にヒノキチオールと共にレモングラスシトラールを配合することによって、殺菌作用を相乗的に向上させ得ることが開示されている。
【0004】
一方、ヒノキチオールは、水に対する溶解度が低く、口腔用組成物に配合すると、可溶化し難かったり、析出物が生成し易くなったりするという欠点がある。そこで、ヒノキチオールを含む口腔用組成物において、ヒノキチオールの溶解性を高める製剤技術の開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-63166号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ヒノキチオールを含む口腔用組成物において、ヒノキチオールの溶解性を高め、ヒノキチオールによる析出物や不溶物の生成を抑制できる製剤技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、口腔用組成物において、ヒノキチオールと共に水溶性銅化合物を配合することにより、ヒノキチオールの溶解性が向上し、ヒノキチオールによる析出物や不溶物の生成を抑制できることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
【0008】
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. ヒノキチオール、及び水溶性銅化合物を含有する、口腔用組成物。
項2. 前記水溶性銅化合物が、銅クロロフィリンナトリウム又はグルコン酸銅である、項1に記載の口腔用組成物。
項3. ヒノキチオールを含む口腔用組成物においてヒノキチオールの溶解性を向上させる方法であって、
口腔用組成物に、ヒノキチオール及び水溶性銅化合物を配合する、溶解性向上方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ヒノキチオールを含む口腔用組成物において、ヒノキチオールの溶解性を高め、ヒノキチオールによる析出物や不溶物の生成を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.口腔用組成物
本発明の口腔用組成物は、ヒノキチオール、及び水溶性銅化合物を含有することを特徴とする。以下、本発明の口腔用組成物について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
小林製薬株式会社
揮散装置
1か月前
小林製薬株式会社
錠剤状の口腔内装着器具洗浄剤
1か月前
小林製薬株式会社
ヒドロキシクエン酸誘導体又はその塩
1か月前
小林製薬株式会社
アプリケーションプログラム、システム、及び管理方法
1か月前
小林製薬株式会社
アプリケーションプログラム、システム、及び管理方法
1か月前
小林製薬株式会社
歯間清掃具
24日前
小林製薬株式会社
口腔用組成物
17日前
小林製薬株式会社
便器用衛生製品
1か月前
小林製薬株式会社
鼻腔洗浄用組成物
3日前
小林製薬株式会社
ゼラチン含有組成物及びその利用
1か月前
個人
健康器具
7か月前
個人
短下肢装具
2か月前
個人
鼾防止用具
7か月前
個人
白内障治療法
6か月前
個人
洗井間専家。
6か月前
個人
嚥下鍛錬装置
2か月前
個人
脈波測定方法
7か月前
個人
マッサージ機
7か月前
個人
脈波測定方法
7か月前
個人
前腕誘導装置
2か月前
個人
導電香
8か月前
個人
胸骨圧迫補助具
23日前
個人
アイマスク装置
1か月前
個人
バッグ式オムツ
3か月前
個人
矯正椅子
4か月前
個人
ホバーアイロン
5か月前
個人
歯の修復用材料
3か月前
個人
歯の保護用シール
4か月前
三生医薬株式会社
錠剤
6か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
2か月前
個人
車椅子持ち上げ器
6か月前
個人
口内洗浄具
7か月前
個人
シャンプー
5か月前
個人
湿布連続貼り機。
1か月前
個人
陣痛緩和具
2か月前
株式会社八光
剥離吸引管
3か月前
続きを見る
他の特許を見る