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公開番号
2025083546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025042420,2020215166
出願日
2025-03-17,2020-12-24
発明の名称
美白用組成物
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/44 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明の目的は、メラニン産生抑制効果を増強できる成分を提供することである。
【解決手段】(A)トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種と、(B)ショウガ科ウコン属の植物の抽出物とを含む美白用組成物は、トラネキサム酸類によるメラニン産生抑制効果を増強できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種と、(B)ショウガ科ウコン属の植物の抽出物とを含む、美白用組成物。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記ショウガ科ウコン属の植物が、ウコン、マンゴージンジャー、ハルウコン、ガジュツ、及びクスリウコンからなる群より選択される、請求項1に記載の美白用組成物。
【請求項3】
更に(C)シソ科タツナミソウ属の植物の抽出物を含む、請求項1又は2に記載の美白用組成物。
【請求項4】
前記シソ科タツナミソウ属の植物が、オウゴン、スカルキャップ、及びハンシレンからなる群より選択される、請求項3に記載の美白用組成物。
【請求項5】
前記(A)成分1000重量部当たり前記(B)成分を0.01~10重量部含む、請求項1~4のいずれかに記載の美白用組成物。
【請求項6】
前記(A)成分1000重量部当たり前記(C)成分を0.01~12重量部含む、請求項3~5のいずれかに記載の美白用組成物。
【請求項7】
外用組成物である、請求項1~6のいずれかに記載の美白用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩(以下において、「トラネキサム酸類」とも記載する)によるメラニン産生抑制効果が増強された美白用組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シミは、メラニンの産生と代謝とのバランスが崩れ、表皮細胞にメラニンが過剰に蓄積した症状である。このような症状の原因としては、炎症、ホルモンバランスの乱れ、遺伝的要因等が挙げられるが、特に紫外線を受けることにより助長される。そこで、メラニンの産生を抑制するための成分が美白剤として外用剤及び内服剤に配合されて使いられている。
【0003】
メラニン産生を抑制する美白成分として、トラネキサム酸及びその誘導体(例えば、特許文献1)、アスコルビン酸及びその誘導体(例えば、特許文献2)等が古くから知られている。また近年では、シソ科タツナミソウ属の植物であるオウゴンの抽出物にメラニン取込抑制作用があることも報告されている(例えば、特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-72843号公報
特開昭61-050908号公報
特開2011-105644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
トラネキサム酸類やアスコルビン酸類は長く用いられている美白成分であるが、実際の美白効果は十分満足できるものではない。また、オウゴンの抽出物については、メラニン取込抑制作用が一応報告されているものの、その効果を発現させるには高濃度の抽出物が必要であり、製剤化が困難となるため、事実上美白成分として用いるには適さない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、メラニン産生抑制効果を増強できる美白用組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、鋭意検討を行ったところ、単独ではメラニン産生抑制効果を示さないショウガ科ウコン属の植物の抽出物をトラネキサム酸類と組み合わせることで、トラネキサム酸類によるメラニン産生抑制効果を増強できることを見出した。本発明は、この知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである
【0008】
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種と、(B)ショウガ科ウコン属の植物の抽出物とを含む、美白用組成物。
項2. 前記ショウガ科ウコン属の植物が、ウコン、マンゴージンジャー、ハルウコン、ガジュツ、及びクスリウコンからなる群より選択される、項1に記載の美白用組成物。
項3. 更に(C)シソ科タツナミソウ属の植物の抽出物を含む、項1又は2に記載の美白用組成物。
項4. 前記シソ科タツナミソウ属の植物が、オウゴン、スカルキャップ、及びハンシレンからなる群より選択される、項3に記載の美白用組成物。
項5. 前記(A)成分1000重量部当たり前記(B)成分を0.01~10重量部含む、項1~4のいずれかに記載の美白用組成物。
項6. 前記(A)成分1000重量部当たり前記(C)成分を0.01~12重量部含む、項3~5のいずれかに記載の美白用組成物。
項7. 外用組成物である、項1~6のいずれかに記載の美白用組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、メラニン産生抑制効果を増強できる美白用組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の美白用組成物は、(A)トラネキサム酸類(以下において、「(A)成分」とも記載する)と(B)ショウガ科ウコン属の植物の抽出物(以下において、「(B)成分」とも記載する)とを含むことを特徴とする。以下、本発明の美白用組成物について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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