TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025047811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156529
出願日
2023-09-21
発明の名称
経口組成物
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250326BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本発明は、梅果汁濃縮物を含み、粘度が向上した経口組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】梅果汁濃縮物を含む経口組成物は、β-グルカン、クロレラ、松樹皮エキス、亜鉛酵母、エクオール、モリンガエキス、及びビタミンC類からなる群より選択される成分を配合することで、粘度が向上する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)梅果汁濃縮物、並びに(B)β-グルカン、クロレラ、松樹皮エキス、亜鉛酵母、エクオール、モリンガエキス、及びビタミンC類からなる群より選択される成分を含む、経口組成物。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記(A)成分の乾燥重量1重量部当たり、前記(B)成分が乾燥重量で0.01~43重量部含まれる、請求項1に記載の経口組成物。
【請求項3】
前記経口組成物の乾燥重量100重量部当たり、前記(A)成分の比率が乾燥重量で2~99重量部である、請求項1に記載の経口組成物。
【請求項4】
前記経口組成物の乾燥重量100重量部当たり、前記(B)成分の比率が乾燥重量で1~98重量部である、請求項1に記載の経口組成物。
【請求項5】
粉末飲料、顆粒飲料、又は濃縮飲料である、請求項1に記載の経口組成物。
【請求項6】
丸剤である、請求項1に記載の経口組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、梅果汁濃縮物を含み、粘度が向上した経口組成物に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
梅には人体の健康増進に役立つ成分が豊富に含まれており、様々な形態に加工されて食用に供されてきた。中でも、梅の果汁を煮詰めて濃縮して得られる梅エキス(梅肉エキスとも呼ばれる)には、加熱濃縮過程で果汁成分が変化したムメフラール及び5-ヒドロキシメチル-2-フルフラール等の梅エキス特有の成分が多量に含まれており、免疫改善効果、血流改善効果、疲労回復効果、ピロリ菌抑制効果、便通改善効果、肝機能強化効果、カルシウムの吸収促進効果等の様々な健康効果があることが知られている。
【0003】
梅エキスを摂取するための製品形態として、粒状製品が挙げられる。梅エキスの粒状製品としては、一般的な丸剤と同様に澱粉質を結合剤として含む粒状製品、及び、梅肉エキスと、梅肉エキスの凍結乾燥粉末と、山芋の乾燥粉末とを含む梅肉エキス粒状製品(特許文献1)等が知られている。
【0004】
梅エキスを摂取するための製品形態として、水で希釈した製品も挙げられる。一方、一般的な濃縮果汁が飲料に加工される際に水で希釈されるところ、梅等の果汁飲料に粘性を付与する方法として、ローカストビーンガム、グアガム、キサンタンガム、タマリンドガム及びペクチン等の増粘多糖類が配合される(特許文献2)ことが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特公昭57-33937号公報
特開2005-087031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
いわゆる梅エキスの加工製品(梅エキスを含む経口組成物)において、粘度を調整する場合には水の量を増やして粘度を下げることが一般的であり、粘度を向上(増強)させるための処方については検討されていない。梅エキスの加工製品とは異なる一般的な果汁飲料において、粘度を向上させるために増粘多糖類が用いられるため、梅エキスの加工製品の粘度を上げるために増粘多糖類を配合することも考えられるが、昨今の健康志向の高まりに鑑みると、増粘多糖類のような非機能性成分である添加物への依存を低減することが望まれる。また、梅肉エキスを丸剤(粒状製品)に加工するためには結合剤を大量に使用する必要があるところ、結合剤以外の組成で粘性を向上できれば、結合剤のような非機能性成分である添加物への依存を低減することが期待できる。そうすると、梅エキスの加工製品の粘度を向上させるために他の機能性成分を用いることができれば、非機能性成分である添加物への依存を低減するとともに他の機能性成分の共配合による複合的な効果も得られるため望ましいと考えられる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、梅果汁濃縮物(いわゆる梅エキス)を含み、粘度が向上した経口組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、梅果汁濃縮物と同様に免疫改善効果を有する機能性成分を、梅果汁濃縮物と共存させたところ、特定の成分、具体的には、β-グルカン、クロレラ、松樹皮エキス、亜鉛酵母、エクオール、モリンガエキス、及びビタミンC類からなる群より選択される成分が、梅果汁濃縮物を含む経口組成物の粘度を向上できることを見出した。本発明は、この知見に基づいて完成されたものである。
【0009】
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)梅果汁濃縮物、並びに(B)β-グルカン、クロレラ、松樹皮エキス、亜鉛酵母、エクオール、モリンガエキス、及びビタミンC類からなる群より選択される成分を含む、経口組成物。
項2. 前記(A)成分の乾燥重量1重量部当たり、前記(B)成分が乾燥重量で0.01~43重量部含まれる、項1に記載の経口組成物。
項3. 前記経口組成物の乾燥重量100重量部当たり、前記(A)成分の比率が乾燥重量で2~99重量部である、項1又は2に記載の経口組成物。
項4. 前記経口組成物の乾燥重量100重量部当たり、前記(B)成分の比率が乾燥重量で1~98重量部である、項1~3のいずれかに記載の経口組成物。
項5. 粉末飲料、顆粒飲料、又は濃縮飲料である、項1~4のいずれかに記載の経口組成物。
項6. 丸剤である、項1~4のいずれかに記載の経口組成物。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、梅果汁濃縮物を含み、粘度が向上した経口組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
小林製薬株式会社
外用組成物
1か月前
小林製薬株式会社
経口組成物
24日前
小林製薬株式会社
薬液供給装置
17日前
小林製薬株式会社
薬液供給装置
17日前
小林製薬株式会社
薬剤揮散器
17日前
小林製薬株式会社
口腔用組成物
3日前
小林製薬株式会社
口腔用組成物
3日前
小林製薬株式会社
口腔用組成物
3日前
小林製薬株式会社
口腔用組成物
3日前
小林製薬株式会社
眼圧下降用経口組成物、ROCK阻害剤及びオートファジー亢進剤
13日前
小林製薬株式会社
ナットウキナーゼを含む食品
16日前
個人
ペットフード
10日前
株式会社バンダイ
菓子
2か月前
株式会社バンダイ
菓子
2か月前
個人
血圧降下用組成物
13日前
個人
焼き魚の製造方法
1か月前
池田食研株式会社
発泡顆粒
2か月前
池田食研株式会社
免疫賦活剤
1か月前
第一工業製薬株式会社
組成物
17日前
個人
サメの加工品の識別方法
2か月前
第一工業製薬株式会社
組成物
17日前
日澱化學株式会社
チーズ様食品
1か月前
池田食研株式会社
乳化用組成物
2か月前
株式会社東洋新薬
飲食用組成物
5日前
第一工業製薬株式会社
固形食品
1か月前
有限会社丸繁商店
メカブ
5日前
有限会社丸繁商店
メカブ
5日前
有限会社丸繁商店
メカブ
5日前
キッコーマン株式会社
粉末醤油
2か月前
長谷川香料株式会社
香味改善剤
1か月前
アサヒ飲料株式会社
飲料
2か月前
一般社団法人神真都Q会
松の木茶
1か月前
日本メナード化粧品株式会社
飲料
1か月前
個人
薬草茶用の薬草配合物
2か月前
長谷川香料株式会社
苦味感増強剤
1か月前
個人
ブライン液の製造方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る