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公開番号2025078418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190970
出願日2023-11-08
発明の名称発熱体
出願人小林製薬株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類A61F 7/03 20060101AFI20250513BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】人体の可動部近傍に装着されても、剥がれることを軽減できる発熱体を提供する。
【解決手段】発熱体10は、表側シート部11と裏側シート部12との外周部を接合することで収容部18が形成された本体部1と、本体部1の横左右方向の両側の端縁の各々から延出し、一面に粘着層3が設けられた一対の貼着部2と、収容部18に収容された発熱材料4と、を備える。本体部1の横方向の両側の端縁のうち、本体部1の縦方向の中央を通りかつ横方向に平行なセンターラインC1に対して、一方側の領域に、本体部1と各々の貼着部2との接続領域が含まれ、他方側の領域が、全て、本体部1と各々の貼着部2とが接続されていない非接続領域である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表側シート部と裏側シート部との外周部を接合することで収容部が形成された本体部と、
前記本体部の横方向の両側の端縁の各々から延出し、一面に粘着層が設けられた一対の貼着部と、
前記収容部に収容された発熱材料と、
を備え、
前記本体部の横方向の両側の端縁のうち、前記本体部の縦方向の中央を通りかつ横方向に平行なセンターラインに対して、一方側の領域に、前記本体部と各々の前記貼着部との接続領域が含まれ、他方側の領域が全て前記本体部と各々の前記貼着部とが接続されていない非接続領域である、
発熱体。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記非接続領域と前記貼着部とはスリットによって分離している、
請求項1に記載の発熱体。
【請求項3】
前記非接続領域と前記貼着部とは三角形状の切欠部によって分離している、
請求項1に記載の発熱体。
【請求項4】
縦方向に対する、前記貼着部における前記非接続領域に対向する縁のなす角は、15°以上45°以下である、
請求項2又は請求項3に記載の発熱体。
【請求項5】
前記貼着部の縦方向の前記他方側の端部は、前記本体部の縦方向の前記他方側の端部よりも前記一方側に位置する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発熱体。
【請求項6】
縦方向において、前記貼着部の縦方向の前記他方側の端部は、前記本体部の縦方向の前記他方側の端部と前記センターラインとの間に位置している、
請求項5に記載の発熱体。
【請求項7】
前記一対の貼着部における前記粘着層の面積は、前記本体部の面積の15%以上である、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発熱体。
【請求項8】
前記貼着部は、前記表側シート部の一部と前記裏側シート部の一部とを有しており、
前記前記表側シート部の一部と前記裏側シート部の一部とは部分的に接合されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発熱体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の発熱体(特許文献1では温熱具)が記載されている。特許文献1に記載の温熱具は、例えば、首の後部(うなじ)に取り付けられる。温熱具は、第一シートと第二シートとを接合することで袋状に形成された内袋と、内袋内に配置された発熱層と、内袋の一面に設けられた粘着層とを備えている。粘着層は、内袋の一面の全面にわたって形成されており、平面視矩形状に形成されている。粘着層によって、ユーザの肌に対して発熱具を貼り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-37775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したように、特許文献1に記載の温熱具では、内袋の全面にわたって粘着層が設けられている。このため、特許文献1の温熱具を、首の後部等の可動部に取り付けた状態において、ユーザが上を向く等の動作によって頭部を動かすと、温熱具に対し、頭部が温熱具の上側かつ人体側から力を加え、温熱具が剥がれやすいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、人体の可動部近傍に装着されても、剥がれることを軽減できる発熱体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一態様の発熱体は、表側シート部と裏側シート部との外周部を接合することで収容部が形成された本体部と、前記本体部の横左右方向の両側の端縁の各々から延出し、一面に粘着層が設けられた一対の貼着部と、前記収容部に収容された発熱材料と、を備える。前記本体部の縦方向の中央を通りかつ横方向に平行なセンターラインに対して、一方側の領域に、前記本体部と各々の前記貼着部との接続領域が含まれ、他方側の領域が全て前記本体部と各々の前記貼着部とが接続されていない非接続領域である。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る上記態様の発熱体は、人体の可動部近傍に装着されても、剥がれることを軽減できる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る温熱具の使用状態の模式斜視図である。
図2は、実施形態に係る温熱具をうら面からみた模式背面図である。
図3は、図2におけるA-A線断面図である。
図4(A)は、変形例に係る温熱具の模式正面図である。図4(B)は、更なる変形例に係る温熱具の模式正面図である。図4(C)は、更なる変形例に係る温熱具の模式正面図である。
図5は、更なる変形例に係る温熱具の模式正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
以下、本実施形態に係る発熱体10について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
発熱体10は、図1に示すように、ユーザのうなじ(後頚部)等の可動部に装着される発熱体10である。本実施形態に係る発熱体10は、発熱領域を有する本体部1と、本体部1の横方向の両側の端縁から延出した一対の貼着部2とを備える。図2に示すように、本体部1の横方向の両側の端縁のうち、少なくとも、本体部1の縦方向の中央を通りかつ横方向に平行なセンターラインC1に対して、一方側の領域には本体部1と各貼着部2との接続領域が含まれており、他方側の領域は、全て、本体部1と各貼着部2とが接続されていない非接続領域である。
(【0011】以降は省略されています)

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