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公開番号
2025015861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024204285,2019197419
出願日
2024-11-22,2019-10-30
発明の名称
経口組成物
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
27/00 20160101AFI20250123BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本発明の目的は、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を含み、呈味が改善されている経口組成物を提供することである。
【解決手段】経口組成物において、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩と共に、ビタミンD類及び/又はビタミンB
6
類を含有させることにより、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩に特有の不快な呈味を改善でき、摂取し易くなる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩、並びに(B)ビタミンD類及び/又はビタミンB
6
類を含有する、経口組成物。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記(B)成分として、ビタミンD類及びビタミンB
6
類の双方を含む、請求項1に記載の経口組成物。
【請求項3】
前記(A)成分100重量部当たり、前記(B)成分を総量で0.0001~100重量部含む、請求項1又は2に記載の経口組成物。
【請求項4】
前記(A)成分100重量部当たり、ビタミンD類を0.0001~50重量部且つビタミンB
6
類を0.25~50重量部含む、請求項1~3のいずれかに記載の経口組成物。
【請求項5】
飲食品である、請求項1~4のいずれかに記載の経口組成物。
【請求項6】
経口組成物中で(A)3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩と(B)ビタミンD類及び/又はビタミンB
6
類とを共存させる、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩の不快な呈味のマスキング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を含み、呈味が改善されている経口組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
3-ヒドロキシイソ吉草酸及びその塩は、必須アミノ酸の代謝産物であり、筋肉量の改善、運動時の筋組織ダメージの軽減、体脂肪減少、ひきしめ等の機能を有しており、加齢に伴う筋肉の萎縮(サルコペニア)、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態(ロコモティブシンドローム)等の予防又は改善に有効であることが知られている。
【0003】
3-ヒドロキシイソ吉草酸は、食事に含まれる量は微量であり、更にロイシンからの代謝生成量も少ないため、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩をサプリメント等として補給できる経口組成物が開発されている。例えば、特許文献1には、3-ヒドロキシイソ吉草酸カルシウム及び平均粒子径が65~100μmの結晶セルロースを含有する錠剤は、打錠障害が抑制され、表面に凹凸の形成を抑制できることが開示されている。また、特許文献2には、3-ヒドロキシイソ吉草酸カルシウム及びテルペンを含有する経口組成物は、優れた筋肉増強効果及び抗肥満効果を示すことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-218158号公報
特開2019-85392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
3-ヒドロキシイソ吉草酸及びその塩は、舌のしびれ、強い苦味等を感じさせる不快な呈味があり、摂取し難いという欠点がある。そのため、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を含む経口組成物の不快な呈味を改善し、嗜好性を向上させることが求められている。
【0006】
そこで、本発明の目的は、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を含み、呈味が改善されている経口組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、経口組成物において、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩と共に、ビタミンD類及び/又はビタミンB
6
類を含有させることにより、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩に特有の不快な呈味を改善でき、摂取し易くなることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいてさらに検討を重ねることにより完成したものである。
【0008】
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩、並びに(B)ビタミンD類及び/又はビタミンB
6
類を含有する、経口組成物。
項2. 前記(B)成分として、ビタミンD類及びビタミンB
6
類の双方を含む、項1に記載の経口組成物。
項3. 前記(A)成分100重量部当たり、前記(B)成分を総量で0.0001~100重量部含む、項1又は2に記載の経口組成物。
項4. 前記(A)成分100重量部当たり、ビタミンD類を0.0001~50重量部且つビタミンB
6
類を0.25~50重量部含む、項1~3のいずれかに記載の経口組成物。
項5. 飲食品である、項1~4のいずれかに記載の経口組成物。
項6. 経口組成物中で(A)3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩と(B)ビタミンD類及び/又はビタミンB
6
類とを共存させる、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩の不快な呈味のマスキング方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩に特有の不快な呈味(舌のしびれ、強い苦味)を改善でき、その味嗜好性を高めることができるので、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を摂取し易い飲食品や内服用医薬品等の提供が可能になる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.経口組成物
本発明の経口組成物は、3-ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩((A)成分と表記することもある)、並びにビタミンD及び/又はビタミンB
6
((B)成分と表記することもある)を含有することを特徴とする。以下、本発明の経口組成物について詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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