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公開番号
2025006711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107683
出願日
2023-06-30
発明の名称
消泡剤
出願人
三洋化成工業株式会社
代理人
主分類
C11D
1/62 20060101AFI20250109BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】加温した洗浄水を用いた場合でも、泡発生を抑制できる医療器具洗浄機用洗浄剤に用いる消泡剤を提供する。
【解決手段】以下の一般式で表される化合物を含む消泡剤。
N
+
R
4
・X
-
(式中、Rは、それぞれ独立に炭素数1~18のアルキル基またはベンジル基または-(AO)n-Hで表される基(Y)であり、AOは炭素数2~4のアルキレンオキシ基であり、nは1~5の数であり、X
-
は1価または2価のアニオン性対イオンである。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
医療器具洗浄機用の洗浄剤に用いる消泡剤であって、以下の一般式(1)で表される化合物を含む消泡剤。
JPEG
2025006711000004.jpg
66
125
(式中、R
1
、R
2
、R
3
、R
4
はそれぞれ独立に炭素数1~18のアルキル基またはベンジル基または-(AO)n-Hで表される基(Y)であり、AOは炭素数2~4のアルキレンオキシ基であり、nは1~5の数であり、X
-
は1価または2価のアニオン性対イオンである。)
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
一般式(1)中のR
1
、R
2
、R
3
、R
4
のうちの少なくとも一つの基が、炭素数6~18のアルキル基またはベンジル基である請求項1に記載の消泡剤。
【請求項3】
一般式(1)中のR
1
、R
2
、R
3
、R
4
のうちの少なくとも一つの基が、炭素数1~3のアルキル基または-(AO)n-Hで表される基(Y)である請求項1または2に記載の消泡剤。
【請求項4】
一般式(1)中のR
1
、R
2
、R
3
、R
4
のうちの少なくとも一つの基が、炭素数8~10のアルキル基である請求項1または2に記載の消泡剤。
【請求項5】
一般式(1)中のX
-
が乳酸イオン、アジピン酸イオンまたはメチル硫酸イオンである請求項1または2に記載の消泡剤。
【請求項6】
さらに、非イオン性界面活性剤を含有する、請求項1または2に記載の消泡剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療器具洗浄機用の洗浄剤に用いる消泡剤に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
医療器具の洗浄においても、自動洗浄機が導入されている。このような、医療器具洗浄機用の洗浄剤としては、種々の洗浄剤が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5407001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、洗浄温度が高いほど、洗浄力は高くなるが、医療器具に付着する汚れは血液などのタンパク質汚れであるため、洗浄温度を高温(例えば80℃以上)にするとタンパク質が変性し汚れが落ちにくくなる。そこで、上記特許文献1においては、低温(5℃)でも泡立ちが少なく、洗浄力に優れた洗浄剤組成物が提案されている。しかしながら、低温で洗浄すると、洗浄力が不充分となることがある。
このような事情にかんがみ、タンパク質の変性温度よりも低い温度(例えば50℃)に加温した洗浄水での洗浄に適した洗浄剤について検討したところ、従来の洗浄剤では、泡立ちが発生するという問題があった。泡立ちの原因は血液汚れが一因であると推測される。
本発明の課題は、加温した洗浄水を用いた場合でも、泡の発生を抑制できる医療器具洗浄機用洗浄剤に用いる消泡剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち本発明は、以下の通りである。
[1]医療器具洗浄機用の洗浄剤に用いる消泡剤であって、以下の一般式(1)で表される化合物を含む消泡剤。
【0006】
JPEG
2025006711000001.jpg
67
125
(式中、R
1
、R
2
、R
3
、R
4
はそれぞれ独立に炭素数1~18のアルキル基またはベンジル基または-(AO)n-Hで表される基(Y)であり、AOは炭素数2~4のアルキレンオキシ基であり、nは1~5の数であり、X
-
は1価または2価のアニオン性対イオンである。)
[2]一般式(1)中のR
1
、R
2
、R
3
、R
4
のうちの少なくとも一つの基が、炭素数6~18のアルキル基またはベンジル基である[1]に記載の消泡剤。
[3]一般式(1)中のR
1
、R
2
、R
3
、R
4
のうちの少なくとも一つの基が、炭素数1~3のアルキル基または-(AO)n-Hで表される基(Y)である[1]または[2]に記載の消泡剤。
[4]一般式(1)中のR
1
、R
2
、R
3
、R
4
のうちの少なくとも一つの基が、炭素数8~10のアルキル基である[1]~[3]のいずれか一項に記載の消泡剤。
[5]一般式(1)中のX
-
が乳酸イオン、アジピン酸イオンまたはメチル硫酸イオンである[1]~[4]のいずれか一項に記載の消泡剤。
[6]さらに、非イオン性界面活性剤を含有する、[1]~[5]のいずれか一項に記載の消泡剤。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば加温した洗浄水を用いた場合でも、泡の発生を抑制できる医療器具洗浄機用洗浄剤に用いる消泡剤を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の消泡剤は医療器具洗浄機用の洗浄剤に用いる消泡剤である。本発明の消泡剤は以下の一般式(1)で表される化合物を含む。
【0009】
JPEG
2025006711000002.jpg
67
125
【0010】
一般式(1)中の、R
1
、R
2
、R
3
、R
4
はそれぞれ独立に炭素数1~18のアルキル基またはベンジル基または-(AO)n-Hで表される基(Y)である。
(【0011】以降は省略されています)
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