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公開番号
2024153294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-29
出願番号
2023067095
出願日
2023-04-17
発明の名称
ヒュージブルリンク
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01H
85/175 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】意図せず外れてしまうことを防止することのできるヒュージブルリンクを提供すること。
【解決手段】ヒュージブルリンク1Aは、ヒューズ本体10と、ハウジング20と、カバー30とを備えている。ヒューズ本体10は、一対の端子11と、これらの間に設けられたヒューズ機能部12を有している。ハウジング20は開口部21を有しており、開口部21を通してハウジング20の内部にヒューズ本体10が取り付けられている。カバー30は、ハウジング20に取り付けられており、開口部21を閉じている。ヒュージブルリンク1Aが取り付けられる取付凹部への挿入方向Dに向けて一対の係止腕部31がカバー30から延設されている。一対の係止腕部31の先端には、取付凹部の内面に互いに対向して形成された係止突起と係止する係止爪31aが、それぞれ互いに反対方向に向けて突設されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
取付凹部に挿入されて当該取付凹部に取り付けられるヒュージブルリンクであって、
一対の端子及び一対の前記端子の間に設けられたヒューズ機能部を有するヒューズ本体と、
開口部を有し、前記開口部を通して内部に前記ヒューズ本体が取り付けられるハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられた、前記開口部を閉じるカバーと、を備えており、
前記ヒュージブルリンクの前記取付凹部への挿入方向に向けて一対の係止腕部が前記カバーから延設されており、
一対の前記係止腕部の先端には、前記取付凹部の内面に互いに対向して形成された係止突起と係止する係止爪が、それぞれ互いに反対方向に向けて突設されている、ヒュージブルリンク。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
一対の前記係止腕部における前記ヒュージブルリンクの前記取付凹部への取付時に前記取付凹部外に露出される部分に、それぞれ互いに反対方向に向けて係止解除用突起が突設されている、請求項1に記載のヒュージブルリンク。
【請求項3】
前記ヒュージブルリンクが前記取付凹部に取り付けられたときの前記係止爪の前記係止突起との接触面が、テーパー面として形成されている、請求項1に記載のヒュージブルリンク。
【請求項4】
前記ハウジングに、前記係止腕部を収納する切欠スリットが形成されている、請求項1~3の何れか一項に記載のヒュージブルリンク。
【請求項5】
前記ハウジングと前記ヒューズ本体との間に、前記ヒューズ本体の前記ハウジングからの抜け止め機構が設けられており、
前記抜け止め機構が、前記ハウジングの内面に形成された係止段部と、前記ヒューズ本体から突設された、前記係止段部と係止する係止ランスとを備えている、請求項1又は2に記載のヒュージブルリンク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒュージブルリンクに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車には様々な電装機器が搭載されており、これらの電装機器の回路に使用されている様々な電子部品を保護するために多くのヒューズ類がヒューズボックスなどに収納されている。なお、自動車に搭載されているヒューズ類に関しては、おおよそ20アンペア以下の容量を持ついわゆるブレードヒューズは単にヒューズと呼ばれ、おおよそ20アンペア以上の容量を持つ箱状パッケージを有するものはヒュージブルリンクと呼ばれることが多い。また、バッテリー端子に取り付けられるヒューズ機能を有するものや、一対のコネクタ間にヒューズ機能を有するワイヤが取り付けられたものもヒュージブルリンクと呼ばれることがある。本発明は、箱状パッケージを有するヒュージブルリンクに関し、この種のヒュージブルリンクもヒューズ機能を有しているため単にヒューズと呼ばれてもよい。下記特許文献1は、箱状パッケージを有するヒューズ、ここに言うヒュージブルリンクを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-281078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、自動車に搭載される電装機器の量は増えており、自動車に搭載されるヒュージブルリンクの数も増加傾向にある。しかし、自動車に確保されるヒューズボックスなどのためのスペースには限りがあり、一つ一つのヒュージブルリンクの小型化が必要になってきている。ヒュージブルリンクは一対の端子と、この一対の端子の間に設けられたヒューズ機能部とを有している。ヒューズ機能部は、例えば、過電流が流れると溶断して電流を遮断する。一対の端子の一方は主電源につながる端子と接続され、他方は電装機器につながる端子と接続される。
【0005】
ヒュージブルリンクを小型化すれば必然的にその一対の端子も小さくせざるを得ず、主電源や電装機器につながる端子との接触荷重、即ち、主電源や電装機器につながる端子の保持力が小さくなる。上記特許文献1に開示されたヒュージブルリンクなどの従来のヒュージブルリンクは、ヒュージブルリンクの端子が主電源や電装機器につながる端子を保持する力でそれ自身を取付位置に保持していた。このため、小型化されたヒュージブルリンクでは振動などによって意図せずその取付位置から外れてしまうおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、意図せず外れてしまうことを防止することのできるヒュージブルリンクを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るヒュージブルリンクは、取付凹部に挿入されて当該取付凹部に取り付けられる。前記ヒュージブルリンクは、一対の端子及び一対の前記端子の間に設けられたヒューズ機能部を有するヒューズ本体と、開口部を有し、前記開口部を通して内部に前記ヒューズ本体が取り付けられるハウジングと、前記ハウジングに取り付けられた、前記開口部を閉じるカバーと、を備えている。前記ヒュージブルリンクの前記取付凹部への挿入方向に向けて一対の係止腕部が前記カバーから延設されている。一対の前記係止腕部の先端には、前記取付凹部の内面に互いに対向して形成された係止突起と係止する係止爪が、それぞれ互いに反対方向に向けて突設されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るヒュージブルリンクによれば、その係止爪が取付凹部の係止突起と係止して、ヒュージブルリンクが意図せず外れてしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係るヒュージブルリンクとヒュージブルリンクの取付部であるボックスとを示す分解斜視図である。
上記ヒュージブルリンクの分解斜視図である。
上記ヒュージブルリンクの断面図(ボックスへの取付状態)である。
上記ヒュージブルリンクの一部断面斜視図である。
上記ヒュージブルリンクの断面図(ボックスへからの取り外し時)である。
第二実施形態に係るヒュージブルリンクの断面図(ボックスへからの取り外し時)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて実施形態に係るヒュージブルリンク1A及び1Bについて詳細に説明する。なお、下記の説明における「上下左右」については説明のための図中の上下左右であり、ヒュージブルリンク1A及び1Bを設置する向きを限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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