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公開番号
2024152837
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2024133231,2020064418
出願日
2024-08-08,2020-03-31
発明の名称
車載装置、カーシェアリングシステム及び情報処理方法
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/43 20240101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約
【課題】簡易な構成により車両のドアの開閉を制御することができる車載装置等を提供する。
【解決手段】車載装置は、カーシェアリング用の車両の付属品である携帯機と共に、前記車両内に載置される車載装置であって、外部装置と通信するための通信部と、前記通信部を介して受信した前記外部装置からの入力信号に基づき、制御信号を生成する制御部と、前記制御部が生成した制御信号に基づき、前記携帯機に設けられた操作ボタンを押下する押下部とを備え、前記携帯機は、前記車両のドアの開閉に関する制御を行うものであり、前記制御部は、前記通信部を介して前記外部装置から入力信号を受信した場合、前記入力信号に応じた前記制御信号を前記押下部に出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
カーシェアリング用の車両の付属品である携帯機と共に、前記車両内に載置される車載装置であって、
外部装置と通信するための通信部と、
前記通信部を介して受信した前記外部装置からの入力信号に基づき、制御信号を生成する制御部と、
前記制御部が生成した制御信号に基づき、前記携帯機に設けられた操作ボタンを押下する押下部とを備え、
前記携帯機は、前記車両のドアの開閉に関する制御を行うものであり、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記外部装置から入力信号を受信した場合、前記入力信号に応じた前記制御信号を前記押下部に出力する
車載装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記通信部を介して前記外部装置から前記入力信号を受信した場合、前記入力信号に係る認証処理を実行し、
前記入力信号が認証されたことにより、前記制御信号を前記押下部に出力する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記制御部が生成した制御信号に基づき、前記携帯機に設けられた受電部に給電する給電部を備え、
前記制御部は、前記通信部を介して前記外部装置から前記入力信号を受信した場合、前記制御信号を前記給電部に出力し、
前記制御部が出力した制御信号に基づき、前記給電部は前記受電部に給電する
請求項1又は請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記通信部を介して前記外部装置から前記入力信号を受信した場合、前記入力信号に係る認証処理を実行し、
前記入力信号が認証されたことにより、前記制御信号を前記給電部に出力する
請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記外部装置との相互通信が切断された場合、前記受電部への給電を停止する制御信号を前記給電部に出力する
請求項3又は請求項4に記載の車載装置。
【請求項6】
前記受電部は、ボタン電池形状に対応した収容部に設けられており、
前記給電部は、前記収容部に収容される前記ボタン電池形状を有する2次コイルと、前記2次コイルに送電する1次コイルとを備え、非接触給電方式により前記受電部に給電する
請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項7】
カーシェアリング用の車両と、前記車両の付属品である携帯機と、前記携帯機と共に前記車両内に載置される車載装置とを備え、
前記車載装置は、
外部装置と通信するための通信部と、
前記通信部を介して受信した前記外部装置からの入力信号に基づき、制御信号を生成する制御部と、
前記制御部が生成した制御信号に基づき、前記携帯機に設けられた操作ボタンを押下する押下部とを備え、
前記携帯機は、前記車両のドアの開閉に関する制御を行うものであり、
前記制御部は、
前記通信部を介して前記外部装置から入力信号を受信した場合、前記入力信号に応じた前記制御信号を前記押下部に出力する
カーシェアリングシステム。
【請求項8】
カーシェアリング用の車両の付属品である携帯機と共に、前記車両内に載置されるコンピュータに実行させるための情報処理方法であって、
前記携帯機は、前記車両のドアの開閉に関する制御を行うものであり、
外部装置から入力信号を受信し、
受信した前記入力信号に基づき、前記車両のドアの開閉に関する制御信号を生成し、
前記制御信号に基づき前記携帯機に設けられた操作ボタンを押下する押下部に、生成した前記制御信号を出力する
情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、車載装置、カーシェアリングシステム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、一台の車両を複数の会員で共有し、各会員は、予約した時間にその車両を利用可能となるカーシェアリングシステムが知られている。カーシェアリングシステムでは、車両の利用を希望する会員は、使用にあたり、会員の識別IDを有する携帯電話もしくは運転免許証などを車両に搭載された専用装置にかざすことにより車両のドアを開放させる。さらに、車両内に設けられたキーボックスを解錠してスマートキーを取り出す。そして取り出したスマートキーを利用することにより車両を使用することができる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-237842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のカーシェアリングシステムでは、会員の識別IDを有する携帯電話などを用いて車両のドア開閉を制御するための専用装置や、車両のドア開閉と連動して開閉するキーボックスを車両内部に設置するなど、車両に対する専門的な改造が必要である。このため、カーシェアリングシステムの設置が複雑であるとともに、カーシェアリングシステムの導入にあたり多額の初期費用が必要となるという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、簡易な構成により車両のドアの開閉を制御することができる車載装置等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る車載装置は、カーシェアリング用の車両の付属品である携帯機と共に、前記車両内に載置される車載装置であって、外部装置と通信するための通信部と、前記通信部を介して受信した前記外部装置からの入力信号に基づき、制御信号を生成する制御部と、前記制御部が生成した制御信号に基づき、前記携帯機に設けられた操作ボタンを押下する押下部とを備え、前記携帯機は、前記車両のドアの開閉に関する制御を行うものであり、前記制御部は、前記通信部を介して前記外部装置から入力信号を受信した場合、前記入力信号に応じた前記制御信号を前記押下部に出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、車載装置は簡易な構成により車両のドアの開閉を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係る車載装置1を含むカーシェアリングシステムSの構成を例示する模式図である。
車載装置等の構成を例示する模式図である。
車載装置等の構成を例示するブロック図である。
車両の利用開始処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
車両の利用終了処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
車載装置が実行する給電処理の手順の一例を示すフローチャートである。
車載装置が実行するドアロック部又はドアアンロック部の押下操作処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0010】
(1)本開示の一態様に係る車載装置は、カーシェアリング用の車両の付属品である携帯機と共に、前記車両内に載置される車載装置であって、外部装置と通信するための通信部と、前記通信部を介して受信した前記外部装置からの入力信号に基づき、制御信号を生成する制御部と、前記制御部が生成した制御信号に基づき、前記携帯機に設けられた操作ボタンを押下する押下部とを備え、前記携帯機は、前記車両のドアの開閉に関する制御を行うものであり、前記制御部は、前記通信部を介して前記外部装置から入力信号を受信した場合、前記入力信号に応じた前記制御信号を前記押下部に出力する。
(【0011】以降は省略されています)
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