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公開番号2024152002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065879
出願日2023-04-13
発明の名称ドライバ、プログラム、及び情報処理装置の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約【課題】メッセージ機能を使用してジョブの代理実行の依頼がなされる状況下においても、対象となる機器の従来の操作に慣れたユーザへの負担をより軽減する。
【解決手段】ドライバ301は、対象となる機器に処理を実行させるためのジョブデータの送信先の候補として提示される、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先に対応付けられた候補に関連付けられている。コラボレーションツール連携部313は、上記ジョブデータの送信先として上記宛先に対応付けられた候補が指定された場合に、上記メッセージ機能を使用して当該候補に対応付けられた宛先に、当該ジョブデータを上記機器に転送するためのメッセージを送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
対象となる機器に処理を実行させるためのジョブデータの送信先の候補として提示される、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先に対応付けられた候補に関連付けられており、
コンピュータを、
前記ジョブデータの送信先として前記宛先に対応付けられた候補が指定された場合に、前記メッセージ機能を使用して当該候補に対応付けられた前記宛先に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信する送信手段
を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのドライバ。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記送信手段は、前記ジョブデータに対して指定された一連の設定情報の少なくとも一部に、前記宛先に関連付けられた機器において適用が許容されていない設定情報が含まれている場合に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージの送信を制限することを特徴とする、請求項1に記載のドライバ。
【請求項3】
前記送信手段は、コラボレーションツールが提供するAPIを介して当該コラボレーションツールが提供するメッセージ機能を使用して、前記ジョブデータの送信先として指定された前記候補に対応付けられた前記宛先に、前記ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信することを特徴とする、請求項1に記載のドライバ。
【請求項4】
前記機器は、文書の印刷に係る機能を有する機器であり、
前記ジョブデータは、対象となる文書の印刷に係るジョブデータであり、
前記送信手段は、前記メッセージ機能を使用して、前記文書の印刷に係るジョブデータの送信先として指定された前記候補に対応付けられた前記宛先に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信する
ことを特徴とする、請求項1に記載のドライバ。
【請求項5】
コンピュータに対象となる機器のドライバをインストールするためのプログラムであって、
ジョブデータの送信先の候補として、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先を設定する設定手段を有し、
前記ドライバは、
対象となる機器に処理を実行させるためのジョブデータの送信先の候補として提示される、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先に対応付けられた候補に関連付けられており、
前記コンピュータを、
前記ジョブデータの送信先として前記候補が指定された場合に、前記メッセージ機能を使用して当該候補に対応付けられた前記宛先に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信する送信手段
を有する情報処理装置として機能させるためのドライバである
ことを特徴とする、プログラム。
【請求項6】
前記設定手段は、前記メッセージ機能を使用したメッセージの宛先の候補を管理するためのリストに含まれる当該宛先の候補を、前記ジョブデータの送信先の候補として設定することを特徴とする、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
情報処理装置の制御方法であって、
対象となる機器に処理を実行させるためのジョブデータの送信先の候補として、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先に対応付けられて提示された候補が指定された場合に、前記メッセージ機能を使用して当該候補に対応付けられた前記宛先に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信する送信ステップ
を含むことを特徴とする、情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
コンピュータに対象となる機器のドライバをインストールするための情報処理装置の制御方法であって、
ジョブデータの送信先の候補として、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先を設定する設定ステップを含み、
前記ドライバは、
対象となる機器に処理を実行させるためのジョブデータの送信先の候補として提示される、前記設定ステップにおいて設定された前記候補に関連付けられており、
前記コンピュータを、
前記ジョブデータの送信先として前記候補が指定された場合に、前記メッセージ機能を使用して当該候補に対応付けられた前記宛先に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信する送信手段
を有する情報処理装置として機能させるためのドライバである
ことを特徴とする、情報処理装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドライバ、プログラム、及び情報処理装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、互いに異なる場所にいるユーザ間のコミュニケーションを可能とするツールが各種提案されている。このようなツールの一例として、ビジネスチャット(メッセージ機能)によるコミュニケーションを可能とするコラボレーションツールが挙げられる。また、近年では、コラボレーションツールから種々の機器に対してジョブの投入を可能とする技術も各種提案されている。特許文献1には、コラボレーションツールからMFPに対して直接印刷ジョブの投入を可能とする情報処理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-47000号公報
特開2015-121974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、特許文献1に開示されているシステムでは、ユーザ本人が印刷の操作を行う必要がある。そのため、オフィス以外の場所で勤務するユーザが、MFPが設置されているオフィスに出社している他のユーザにジョブの代理実行を依頼するといったユースケースを実現することは困難である。
このような課題に対して、ジョブの代理実行を可能とするために、ジョブの依頼元となるユーザにより作成されたワークフローチケットを、コラボレーションツールを介して他のユーザに送信したうえで、当該他のユーザに実行してもらう方法の適用が想定され得る。しかしながら、ワークフローチケットを作成して依頼する操作は、MFPに対して印刷を依頼するための従来の操作に慣れたユーザにとっては負担が大きい場合もある。特許文献2には、ユーザがMFP等の機器を操作する負担を軽減する技術の一例が開示されているが、そのままではコラボレーションツール等のメッセージ機能を使用した他のユーザへのジョブの代理実行の依頼を実現することは困難である。
【0005】
本発明は上記の問題を鑑み、メッセージ機能を使用してジョブの代理実行の依頼がなされる状況下においても、対象となる機器の従来の操作に慣れたユーザへの負担をより軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るドライバは、対象となる機器に処理を実行させるためのジョブデータの送信先の候補として提示される、メッセージ機能を使用したメッセージの宛先に対応付けられた候補に関連付けられており、コンピュータを、前記ジョブデータの送信先として前記宛先に対応付けられた候補が指定された場合に、前記メッセージ機能を使用して当該候補に対応付けられた前記宛先に、当該ジョブデータを前記機器に転送するためのメッセージを送信する送信手段を有することを特徴とする情報処理装置として機能させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、メッセージ機能を使用してジョブの代理実行の依頼がなされる状況下においても、対象となる機器の従来の操作に慣れたユーザへの負担をより軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した図である。
情報処理装置のシステム構成の一例を示した図である。
情報処理装置の機能構成の一例を示した機能ブロック図である。
メッセージ機能の一例を示した図である。
情報処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
情報処理装置の操作画面の一例を示した図である。
情報処理装置の処理の一例を示したフローチャートである。
インストーラの構成の一例を示した図である。
宛先リストの一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、本実施形態では、ジョブの実行に係るワークフロー等のような種々のタスクが、チケットと称される情報の発行により管理されるものとする。このチケットには、対応付けられたタスクに関する種々の情報やデータが関連付けられる。例えば、ジョブの実行に係るワークフローのチケット(以下、ワークフローチケットとも称する)には、ジョブデータ等のようなジョブを実行するためのデータが関連づけられてもよい。
【0010】
<ハードウェア構成>
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。本実施形態に係る情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)11と、入力部12と、記憶部13と、表示部14と、外部接続IF(Interface)15とを含む。CPU11、入力部12、記憶部13、表示部14、及び外部接続IF15は、バス10を介して相互に情報を送受信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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