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公開番号
2024157486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071900
出願日
2023-04-25
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20241030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 温風を記録材に吹き付けて乾燥させる乾燥モジュールを有するインクジェット記録装置において、記録材に吹き付けるエアを効率よく加熱することを目的とする。
【解決手段】 記録材に温風を吹き付けて乾燥させる乾燥モジュールを有するインクジェット記録装置であって、搬送される記録材にエアを案内するダクトと、ダクト内のエアを加熱する第1加熱部と第2加熱部と、ダクト内に気流を発生させる送風手段と、を有し、第1加熱部と第2加熱部とをずらして配置することによって、ダクト内の加熱効率を向上させる。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材上にインク画像を形成するインク画像形成部と、
前記インク画像形成部によってインク画像が形成された記録材を乾燥する乾燥モジュールと、
前記乾燥モジュールは、記録材を搬送する搬送手段と、エアを送風する送風手段と、前記搬送手段に対して鉛直方向の上部に配置され前記送風手段によって送風されたエアを前記搬送手段によって搬送される記録材に案内するダクトと、前記ダクト内のエアを加熱する第1加熱部と、前記ダクト内のエアを加熱する第2加熱部と、を有し、
前記送風手段によって発生するエアの気流方向において、前記第1加熱部は前記第2加熱部に対して上流に配置され、
前記第1加熱部から前記気流方向に沿って前記第2加熱部を見た場合に、前記第2加熱部は前記第1加熱部に対して一部重ならない領域を有する、ことを特徴とするインクジェット記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
記録材の搬送方向において、前記乾燥モジュールの下流に配置される定着ユニットと、を有し、
前記定着ユニットは、ニップ部を形成する回転体対を有し、前記ニップ部で記録材に熱と圧力とを与えながら挟持搬送することで定着を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記第1加熱部と前記第2加熱部と、はシーズヒータである、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記気流方向と直交する方向において、前記第1加熱部と前記第2加熱部と、の最大幅は同一である、ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
前記第1加熱部と前記第2加熱部と、は記録材の搬送方向に沿って延びる領域を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項6】
前記送風手段は、前記インクジェット記録装置の奥側から手前側にエアを送風し、
前記ダクトは、前記インクジェット記録装置の奥側から手前側にエアを案内する第1経路を有し、
前記第1加熱部と前記第2加熱部と、は前記第1経路に配置される、
ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
【請求項7】
前記インクジェット記録装置の手前側から奥側に向かって前記第1経路を見た場合、前記第1経路は、前記鉛直方向に短辺を有する長方形である、
ことを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
【請求項8】
前記気流方向において、前記第2加熱部に対して下流に、前記ダクト内の温度を検知する温度検知部材を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項9】
前記乾燥モジュールは、前記送風手段と、前記ダクトと、前記第1加熱部と、前記第2加熱部と、を有する乾燥ユニットを複数有し、
記録材の搬送方向において、複数の前記乾燥ユニットは隣接して配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項10】
前記気流方向において、前記送風手段は前記第1加熱部に対して上流に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材にインクを付与することで画像を形成するインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタル商業印刷市場では、高画質かつ高速高生産性を実現するカットシート機のニーズが高まっている。デジタル商業印刷では、インクジェット方式の画像形成装置が提案されている。インクジェット機ではプライマやインクといった液体を用紙に打ち込むため、それを用紙上で乾燥させる工程が必要とされる。
【0003】
耐擦過性向上のために乾燥工程を経た記録材を、定着手段で定着する工程が提案される。乾燥工程と定着工程を備えた画像形成装置が特許文献1(特開2010-188624)に開示されている。定着工程では2つの回転体が備えられている。2つの回転体によってニップ部が形成され、ニップ部を記録材が通過する。このように記録材に付与されたインクを定着工程によって定着することで耐擦過性を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-188624
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インクが付与された記録材を乾燥させる際に、温めたエアを記録材に対して吹き付ける。温めたエアは搬送路の上部から記録材に対して吹き付けられることで乾燥が行われる。
【0006】
具体的に、搬送路の上部に配置されたダクト内では送風手段によって気流が発生している。気流は吹き出し口までダクトによって案内されて記録材に吹き付けられる。よってエアを温めるためには上記したダクト内で温めなければならず、エアを温める効率を高めなければならない。温度の低いエアが記録材に吹き付けられた場合、乾燥が十分に行われず、生産性の低下を引き起こす虞がある。
【0007】
そこで本発明に係るインクジェット記録装置では、温めたエアを記録材に吹き付けることで乾燥を行う構成において、エアを温める効率を向上させて、乾燥効率を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を鑑みて、本発明に係るインクジェット記録装置は、記録材上にインク画像を形成するインク画像形成部と、前記インク画像形成部によってインク画像が形成された記録材を乾燥する乾燥モジュールと、前記乾燥モジュールは、記録材を搬送する搬送手段と、エアを送風する送風手段と、前記搬送手段に対して鉛直方向の上部に配置され前記送風手段によって送風されたエアを前記搬送手段によって搬送される記録材に案内するダクトと、前記ダクト内のエアを加熱する第1加熱部と、前記ダクト内のエアを加熱する第2加熱部と、を有し、前記送風手段によって発生するエアの気流方向において、前記第1加熱部は前記第2加熱部に対して上流に配置され、前記第1加熱部から前記気流方向に沿って前記第2加熱部を見た場合に、前記第2加熱部は前記第1加熱部に対して一部重ならない領域を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、記録材に吹き付けるエアを効率よく温めることができる。これによって、インクが付与された記録材を早く乾燥させることができ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成システムの全体構成図である。
乾燥機能部に関わるシステムの構成図である。
乾燥ユニットの構成図である。
送風ダクト内における、気流方向と直交方向の断面図である。
シーズヒータの制御ブロック図である。
シーズヒータの構成図である。
温度センサの検出温度のグラフである。
課題を説明するシーズヒータの構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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