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公開番号2024157487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071901
出願日2023-04-25
発明の名称記録装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20241030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 液量の検知を適切な頻度で実行可能である。
【解決手段】 液体を吐出する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、前記タンクに収容されている液量が所定量以上あるか検知する検知手段と、記録命令に基づいて前記記録ヘッドが記録を行う場合であって、当該記録のために使用する液量が第1量の場合は、前記使用する液量が前記第1量より少ない第2量の場合よりも、単位時間あたりに検知する回数が多くなるように前記検知手段を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、
前記タンクに収容されている液量が所定量以上あるか検知する検知手段と、
記録命令に基づいて前記記録ヘッドが記録を行う場合であって、当該記録のために使用する液量が第1量の場合は、前記使用する液量が前記第1量より少ない第2量の場合よりも、単位時間あたりに検知する回数が多くなるように前記検知手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御手段は、記録する画像幅、画像長さ、記録品位、カラーもしくはモノクロであるかを示すモード、使用ノズル数のいずれかに基づいて前記使用する液量を取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
液体を吐出する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、
前記タンクに収容されている液量が所定量以上あるか検知する検知手段と、
前記記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング手段と、
前記記録ヘッドがクリーニングを行う場合であって、当該クリーニングのために使用する液量が第1量の場合は、前記使用する液量が前記第1量より少ない第2量の場合よりも、単位時間あたりに検知する回数が多くなるように前記検知手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする記録装置。
【請求項4】
前記クリーニング手段は、前記記録ヘッドの吐出口から液体を吸引する吸引手段を含むことを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記制御手段は、クリーニングの種類に基づいて前記使用する液量を取得することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記使用する液量が前記第1量の場合は、前記第2量の場合よりも検知する周期が短くなるように前記検知手段を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項7】
前記検知手段は2つの電極を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項8】
前記タンクと前記記録ヘッドはチューブにより接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
【請求項9】
液体を吐出する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、前記タンクに収容されている液量が所定量以上あるか検知する検知手段と、を備える記録装置の制御方法であって、
記録命令に基づいて前記記録ヘッドが記録を行う場合であって、当該記録のために使用する液量が第1量の場合は、前記使用する液量が前記第1量より少ない第2量の場合よりも、単位時間あたりに検知する回数が多くなるように前記検知手段を制御する制御工程を有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
液体を吐出する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、前記タンクに収容されている液量が所定量以上あるか検知する検知手段と、前記記録ヘッドのクリーニングを行うクリーニング手段と、を備える記録装置の制御方法であって、
前記記録ヘッドがクリーニングを行う場合であって、当該クリーニングのために使用する液量が第1量の場合は、前記使用する液量が前記第1量より少ない第2量の場合よりも、単位時間あたりに検知する回数が多くなるように前記検知手段を制御する制御工程を有することを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置およびその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクジェット記録装置においては、インク貯留部から記録ヘッドへインクを供給し、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体へ着弾させることで画像の記録を実現している。インク貯留部内のインクが無くなると、記録ヘッドによる記録ができなくなるため、インク貯留部内にはインク量を検知する機構を設けることが一般的である。
【0003】
特許文献1には、インク貯留部としてのインクタンクに2つの電極を備えて、電極間に流れた電圧値に基づいてインク量を判断する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-268805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成において、電極間に通電する通電時間が累積されると、電極の表面に酸化還元反応が生じることで検知精度が低下する虞がある。一方、電極間に通電する通電時間を少なくするために検知頻度を減らすと、記録中やクリーニング中にインクが無くなってしまう虞がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、液量の検知を適切な頻度で実行可能な記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、液体を吐出する記録ヘッドへ供給される液体を収容するタンクと、前記タンクに収容されている液量が所定量以上あるか検知する検知手段と、記録命令に基づいて前記記録ヘッドが記録を行う場合であって、当該記録のために使用する液量が第1量の場合は、前記使用する液量が前記第1量より少ない第2量の場合よりも、単位時間あたりに検知する回数が多くなるように前記検知手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、液量の検知を適切な頻度で実行可能な記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る記録装置の模式図である。
第1実施形態に係る記録装置の記録ヘッドを説明する図である。
第1実施形態に係る記録装置のインク供給に関する模式図である。
第1実施形態に係る記録装置の制御構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る記録装置のインク量検知頻度の判定シーケンスである。
第2実施形態に係る記録装置のクリーニング中のインク量検知頻度の判定シーケンスである。
第2実施形態に係るチョーククリーニングのシーケンスである。
第3実施形態に係る記録装置のインク量検知頻度の判定シーケンスである。
第4実施形態に係る記録装置のインク量検知頻度の判定シーケンスである。
第5実施形態に係る記録装置のインク量検知頻度の判定シーケンスである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明実施形態について図面を参照して説明する。但し、以下実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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