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公開番号2024151629
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065126
出願日2023-04-12
発明の名称情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
出願人ストーリア株式会社,三菱鉛筆株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人個人
主分類A61B 5/16 20060101AFI20241018BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】筆記動作から脳波や心拍といった生体指標や、眼球の動きや瞬きといった生体行動を予測する情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様は、電子機器と情報処理機器とを備えた情報処理システムであって、電子機器は、筆記動作における加速度に関する情報を検出する加速度検出部と、加速度検出部で検出した加速度に関する情報を情報処理機器へ送信する送信部と、を有し、情報処理機器は、送信部から送信された加速度に関する情報を受信する受信部と、受信部で受信した加速度に関する情報を入力し、予め作成された人工知能の学習モデルに基づき使用者の生体指標または生体行動の予測に関する情報を出力する予測処理部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器と情報処理機器とを備えた情報処理システムであって、
前記電子機器は、
筆記機能を有するペン型または筆記具に取り付け可能な本体と、
筆記動作における加速度に関する情報を検出する加速度検出部と、
前記加速度検出部で検出した前記加速度に関する情報を前記情報処理機器へ送信する送信部と、
を有し、
前記情報処理機器は、
前記送信部から送信された前記加速度に関する情報を受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記加速度に関する情報を入力し、予め作成された人工知能の学習モデルに基づき使用者の生体指標または生体行動の予測に関する情報を出力する予測処理部と、
を有する、情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記予測処理部は、前記筆記動作における前記加速度の時間変化のパターンと、前記筆記動作を行っている使用者の集中度合い、リラックス度合いおよび快適度合いのうちのいずれかを表す前記生体指標または前記生体行動と、の相関関係に基づく前記学習モデルを用いる、請求項1記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記予測処理部は、前記筆記動作における前記加速度と脳波との相関関係に基づく前記学習モデルを用いる、請求項1記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記予測処理部は、0.1Hz以上100Hz以下の周波数帯の前記脳波の出現を予測する、請求項3記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記加速度に関する情報は、筆記の軌跡に沿った加速度、または所定の空間座標で特定の平面に沿った成分の加速度を含む、請求項1記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記電子機器は筆記の際の圧力を検出する圧力検出部をさらに備え、
前記加速度に関する情報は、前記圧力検出部で所定の閾値を越える前記圧力を検出している間の前記加速度の情報を含む、請求項1記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理機器は、前記予測処理部によって予測された前記生体指標または前記生体行動に基づく所定の出力情報を生成する出力生成部をさらに備えた、請求項1記載の情報処理システム。
【請求項8】
筆記動作における加速度に関する情報を検出する加速度検出部と、
前記加速度検出部で検出した前記加速度に関する情報を入力し、予め作成された人工知能の学習モデルに基づき使用者の生体指標または生体行動の予測に関する情報を出力する予測処理部と、
を有する、情報処理装置。
【請求項9】
前記予測処理部は、前記筆記動作における前記加速度の時間変化のパターンと、前記筆記動作を行っている使用者の集中度合い、リラックス度合いおよび快適度合いのうちのいずれかを表す前記生体指標または前記生体行動と、の相関関係に基づく前記学習モデルを用いる、請求項8記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記予測処理部は、前記筆記動作における前記加速度と脳波との相関関係に基づく前記学習モデルを用いる、請求項8記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、身体の動作に基づき脳波を予測する情報処理装置、情報処理装置および情報処理方法に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
脳波は、脳から生じる電気活動を電気信号で表したものであり、周波数によって複数種類に分けられる。脳波によって様々な脳活動や身体状態を読み取ることができるが、未解明な部分も多い。
【0003】
特許文献1には、頭部における所定の位置に精度良く脳波を測定するための電極を接触させやすい脳波計が開示される。この脳波計は、頭部に装着可能な脳波計であって、脳波計が頭部に装着された場合に、頭部に沿って左右の耳介に向けて延在するアーチ状の本体フレームと、脳波を検出するための電極対(電極)を有する電極部であって、本体フレームに設けられる電極部と、左右の耳介に装着され、左右の耳穴に挿入される凸部を有し、本体フレームの延在する方向の両端部のそれぞれに設けられる装着部とを備える。
【0004】
特許文献2には、周囲の人々に違和感を覚えさせることなく、日常的に安定して脳波の測定を行うことが可能な脳波測定装置が開示される。この脳波測定装置は、被測定者の頭部に装着可能な測定装置本体と、測定装置本体と接続され、被測定者の脳波検出位置に配置され、被測定者の脳波信号を検出するための脳波電極と、測定装置本体に対する脳波電極の相対的位置を調整する電極位置調整機構部とを具備する。
【0005】
特許文献3には、被検者間の共感度を脳波から精度よく共感度測定方法が開示される。この共感度測定方法では、コンピュータが、1000マイクロ秒未満の精度で同期された、第1被検者の第1脳波データ及び第2被検者の第2脳波データを取得し、第1脳波データ及び第2脳波データの間の相関性を算出し、算出された相関性に基づいて、第1被検者及び第2被検者の間のコンテンツに対する共感度を推定する。
【0006】
特許文献4には、商品と向き合った瞬間に本能的又は直感的に生じる魅力を推定する推定装置が開示される。この推定装置は、対象物によって被験者の五感のうちの少なくとも1つが刺激されてから1000ミリ秒までの間の被験者の脳波データを取得する脳波データ取得部と、脳波データから事象関連電位を取得する事象関連電位取得部と、事象関連電位に基づいて、魅力度を推定する推定部とを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-000405号公報
特開2022-077070号公報
特開2022-155614号公報
特開2022-160124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
例えば、筆記具を使って文字を書くなどして勉強する際に、筆記動作を行う人が常に集中しているわけではなく、筆記動作がすすまない、集中力が切れてしまう、怠けてしまい本来やるべき文字を書く動作や勉強に身が入らないこともある。集中しているときの動作や集中していないときの動作は人それぞれであって客観的に把握することは難しい。そこで、脳波によって集中を表すような脳波や心拍といった生体指標を取得することが考えられるが、生体指標の取得には特殊な機器を用いる必要がある。また、集中すると眼球の動きや瞬きの回数が減るなどといった行動指標もカメラや眼鏡型デバイスを使わないと把握できない。このように、集中力を客観的に把握することは難しく、集中力を容易かつ客観的に把握して、集中力が切れた場合などにそれを知らせたり、集中力を上げるような行為を促したりすることができる装置が望まれる。
【0009】
本発明は、筆記動作から脳波や心拍といった生体指標や、眼球の動きや瞬きといった生体行動を予測する情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様は、電子機器と情報処理機器とを備えた情報処理システムであって、電子機器は、筆記動作における加速度に関する情報を検出する加速度検出部と、加速度検出部で検出した加速度に関する情報を情報処理機器へ送信する送信部と、を有し、情報処理機器は、送信部から送信された加速度に関する情報を受信する受信部と、受信部で受信した加速度に関する情報を入力し、予め作成された人工知能の学習モデルに基づき使用者の生体指標または生体行動の予測に関する情報を出力する予測処理部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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