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公開番号2024151626
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065117
出願日2023-04-12
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】作業者が筐体と筐体を連結するのに、連結ピンを挿入方向上流側の挿入孔から挿入方向下流側の挿入孔へと挿入しやすい画像形成システムの提供。
【解決手段】第一筐体と第二筐体とを連結するための第一連結部12、第二連結部22のうちの一方である第一連結部12に、ガイド部6が設けられる。連結部材5が傾いた状態で挿入された場合、ピン部51がガイド部6に接触すると、ピン部51の先端が第一奥側挿入孔123a及び第二奥側挿入孔223aへ向いた状態に、連結部材5は傾きが補正されながらガイドされる。その後、ピン部51の先端がガイド部6により第一奥側挿入孔123a及び第二奥側挿入孔223aへ向いた状態に維持されたまま、連結部材5はガイドされる。それ故、作業者はピン部51を第一奥側挿入孔123a及び第二奥側挿入孔223aへ容易に挿入し得る。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
記録材に画像を形成する画像形成システムであって、
第一筐体と、
前記第一筐体と装着可能な第二筐体と、
前記第一筐体と前記第二筐体とを連結するための連結ピンと、を備え、
前記第一筐体は、前記第二筐体側に向けて突設された第一壁部及び第二壁部と、前記第一壁部に形成された第一孔部と、前記第二壁部に前記第一孔部と同軸上に形成された第二孔部と、を有し、
前記第二筐体は、前記第一筐体が装着された状態で前記第一壁部及び前記第二壁部とそれぞれ重なるように前記第一筐体側に向けて突設された第三壁部及び第四壁部と、前記第一筐体が装着された状態で前記第一孔部と整合するように前記第三壁部に形成された第三孔部と、前記第一筐体が装着された状態で前記第二孔部と整合するように前記第四壁部に前記第三孔部と同軸上に形成された第四孔部と、を有し、
前記連結ピンは、前記第一孔部、前記第二孔部、前記第三孔部及び前記第四孔部に挿入されることで前記第一筐体と前記第二筐体とを連結し、
前記第一筐体と前記第二筐体の何れか一方は、前記連結ピンを前記第一孔部及び前記第三孔部から挿入した際に、前記連結ピンを前記第二孔部及び前記第四孔部にガイドするガイド部を有する、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記第一孔部の中心軸線から外れた位置に設けられ、前記中心軸線と直交する断面において前記中心軸線側の部分に、前記中心軸線から離れる方向に凹んだ凹形状を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記中心軸線と直交する断面上で前記第一筐体と前記第二筐体の何れか一方から他方に向かう方向に延びる中心軸を中心として前記凹形状を回転させた形状を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記第一筐体は、前記ガイド部を設けた第一壁面部と、前記第一壁面部に形成された位置決め孔部とを有し、
前記第二筐体は、前記第一筐体が装着された状態で前記第一壁面部に対向する第二壁面部と、前記第二壁面部から前記第一壁面部に向かって突出して設けられ、前記第一孔部と前記第三孔部、前記第二孔部と前記第四孔部とがそれぞれ整合するように、前記位置決め孔部に侵入して前記第一筐体と前記第二筐体とを位置決めする位置決めピンとを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記ガイド部は、前記位置決めピンが前記位置決め孔部に侵入した状態で、前記連結ピンを挟んで前記位置決めピンの反対側に配設されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記位置決めピンは、前記第一孔部の中心軸線と直交する断面において前記中心軸線側の部分に、前記中心軸線から離れる方向に凹んだ凹形状を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記ガイド部は、前記第一壁面部から前記第二壁面部に向けて立設され、前記連結ピンを前記第一孔部及び前記第三孔部から挿入した際に、前記連結ピンの先端が前記第二孔及び前記第四孔へ向いた状態に前記連結ピンを案内する第五孔部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記第五孔部は、前記連結ピンの挿入方向に関し上流側から下流側に向かって直径が小さい、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記ガイド部は、前記位置決めピンが前記位置決め孔部に侵入した状態で、前記連結ピンの挿入方向に関し前記位置決めピンよりも上流側に配設されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記第一壁部と前記第二壁部と前記第一壁面部とは一体的に形成されて略コの字形状の第一連結部を構成し、前記第一連結部は前記第一筐体の底面から立設された第一柱部に設けられ、
前記第三壁部と前記第四壁部と前記第二壁面部とは一体的に形成されて略コの字形状の第二連結部を構成し、前記第二連結部は前記第二筐体の底面から立設された第二柱部に設けられている、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体と筐体とを連結して構成された、記録材に画像を形成可能な画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
最近では、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの記録材に画像を形成可能な画像形成システムの大型化に伴って、画像形成部や定着部などの各種ユニットが別々の筐体に収容されており、それら筐体と筐体とは連結されている。また、オプションで別筐体の外付け装置が連結された画像形成システムも提案されている。従来、筐体と筐体とを位置決めして連結するために、一方の筐体には軸部と軸部の先端にフック部材が回動可能に設けられており、他方の筐体にはフック部材を挿入して係合可能な係合孔が形成されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-11163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献1に記載の装置の場合、筐体と筐体を連結する際にフック部材が通過可能に、係合孔は回動方向に長い長孔に形成されている。それ故、筐体と筐体が連結された状態では、フック部材と係合孔とに隙間が生じて、連結された筐体と筐体とが振動しやすかった。そこで、連結された筐体と筐体との振動を抑制するために、上記したフック部材とは別に、連結ピンが挿入方向上流側の挿入孔から挿入方向下流側の挿入孔へ向けて挿入されることで、筐体と筐体とを連結することが考えられている。
【0005】
しかしながら、連結ピンは傾いた状態で挿入されることがあり、その場合には連結ピンの先端が挿入方向下流側の挿入孔からズレ、挿入孔から外れた面に突き当たるので、連結ピンが挿入方向下流側の挿入孔に挿入され得ない。そこで、作業者は連結ピンを傾けないようにして真っ直ぐ挿入するか、あるいは連結ピンの先端を挿入孔から外れた面に突き当てた状態で挿入方向下流側の挿入孔を探って挿入する必要があり、手間がかかっていた。
【0006】
本発明は上述の問題に鑑み、作業者が筐体と筐体を連結するのに、連結ピンを挿入方向上流側の挿入孔から挿入方向下流側の挿入孔へと挿入しやすい画像形成システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成システムは、記録材に画像を形成する画像形成システムであって、第一筐体と、前記第一筐体と装着可能な第二筐体と、前記第一筐体と前記第二筐体とを連結するための連結ピンと、を備え、前記第一筐体は、前記第二筐体側に向けて突設された第一壁部及び第二壁部と、前記第一壁部に形成された第一孔部と、前記第二壁部に前記第一孔部と同軸上に形成された第二孔部と、を有し、前記第二筐体は、前記第一筐体が装着された状態で前記第一壁部及び前記第二壁部とそれぞれ重なるように前記第一筐体側に向けて突設された第三壁部及び第四壁部と、前記第一筐体が装着された状態で前記第一孔部と整合するように前記第三壁部に形成された第三孔部と、前記第一筐体が装着された状態で前記第二孔部と整合するように前記第四壁部に前記第三孔部と同軸上に形成された第四孔部と、を有し、前記連結ピンは、前記第一孔部、前記第二孔部、前記第三孔部及び前記第四孔部に挿入されることで前記第一筐体と前記第二筐体とを連結し、前記第一筐体と前記第二筐体の何れか一方は、前記連結ピンを前記第一孔部及び前記第三孔部から挿入した際に、前記連結ピンを前記第二孔部及び前記第四孔部にガイドするガイド部を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業者が第一筐体と第二筐体とを連結する際に、第一孔部及び第三孔部から挿入した連結ピンを第三孔部及び第四孔部へと挿入しやすくすることが、簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の画像形成システムを示す斜視図。
分離状態の画像形成システムを示す斜視図。
第二筐体に設けられた第二連結部を示す斜視図と拡大図。
第二連結部を示す斜視図。
第一筐体に設けられた第一連結部を示す斜視図と拡大図。
(a)第一連結部を示す斜視図、(b)A-A線で切り欠いた第一連結部を示す斜視図。
本実施形態におけるガイド部による連結部材のガイドについて説明する図であり、(a)ピン部の先端がガイド部に到達した状態、(b)ピン部の先端が第一奥側壁部に到達した状態。
(a)連結部材を示す斜視図、(b)持ち手部側から見た連結部材を示す概略図。
ガイド部を示す、(a)正面斜視図、(b)背面斜視図、(c)側面図。
ガイド部により連結部材をガイド可能な構成について説明するための断面図。
(a)ガイド部の変形例を示す斜視図、(b)ガイド部の他の変形例を示す斜視図、(c)位置決めピンを凹形状に形成した場合を示す斜視図。
従来例について説明するための図であり、(a)連結部材が真っすぐに挿入された場合、(b)連結部材が傾いて挿入された場合。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<画像形成装置>
本実施形態の画像形成システムについて、図1及び図2を用いて説明する。図1に示すように、画像形成システム10は、第一ステーション1と、第一ステーション1に装着可能な第二ステーション2とを有している。
(【0011】以降は省略されています)

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