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公開番号2024150454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2024101378,2023503238
出願日2024-06-24,2020-11-02
発明の名称複数のネットワーク機能間におけるプロキシ介在のサービス要求処理
出願人テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 4/50 20180101AFI20241016BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワークにおいてサービス要求を処理するための方法及びそれらの方法に従って動作するノードを提供する。
【解決手段】サービスコンシューマの第1のネットワーク機能(NF)ノードとサービスプロデューサの第2のNFノードとの間のサービス通信プロキシ(SCP)ノードによって実行される方法であって、第1のNFノードによって要求された第1のサービスを提供するために第2のNFノードがリソースを使用するための第1の要求が満たされ得ない場合、サービスプロデューサの第3のNFノードに向けて第2の要求の送信を開始し102、第2の要求に対する応答の受信に応答して、第1のNFノードに向けて第1の要求に対する応答の送信を開始する。応答は、第2のサービスが第1のNFノードによって後続して要求されるときに使用される第3のNFノードにおけるリソースの位置を示す情報を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークにおいてサービス要求を処理する方法であって、該方法は、前記ネットワーク内のサービスコンシューマの第1のネットワーク機能(NF)ノード(20)とサービスプロデューサの第2のNFノード(30)との間のサービス通信プロキシ(SCP)として動作するように構成された第1のSCPノード(10)によって実行され、該方法は、
前記第1のNFノード(20)によって要求された第1のサービスを提供するために前記第2のNFノード(30)がリソースを使用するための第1の要求(602、604)が満たされ得ない場合、前記サービスプロデューサの第3のNFノード(30、70)に向けて第2の要求(614)の送信を開始すること(102)であって、前記第2の要求(614)は、前記第1のNFノード(20)によって要求された前記第1のサービスを提供するために前記第3のNFノード(30、70)がリソースを使用するためのものである、前記開始すること(102)と、
前記第2の要求(614)が成功していることを示す前記第2の要求(614)に対する応答(616)の受信に応答して、前記第1のNFノード(20)に向けて前記第1の要求(602、604)に対する応答(700)の送信を開始すること(104)であって、前記第1の要求(602、604)に対する前記応答(700)は、第2のサービスが前記第1のNFノード(20)によって後続して要求されるときに使用されることになる、前記第3のNFノード(30、70)における前記リソースの位置を示す情報を含む、前記開始すること(104)と、
を含む、方法。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記情報は、
前記第3のNFノード(30、70)のアドレス、
前記サービスプロデューサの名前、
前記サービスプロデューサに対するアプリケーションプログラミングインタフェース(API)のバージョン、
前記リソースを識別する識別子、
前記リソースのアドレス
のいずれか1つ以上を含む
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記情報は、ユニフォームリソース識別子(URI)である
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1の要求(602、604)に対する前記応答(700)のヘッダは、前記情報を含む
請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記ヘッダはカスタムヘッダである
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ヘッダは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)またはHTTP/2のヘッダである
請求項4または5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のサービスと前記第2のサービスとは、同一のサービスの異なる複数のインスタンスである
請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記同一のサービスの前記異なる複数のインスタンスは、同一のタイプのサービスである
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
サービスのセットは、前記第1のサービスと前記第2のサービスとを含む
請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記第3のNFノード(70)と前記第2のNFノード(30)とは同一のNFノードである、又は、
前記第3のNFノード(70)と前記第2のNFノード(30)とは異なる複数のNFノードである
請求項1乃至9の何れか1項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ネットワークにおいてサービス要求を処理するための方法、及びそれらの方法に従って動作するように構成されたノードに関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークにおけるサービスの要求を処理するための様々な技術が存在する。サービス要求は、一般に、サービスの消費者(「サービスコンシューマ」)からサービスの生産者(「サービスプロデューサ」)へ向かうものである。例えば、サービス要求は、サービスコンシューマのネットワーク機能(NF)ノードから、サービスプロデューサのNFノードへのものであってもよい。サービスコンシューマのNFノードとサービスプロデューサのNFノードは、直接または間接的に通信することができる。これをそれぞれ直接通信、間接通信と呼ぶ。間接通信の場合、サービスコンシューマのNFノードとサービスプロデューサのNFノードは、サービス通信プロキシ(SCP)ノードを介して通信することができる。
【0003】
図1のA~Dは、3GPP TS23.501 v16.4.0に規定された、サービス要求を処理するための異なる既存のシステムを示す図である。より詳細には、図1のAおよびBは直接通信を使用するシステムを示し、図1のCおよびDは間接通信を使用するシステムを示している。
【0004】
図1のAおよびBに示すシステムでは、サービス要求は、サービスコンシューマのNFノードからサービスプロデューサのNFノードに直接送信される。サービス要求に対する応答は、サービスプロデューサのNFノードからサービスコンシューマのNFノードに直接送信される。同様に、任意の後続のサービス要求は、サービスコンシューマのNFノードからサービスプロデューサのNFノードに直接送信される。図1のBに示されたシステムはまた、ネットワークリポジトリ機能(NRF)を含んでいる。したがって、図1のBに示すシステムでは、コンシューマのNFノードは、NRFに照会して、サービス要求を送信するのに適したサービスプロデューサのNFノードを発見することができる。このような問い合わせに応答して、コンシューマのNFノードは、サービスプロデューサの1つまたは複数のNFノードのNFプロファイルを受信し、受信したNFプロファイルに基づいて、サービス要求を送信するサービスプロデューサのNFノードを選択することが可能である。図1のAに示されるシステムでは、NRFは使用されず、その代わりに、コンシューマのNFノードは、サービスプロデューサのNFノード(複数可)のNFプロファイルで構成され得る。
【0005】
図1のC及びDに示すシステムでは、サービス要求は、サービスコンシューマのNFノードからサービスプロデューサのNFノードに、サービス通信プロキシ(SCP)ノードを介して間接的に送信される。サービス要求に対する応答は、サービスプロデューサのNFノードから、SCPを介してサービスコンシューマのNFノードに間接的に送信される。同様に、後続のサービス要求は、サービスコンシューマのNFノードから、SCPを介してサービスプロデューサのNFノードに間接的に送信される。図1のC及びDに示されたシステムは、また、NRFを含み得る。
【0006】
図1のCに示されるシステムでは、コンシューマのNFノードは、サービス要求を送信するサービスプロデューサの適切なNFノードを発見するために、NRFに問い合わせることができる。このような問い合わせに応答して、コンシューマのNFノードは、サービスプロデューサの1つまたは複数のNFノードのNFプロファイルを受信し、受信したNFプロファイルに基づいて、サービス要求を送信するサービスプロデューサのNFノードを選択することが可能である。この場合、サービスコンシューマのNFノードからSCPに送信されるサービス要求は、サービスプロデューサの選択されたNFノードのアドレスを含む。サービスコンシューマのNFノードは、それ以上の発見または選択を行うことなく、サービス要求を転送することができる。サービスプロデューサの選択されたNFノードが何らかの理由でアクセスできない場合、代替を見つけるのはサービスコンシューマのNFノードに任されることがある。他の場合、SCPはNRFと通信して選択パラメータ(例えば、位置、容量など)を取得し、SCPはサービス要求を送信するサービスプロデューサのNFノードを選択することができる。
【0007】
図1のDに示されるシステムでは、コンシューマのNFノードは、発見または選択プロセスを実行しない。代わりに、コンシューマのNFノードは、SCPを介して送信するサービス要求に、(サービスプロデューサの適切なNFノードを見つけるために必要な)必要な発見および選択パラメータを追加する。SCPは、要求アドレスと、サービス要求内の発見および選択パラメータを使用して、サービス要求をサービスプロデューサの適切なNFノードにルーティングする。SCPは、NRFを使用して発見を行うことができる。
【0008】
第5世代コア(5GC)では、リリース16から、サービスコンシューマのNFノードとサービスプロデューサのNFノードとの間の間接通信を可能にするネットワーク要素として、SCPが含まれるようになった。使用される間接通信は、図1のC及びDを参照して先に説明した2つの間接通信オプションのいずれでもよい。
【0009】
図2は、図1のCに例示されたシステムのような既存のシステムにおける信号の交換を例示するシグナリング図であるが、説明された問題は図1のDに例示されたシステムにも適用できることは理解されるであろう。図2に例示されるシステムは、第1のSCPノード10と、サービスコンシューマの第1のNFノード20(「NFc」)と、サービスプロデューサの第2のNFノード30(「NFp1」)と、サービスプロデューサの第3のNFノード70(「NFp2」)と、を含む。第1のSCPノード10は、第1のNFノード20と第2のNFノード30との間のSCPとして動作するように構成される。第2のNFノード30は、サービス(「servA-1」)を実行するように構成され得、第3のNFノード70は、サービス(「servA-2」)を実行するように構成され得る。第2のNFノード30及び第3のNFノード70は、サービスプロデューサのNFノードのセット402の一部とすることができる。図示されていないが、図2に示されたシステムは、ネットワークリポジトリ機能ノードを構成することもできる。
【0010】
図2において、ステップ600は、第1のNFノード20と第2のNFノード30との間のセッションの確立に関連する。セッションが確立されると、ステップ602~618によって例示される方法が実行される。図2の矢印602、604で示されるように、第1のNFノード20は、第1のSCPノード10を介して第2のNFノードに向かって第1の要求602、604の送信を開始する。第1の要求602、604は、第2のNFノード30がリソースを使用して、第1のNFノード20によって要求された第1のサービスを提供するためのものである。第1の要求602、604は、第2のNFノード30のアドレスを含み、これは、第2のNFノード30の到達に用いられるユニフォームリソース識別子(URI)のアプリケーションプログラミングインタフェース(API)ルート(すなわち、sbi-targetapiroot)であってよい。第1の要求602、604はまた、第2のNFノード30の完全修飾ドメイン名(FQDN)など、第2のNFノード30を(例えば、一意に)識別する識別子を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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