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公開番号2024150363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063769
出願日2023-04-10
発明の名称照明装置
出願人佐藤ライト工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241016BHJP(照明)
要約【課題】光軸方向と平行な方向へ光を照射する構成において、小型化を図りつつ、光の利用効率の高い照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、光源3と、光源側より順に配置された第1レンズL1、正のパワーを持つ第2レンズL2、絞り、正のパワーを持つ第3レンズL3を有し、光源3の光軸Oaと平行な光軸方向へ光を照射する照明装置であり、第1レンズL1は、光源3からの光が入射される入射面f1と、正のパワーを持つ屈折面であり入射面f1よりも径の大きい出射面f2と、入射面f1と出射面f2との間に一体に設けられ、光源3の光軸方向へ延びる導光部L1aとを有し、導光部L1aは、その側面に、入射面f1から入射した光の一部を出射面f2に向けて反射する反射面f3を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、光源側より順に配置された第1レンズ、正のパワーを持つ第2レンズ、絞り、正のパワーを持つ第3レンズを有し、前記光源の光軸と平行な光軸方向へ光を照射する照明装置であり、
前記第1レンズは、前記光源からの光が入射される入射面と、正のパワーを持つ屈折面であり前記入射面よりも径の大きい出射面と、前記入射面と前記出射面との間に一体に設けられ、前記光源の光軸方向へ延びる導光部とを有し、前記導光部は、その側面に、前記入射面から入射した光の一部を前記出射面に向けて反射する反射面を有することを特徴とする照明装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1レンズに入射した光のうち、前記反射面に反射されずに前記出射面で屈折され出射する光の有効径をA、前記反射面に反射され、かつ、前記出射面で屈折され出射する光の有効径をA’としたとき、これら有効径が、前記第1レンズの前記出射面と前記第2レンズの前記入射面との間の範囲において、下記の関係を満たすこと特徴とする請求項1記載の照明装置。
0.6≦(A’/A)≦1
【請求項3】
前記第1レンズの前記出射面と前記第2レンズの前記入射面との間の範囲における前記第1レンズによる集光分布のピーク位置は、前記光源の光軸を中心とした前記有効径Aの90%の範囲内に含まれることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
【請求項4】
前記第1レンズにおいて、前記導光部は出射側に向かうにしたがい拡径する円錐台状部を有し、該円錐台状部の側面が前記反射面を形成し、かつ、小径側の端面が前記入射面を形成しており、前記入射面のレンズ直径D

と、前記円錐台状部の大径側の端部におけるレンズ直径D

が下記の関係を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
2<(D

/D

)<6
【請求項5】
前記導光部は、前記円錐台状部の大径側の端部からさらに拡径したフランジ部を有し、前記第1レンズに入射した光は、前記フランジ部から外部に出射されないことを特徴とする請求項4記載の照明装置。
【請求項6】
前記第1レンズの前記入射面のレンズ直径D

と、前記光源から前記第1レンズの前記入射面までの距離T

が、下記の関係を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
(D

/2)/T

≧0.57
【請求項7】
前記第2レンズの入射面に入射する光束の最外光線のチーフレイアングル(CRA)が下記の関係を満たすことを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
0°≦CRA≦15°
【請求項8】
前記照明装置において、前記第2レンズの入射面のレンズ直径の最外部は、前記第1レンズの前記出射面から出射する光束の最外光線の出射位置を中心とした光軸方向に対して±30°以内の範囲に位置することを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
【請求項9】
前記第2レンズの入射面は、光源側に凸面を向けて形成され、前記第3レンズの出射面は、照射側に凸面を向けて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
【請求項10】
前記照明装置において、前記光源から前記第3レンズの出射面までの距離が100mm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加飾照明やスポット照明などに用いられる照明装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、任意のデザインが施されたデザインフィルムを用いて、模様が付いた投影像を映す照明装置が知られている(特許文献1参照)。例えば、特許文献1の照明装置は、光源から出射される光をデザインフィルム、および投影レンズに透過させてデザインを投影する。
【0003】
このような加飾照明に用いられる照明装置として、例えば車両に取り付けられるロゴランプが知られている。ロゴランプは、夜間に乗降者の足元を照らす足元照明の役割と加飾性を担っており、需要が高まりつつある。このようなロゴランプの多くは、サイドミラーや車両ドアの内側に組み込まれて使用されている。
【0004】
また、近年では多くの設備や場所などにおいて加飾照明やスポット照明などの照明装置が用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-46769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記のような照明装置は、小スペースに収めるための小型化および明るさの確保が要求されている。例えば、サイドミラーに設置される照明装置などでは、照射方向での長さ制限が厳しく要求される一方で、投影インパクトを得るための高照度が要求されている。また、照射方向での長さ制限を受けて、照明装置の構成として光源の光軸方向と交差する方向へ光を反射させて照射する構成も採用し得るが、構成が複雑になる傾向があることから、光源の光軸方向と平行な方向へ光を照射する構成も求められている。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、光軸方向と平行な方向へ光を照射する構成において、小型化を図りつつ、光の利用効率の高い照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の照明装置は、光源と、光源側より順に配置された第1レンズ、正のパワーを持つ第2レンズ、絞り、正のパワーを持つ第3レンズを有し、上記光源の光軸と平行な光軸方向へ光を照射する照明装置であり、上記第1レンズは、上記光源からの光が入射される入射面と、正のパワーを持つ屈折面であり上記入射面よりも径の大きい出射面と、上記入射面と上記出射面との間に一体に設けられ、上記光源の光軸方向へ延びる導光部とを有し、上記導光部は、その側面に、上記入射面から入射した光の一部を上記出射面に向けて反射する反射面を有することを特徴とする。
【0009】
上記第1レンズに入射した光のうち、上記反射面に反射されずに上記出射面で屈折され出射する光の有効径をA、上記反射面に反射され、かつ、上記出射面で屈折され出射する光の有効径をA’としたとき、これら有効径が、上記第1レンズの上記出射面と上記第2レンズの上記入射面との間の範囲において、下記の関係を満たすこと特徴とする。
0.6≦(A’/A)≦1
【0010】
上記第1レンズの上記出射面と上記第2レンズの上記入射面との間の範囲における上記第1レンズによる集光分布のピーク位置は、上記光源の光軸を中心とした上記有効径Aの90%の範囲内に含まれることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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