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公開番号2024150191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063475
出願日2023-04-10
発明の名称ヒューズユニット保護カバー
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 50/583 20210101AFI20241016BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリとの間に隙間が形成されてしまうことをより確実に抑制することが可能なヒューズユニット保護カバーを提供する。
【解決手段】ヒューズユニット保護カバー10は、バッテリ50に設置されているヒューズユニット40を保護することが可能なカバーである。このヒューズユニット保護カバー10は、第1方向に開口する開口部S1aが形成された状態で、ヒューズユニット40を覆うように配置される第1の部材20を備えている。また、ヒューズユニット保護カバー10は、開口部S1aを塞ぐことが可能な蓋体31を有し、第1の部材20に取り付けられる第2の部材30を備えている。そして、第2の部材30は、少なくとも蓋体31を第1方向と交差する第2方向に移動させることができるようにした状態で第1の部材20に取り付けられている。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリに設置されているヒューズユニットを保護することが可能なヒューズユニット保護カバーであって、
第1方向に開口する開口部が形成された状態で、前記ヒューズユニットを覆うように配置される第1の部材と、
前記開口部を塞ぐことが可能な蓋体を有し、前記第1の部材に取り付けられる第2の部材と、
を備え、
前記第2の部材は、少なくとも前記蓋体を前記第1方向と交差する第2方向に移動させることができるようにした状態で前記第1の部材に取り付けられている、
ヒューズユニット保護カバー。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記蓋体が弾性変形可能に構成されており、
前記蓋体には、前記第1の部材に形成された一対の取付部にそれぞれ取り付けられる一対の被取付部が、前記蓋体の弾性変形に追従するように形成されており、
一対の前記被取付部が近づくように前記蓋体を弾性変形させた状態で、一対の前記被取付部を一対の前記取付部にそれぞれ取り付けることで、前記第2の部材が前記第1の部材に取り付けられている、
請求項1に記載のヒューズユニット保護カバー。
【請求項3】
前記取付部及び前記被取付部の一方が、前記第2方向に延在する突部であり、他方が、前記突部を前記第2方向に移動可能な状態で挿入することが可能な孔である、
請求項2に記載のヒューズユニット保護カバー。
【請求項4】
前記被取付部が、前記第2方向に延在するリブであり、前記取付部が、前記リブを前記第2方向に摺動可能に嵌合するスリットである、
請求項2または請求項3に記載のヒューズユニット保護カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒューズユニット保護カバーに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来のヒューズユニット保護カバーとしては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1には、バッテリに設置されているヒューズユニットに固定される固定部と、ヒンジ部を介して固定部に接続され、ヒンジ部を回動中心にして固定部に対して回動する開閉部と、を備えるヒューズユニット保護カバーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-180146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バッテリに設置されているヒューズユニットを保護するためのヒューズユニット保護カバーにおいては、バッテリとの間に隙間が形成されてしまうことをより確実に抑制できるようにするのが好ましい。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、バッテリとの間に隙間が形成されてしまうことをより確実に抑制することが可能なヒューズユニット保護カバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るヒューズユニット保護カバーは、バッテリに設置されているヒューズユニットを保護することが可能なものであって、第1方向に開口する開口部が形成された状態で、前記ヒューズユニットを覆うように配置される第1の部材と、前記開口部を塞ぐことが可能な蓋体を有し、前記第1の部材に取り付けられる第2の部材と、を備え、前記第2の部材は、少なくとも前記蓋体を前記第1方向と交差する第2方向に移動させることができるようにした状態で前記第1の部材に取り付けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バッテリとの間に隙間が形成されてしまうことをより確実に抑制することが可能なヒューズユニット保護カバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットから取り外した状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニットをバッテリ端子とユニット本体と電線付端子とに分解した状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るユニット本体をバスバーと保護部本体と被覆部材とに分解した状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを前側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをカバー本体と蓋部材とに分解した状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをカバー本体と蓋部材とに分解した状態を、前側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーの蓋部材をカバー本体に取り付ける方法の一例を説明する図であって、弾性変形させた蓋部材をカバー本体に取り付ける前の状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーの蓋部材をカバー本体に取り付ける方法の一例を説明する図であって、弾性変形させた蓋部材をカバー本体に取り付けた状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーの蓋部材をカバー本体に取り付けた状態を示す平面図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付ける方法の一例を説明する図であって、ヒューズユニット保護カバーのカバー本体をヒューズユニットに取り付ける前の状態を示す断面図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付ける方法の一例を説明する図であって、ヒューズユニット保護カバーのカバー本体をヒューズユニットに取り付けた状態を示す断面図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付ける方法の一例を説明する図であって、ヒューズユニット保護カバーの蓋部材で、カバー本体の前方に形成される開口部を覆った状態を示す断面図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーの蓋部材で、カバー本体の前方に形成される開口部を覆った状態を示す正面図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを突部の高さが異なるバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を、前側の上方から見た斜視図である。
第1実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを突部の高さが異なるバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を示す正面図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをバッテリに設置されているヒューズユニットから取り外した状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを後側の上方から見た斜視図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを前側の上方から見た斜視図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをカバー本体と蓋部材とに分解した状態を、後側の上方から見た斜視図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーをカバー本体と蓋部材とに分解した状態を、前側の上方から見た斜視図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーの蓋部材をカバー本体に取り付けた状態を示す平面図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを、バッテリポストの先端側に設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を示す断面図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーの蓋部材を、バッテリポストの先端側に設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を示す正面図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを、バッテリポストの根元側に設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を示す断面図である。
第2実施形態に係るヒューズユニット保護カバーを、バッテリポストの根元側に設置されているヒューズユニットに取り付けた状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るヒューズユニット保護カバーについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
また、以下の各実施形態では、バッテリポストの先端が上方を向くように配置したバッテリに組み付けたヒューズユニットを覆うようにヒューズユニット保護カバーを配置した状態における上下方向を、Z方向と規定して説明する。すなわち、バッテリポストの中心軸に沿った方向がZ方向(第2方向:上下方向)となるようにした状態で、ヒューズユニット保護カバーの上下方向を規定して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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