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公開番号2024148068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060977
出願日2023-04-04
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01B 7/00 20060101AFI20241009BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】組付作業性を向上させつつも、余長を短く抑えることを可能としたワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネスWは、電気機器Daに接続される接続部品10と、接続部品10から第1の経路に沿って引き出される第1電線部材11と、接続部品10から第1の経路とは異なる第2の経路に沿って引き出される第2電線部材12と、を備える。第1電線部材11および第2電線部材12の少なくとも一方は、接続部品10に接続された第1分割電線31と、第1分割電線31の一端部に接離可能に構成された第2分割電線32とに分割された構成を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電気機器に接続される接続部品と、
前記接続部品から第1の経路に沿って引き出される第1電線部材と、
前記接続部品から前記第1の経路とは異なる第2の経路に沿って引き出される第2電線部材と、を備えるワイヤハーネスであって、
前記第1電線部材および前記第2電線部材の少なくとも一方は、前記接続部品に接続された第1分割電線と、前記第1分割電線の一端部に接離可能に構成された第2分割電線とに分割された構成を有している、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記第1分割電線は、前記第1分割電線の一端部に設けられた第1コネクタを有し、
前記第2分割電線は、前記第2分割電線の一端部に設けられ、前記第1コネクタに対して着脱可能に構成された第2コネクタを有している、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記第1電線部材および前記第2電線部材のそれぞれに対して直接的または間接的に繋がる第3電線部材をさらに備え、
前記第1電線部材、前記第2電線部材および前記第3電線部材にて環状部が形成されている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第1電線部材は、1つまたは複数設けられ、
前記第2電線部材は、前記第1電線部材よりも多い数で複数設けられ、
前記第1電線部材および前記第2電線部材のうち、前記第1電線部材のみが前記第1分割電線と前記第2分割電線とに分割された構成を有している、
請求項1に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、車両用のワイヤハーネスにおいて、電気機器に接続される接続部品と、接続部品から引き出される複数の電線部材と、を備えるワイヤハーネスがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-19062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなワイヤハーネスでは、図4に示すように、接続部品100に接続された複数の電線部材が、第1の経路に沿って引き出される第1電線部材101と、第1の経路とは異なる第2の経路に沿って引き出される第2電線部材102とを含む場合がある。接続部品100が電気機器103に接続されることで、第1電線部材101と第2電線部材102とが電気機器103に電気的に接続される。接続部品100から引き出された第1電線部材101は、電気機器103とは別の第1車載機器101Aに接続される。接続部品100から引き出された第2電線部材102は、電気機器103および第1車載機器101Aとは別の第2車載機器102Aに接続される。
【0005】
接続部品100、第1電線部材101および第2電線部材102を含むワイヤハーネスWaの組み付けの際には、まず、ワイヤハーネスWaを車両に配置する。その後、第1電線部材101を車両に固定された第1車載機器101Aに接続するとともに、第2電線部材102を車両に固定された第2車載機器102Aに接続する。次に、電気機器103を車両に組み付ける。
【0006】
その後、電気機器103に接続部品100を接続する。ここで、接続部品100を電気機器103に接続する際の作業性向上のために、接続部品100をある程度可動できるように構成することが望ましい(図4参照)。そのために、第1電線部材101および第2電線部材102の少なくとも一方において、ある程度の長さの余長を作っておく必要がある。しかしながら、余長が長くなると、ワイヤハーネスが振動しやすくなるため、異音の発生や、周囲部品との干渉が問題となるおそれがある。
【0007】
本開示の目的は、組付作業性を向上させつつも、余長を短く抑えることを可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のワイヤハーネスは、電気機器に接続される接続部品と、前記接続部品から第1の経路に沿って引き出される第1電線部材と、前記接続部品から前記第1の経路とは異なる第2の経路に沿って引き出される第2電線部材と、を備えるワイヤハーネスであって、前記第1電線部材および前記第2電線部材の少なくとも一方は、前記接続部品に接続された第1分割電線と、前記第1分割電線の一端部に接離可能に構成された第2分割電線とに分割された構成を有している。
【発明の効果】
【0009】
本開示のワイヤハーネスによれば、組付作業性を向上させつつも、余長を短く抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態におけるワイヤハーネスの概略平面図である。
図2は、同形態におけるワイヤハーネスの概略正面図である。
図3は、同形態におけるワイヤハーネスの組付態様を示す概略正面図である。
図4は、従来のワイヤハーネスを示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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