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公開番号2024141471
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023053148
出願日2023-03-29
発明の名称端子付き電線
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/66 20060101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子の温度を検知する温度センサを保持する構造を簡素化することのできる端子付き電線を提供する。
【解決手段】端子付き電線10は、芯線21と芯線21を被覆する絶縁被覆22とを有する電線11と、電線11が接続される接続部41を有する端子12とを備える。端子付き電線10は、端子12の温度を検知する検知部31と検知部31で検知した信号を伝達する信号線32とを有する温度センサ13を備える。端子付き電線10は、例えば、端子12の接続部41と電線11の芯線21との間に、温度センサ13の検知部31を保持する第1保持構造14を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
芯線と前記芯線を被覆する絶縁被覆とを有する電線と、
前記電線が接続される接続部を有する端子と、を備える端子付き電線であって、
前記端子の温度を検知する検知部と前記検知部で検知した信号を伝達する信号線とを有する温度センサを備え、
前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線との間に、前記温度センサの前記検知部を保持する第1保持構造、及び前記端子の前記接続部と前記電線の前記絶縁被覆との間に、前記温度センサの前記検知部を保持する第2保持構造の少なくとも一方の保持構造を有する、
端子付き電線。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記保持構造における前記端子の前記接続部は、前記温度センサの前記検知部が配置される凹部を有する、
請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項3】
前記第1保持構造を有し、
前記第1保持構造は、前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線との間に、前記温度センサの前記信号線をさらに保持する、
請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項4】
前記第2保持構造を有し、
前記第2保持構造は、前記端子の前記接続部と前記電線の前記絶縁被覆との間に、前記温度センサの前記信号線をさらに保持する、
請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項5】
前記保持構造における前記端子の前記接続部は、前記温度センサの前記信号線が配置される溝部を有する、
請求項3又は請求項4に記載の端子付き電線。
【請求項6】
前記第1保持構造を有し、
前記温度センサの前記検知部は、前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線との間に保持されずに外部から視認可能な視認部を有する、
請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項7】
前記保持構造における前記端子の前記接続部は、前記電線に圧着された圧着部を有する、
請求項1に記載の端子付き電線。
【請求項8】
前記第1保持構造を有し、
前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線とを溶接する溶接部を有する、
請求項1に記載の端子付き電線。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子付き電線に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、端子本体部と、温度センサとを備える端子が記載されている。この端子本体部の外周面は、温度センサを収容する凹部を有している。端子本体部は、コネクタハウジング内に配置される。このとき、端子本体部の凹部に収容された温度センサは、端子本体部の凹部とコネクタハウジングの内周面との間で保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-156896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような端子の温度を検知する温度センサを保持する構造を簡素化することが望まれている。
本開示の目的は、端子の温度を検知する温度センサを保持する構造を簡素化することのできる端子付き電線を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の端子付き電線は、芯線と前記芯線を被覆する絶縁被覆とを有する電線と、前記電線が接続される接続部を有する端子と、を備える端子付き電線であって、前記端子の温度を検知する検知部と前記検知部で検知した信号を伝達する信号線とを有する温度センサを備え、前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線との間に、前記温度センサの前記検知部を保持する第1保持構造、及び前記端子の前記接続部と前記電線の前記絶縁被覆との間に、前記温度センサの前記検知部を保持する第2保持構造の少なくとも一方の保持構造を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示の端子付き電線は、端子の温度を検知する温度センサを保持する構造を簡素化することができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の端子付き電線を示す斜視図である。
図2は、端子付き電線を示す平面図である。
図3は、図2の3-3線に沿った部分断面図である。
図4は、端子付き電線を示す分解斜視図である。
図5は、端子付き電線の製造方法において、端子に温度センサを配置した状態を示す斜視図である。
図6は、端子付き電線の製造方法において、端子に電線を配置した状態を示す斜視図である。
図7は、第2実施形態の端子付き電線を示す斜視図である。
図8は、端子付き電線を示す平面図である。
図9は、図8の9-9線に沿った部分断面図である。
図10は、端子付き電線の製造方法において、端子に温度センサを配置した状態を示す斜視図である。
図11は、端子付き電線の製造方法において、端子に電線を配置した状態を示す斜視図である。
図12は、変更例の端子付き電線を示す斜視図である。
図13は、端子付き電線を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の端子付き電線は、芯線と前記芯線を被覆する絶縁被覆とを有する電線と、前記電線が接続される接続部を有する端子と、を備える端子付き電線であって、前記端子の温度を検知する検知部と前記検知部で検知した信号を伝達する信号線とを有する温度センサを備え、前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線との間に、前記温度センサの前記検知部を保持する第1保持構造、及び前記端子の前記接続部と前記電線の前記絶縁被覆との間に、前記温度センサの前記検知部を保持する第2保持構造の少なくとも一方の保持構造を有する。この構成によれば、端子と電線とを利用して温度センサの検知部を保持することができる。例えば、端子付き電線の端子を収容するケース等を利用せずに、温度センサの検知部を上記保持構造により保持させることができる。
【0009】
[2]上記[1]において、前記保持構造における前記端子の前記接続部は、前記温度センサの前記検知部が配置される凹部を有してもよい。この構成によれば、端子の接続部に対して温度センサの検知部の位置決めを行うことができる。また、例えば、端子の接続部と電線とから温度センサの検知部にかかる応力を緩和することが可能となる。
【0010】
[3]上記[1]又は[2]において、前記第1保持構造を有し、前記第1保持構造は、前記端子の前記接続部と前記電線の前記芯線との間に、前記温度センサの前記信号線をさらに保持してもよい。この構成によれば、温度センサの信号線を端子の接続部と電線の芯線との間で保護することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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