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公開番号2024142538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054699
出願日2023-03-30
発明の名称保持装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 50/244 20210101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バッテリの着脱性を向上することが可能な保持装置を提供する。
【解決手段】保持装置100は、バッテリ200を着脱可能に保持する収容部25と、収容部25を収容するように設けられるケース2と、を備える。収容部25は、収容部25に対しバッテリ200が着脱される着脱方向が、ケース2の載置面210と直交する方向に対し、所定角度θ1で傾斜するように設けられる。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電器を着脱可能に保持する保持部と、
前記保持部を収容するように設けられる筐体と、を備える保持装置であって、
前記保持部は、該保持部に対し前記蓄電器が着脱される着脱方向が、前記筐体の載置面と直交する方向に対し、傾斜するように設けられることを特徴とする保持装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
請求項1に記載の保持装置において、
前記保持部に対して、該保持部の鉛直方向下方を向く面である第1面側に配置されるとともに、前記保持部に保持される前記蓄電器を加熱可能におよびまたは冷却可能に設けられる温調部をさらに備えることを特徴とする保持装置。
【請求項3】
請求項2に記載の保持装置において、
前記保持部は、前記第1面と、水平方向を向く面である第2面と、を有し、
前記温調部は、前記第1面側のみに配置されることを特徴とする保持装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載の保持装置において、
前記保持部は、少なくとも2つの前記第1面を有し、
第一の第1面と、第二の第1面との面積が異なる場合に、前記温調部は、いずれか大きい面積を有する第1面側のみに配置されることを特徴とする保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電器を着脱可能に保持する保持装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の装置として、従来、バッテリを挿抜可能にスロットが構成されるとともに、スロットに収容されたバッテリを、充電器を介して充電するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の装置では、スロットの前面の蓋体を開放してバッテリが挿抜される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-341868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、バッテリの着脱性を向上する点に関し、上記特許文献1記載の装置には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、蓄電器を着脱可能に保持する保持部と、保持部を収容するように設けられる筐体と、を備える保持装置であって、保持部は、該保持部に対し蓄電器が着脱される着脱方向が、筐体の載置面と直交する方向に対し、傾斜するように設けられる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、蓄電器の着脱性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る保持装置の外観形状を概略的に示す斜視図であり、バッテリが取り外された状態を示す図。
本発明の実施形態に係る保持装置の外観形状を概略的に示す斜視図であり、バッテリが格納された状態を示す図。
図1A,図1Bの保持装置の内部構成を示す正面図。
図1A,図1Bの保持装置の内部構成を示す側面図。
図3の第1の参考例を示す図。
図3の第2の参考例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1A~図4Bを参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る保持装置は、バッテリなどの蓄電池(二次電池)を保持するための装置である。この保持装置は、バッテリを充電する充電装置としての機能と、バッテリから給電する給電装置としての機能と、を有する充給電装置として構成することができる。充給電装置は、例えば住宅の敷地内に設置される定置式の蓄電装置であり、商用電源からの電力によりバッテリを充電する一方、停電時には、バッテリからの電力により住宅内の負荷に電力を供給することができる。
【0009】
図1A,図1Bは、本発明の実施形態に係る保持装置100の外観形状を概略的に示す斜視図であり、バッテリ200の取り外し状態と格納状態とをそれぞれ示す。なお、以下では、便宜上、図示のように前後方向(長さ方向)、左右方向(幅方向)および上下方向(高さ方向)を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。上下方向(鉛直方向)の下方は、重力方向に相当する。保持装置100は例えば屋外に配置される。このため、外気温の影響を受けやすい。なお、保持装置100は、屋外と気温変化が相関する屋内に配置されてもよい。
【0010】
保持装置100は、同一構成の一対のバッテリ200が収容される装置本体1を有する。装置本体1は、ケース2と蓋3とを有する。図1Bに示すように、ケース2は、それぞれ上下方向に延在する前後左右の側壁2a~2d、すなわち前壁2a、左壁2b、後壁2cおよび右壁2dと、水平方向に延在する底壁2eとを有する。ケース2は、全体が略直方体形状を呈する。
(【0011】以降は省略されています)

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