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公開番号
2024143023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055479
出願日
2023-03-30
発明の名称
コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/32 20060101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】クラックの抑制が図られたコイル部品を提供する。
【解決手段】 コイル部品1においては、素体10の下面10b側からコイル22を覆う保護膜58の開口59の縁部58aが同一平面内に延在していない。この場合、コイル22とバンプ電極60との接合領域にクラックが生じたとしても、縁部58aが同一平面内に延在している場合に比べてクラックが接合領域を横断しにくくなっている。したがって、コイル部品1では、クラックが効果的に抑制されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
実装基板に対向される下面を有する素体と、
前記素体内に配置され、めっきで構成されたコイル導体と、
前記コイル導体を前記下面側から覆うとともに、前記コイル導体の両端部の領域に設けられた開口を有する樹脂膜と、
前記下面に対して交差する方向に沿って延び、前記コイル導体の両端部と前記樹脂膜の開口を通してそれぞれ接続される第1の端部および前記素体の下面から露出する第2の端部を有する一対のバンプ電極と、
前記素体の下面にそれぞれ設けられ、前記一対のバンプ電極とそれぞれ接合された一対の端子電極と
を備え、
前記樹脂膜の開口の縁部が同一平面内に延在していない、コイル部品。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記樹脂膜の開口の縁部が前記素体の下面側とは反対の側に傾いている、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記下面に対して交差する方向に延びる前記コイル導体の側面を覆う樹脂壁を備え、
前記樹脂膜の厚さが前記樹脂壁の厚さより薄い、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記樹脂膜に覆われる前記コイル導体の面が粗化されている、請求項1に記載のコイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、高密度実装に対応するため、コイル導体が内部に設けられた素体の底面にのみ端子電極が設けられた底面端子型のコイル部品の開発が進められている。下記特許文献1には、コイル導体の両端部から延びて素体の底面から露出する一対のバンプ電極を備え、該一対のバンプ電極が素体の底面に設けられた一対の端子電極にそれぞれ接続された底面端子型のコイル部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-155510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来技術に係るコイル部品においては、コイル導体の表面を樹脂膜で覆って、コイル導体の表面の絶縁性を高めることがあり得る。この場合、コイル導体とバンプ電極との接合領域における樹脂膜がクラックの起点となり得る。発明者らは、鋭意研究の末、コイル導体の表面を樹脂膜で覆った際にクラックを抑制することができる技術を新たに見出した。
【0005】
本発明は、クラックの抑制が図られたコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るコイル部品では、実装基板に対向される下面を有する素体と、素体内に配置され、めっきで構成されたコイル導体と、コイル導体を下面側から覆うとともに、コイル導体の両端部の領域に設けられた開口を有する樹脂膜と、下面に対して交差する方向に沿って延び、コイル導体の両端部と樹脂膜の開口を通してそれぞれ接続される第1の端部および素体の下面から露出する第2の端部を有する一対のバンプ電極と、素体の下面にそれぞれ設けられ、一対のバンプ電極とそれぞれ接合された一対の端子電極とを備え、樹脂膜の開口の縁部が同一平面内に延在していない。
【0007】
上記コイル部品においては、素体の下面側からコイル導体を覆う樹脂膜の開口の縁部が同一平面内に延在していないため、同一平面内に延在しているときに比べて、コイル導体とバンプ電極との接合領域をクラックが横断しにくくなっている。
【0008】
他の側面に係るコイル部品では、樹脂膜の開口の縁部が素体の下面側とは反対の側に傾いている。
【0009】
他の側面に係るコイル部品では、下面に対して交差する方向に延びるコイル導体の側面を覆う樹脂壁を備え、樹脂膜の厚さが樹脂壁の厚さより薄い。
【0010】
他の側面に係るコイル部品では、樹脂膜に覆われるコイル導体の面が粗化されている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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