TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024146785
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2024032004
出願日
2024-03-04
発明の名称
振動デバイス
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B06B
1/06 20060101AFI20241004BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】部品点数が少なく簡単な構造で十分な振動を得ることが可能な振動デバイスを提供する。
【解決手段】振動デバイス1は、コイルパターン110と、コイルパターン110の誘導起電力に基づいて、所定の周波数を有する駆動信号Sを生成する駆動回路130と、駆動信号Sを受ける圧電素子140と、リセス部R1を有するメタルプレート40と、を備える。圧電素子140は、メタルプレート40のリセス部R1に収容され、接着剤64を介してリセス部R1の底面に接着されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルと、
前記コイルの誘導起電力に基づいて、所定の周波数を有する駆動信号を生成する駆動回路と、
前記駆動信号を受ける圧電素子と、
リセス部を有するメタルプレートと、
を備え、
前記圧電素子は、前記メタルプレートの前記リセス部に収容され、接着剤を介して前記リセス部の底面に接着されている、
振動デバイス。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記リセス部の深さは、前記メタルプレートの厚さの半分以上である、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項3】
前記圧電素子は、中央領域と、前記中央領域を囲む外周領域とを含み、
前記接着剤は、前記中央領域に接着されている、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項4】
前記圧電素子は、前記リセス部の内壁と向かい合うエッジを有し、
前記圧電素子と前記駆動回路は、前記エッジに沿って延在する配線を介して接続されている、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項5】
前記コイルと前記メタルプレートの前記リセス部と重なる磁性体をさらに備える、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項6】
前記リセス部は、互いに繋がる第1及び第2のリセス部を含み、
前記圧電素子は、前記第1のリセス部に収容され、
前記駆動回路は、前記第2のリセス部に収容される、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項7】
前記誘導起電力を直流電圧に変換して前記駆動回路に供給する直流生成回路をさらに備え、
前記リセス部は、前記第2のリセス部と繋がる第3のリセス部をさらに含み、
前記直流生成回路と前記コイルを接続する配線は、前記第3のリセス部に収容される、
請求項6に記載の振動デバイス。
【請求項8】
前記リセス部は、前記メタルプレートのいずれのエッジにも繋がらない、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項9】
前記誘導起電力を直流電圧に変換して前記駆動回路に供給する直流生成回路をさらに備え、
前記コイルは、アンテナコイル及びカップリングコイルを含み、
前記メタルプレートは、貫通孔を有し、
前記カップリングコイルは、前記貫通孔の内部に配置されたICモジュールと電磁界結合し、
前記直流生成回路は、前記アンテナコイルの内周端と外周端の間に生じる誘導起電力に基づいて、前記直流電圧を生成する、
請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項10】
前記直流生成回路は、前記カップリングコイルの電圧が所定のレベルを超えた場合に活性化される、
請求項9に記載の振動デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動デバイスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コイルに生じる誘導起電力を蓄えるキャパシタと、キャパシタに蓄えられた電力によって駆動する振動用モーターとを備えた非接触型ICカードが開示されている。特許文献2には、メタルカードボディに設けられた貫通孔にチップモジュールが収容された構造を有するメタルスマートカードが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-132404号公報
米国特許出願公開第2022/0138522号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたICカードは、誘導起電力を蓄えるキャパシタを用いていることから、部品点数が多いという問題があった。また、振動用モーターの代わりに圧電素子を用いた場合には、十分な振動が得られないという問題もあった。
【0005】
したがって、本開示は、部品点数が少なく簡単な構造で十分な振動を得ることが可能な振動デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面による振動デバイスは、コイルと、コイルの誘導起電力に基づいて、所定の周波数を有する駆動信号を生成する駆動回路と、駆動信号を受ける圧電素子と、リセス部を有するメタルプレートと、を備え、圧電素子は、メタルプレートのリセス部に収容され、接着剤を介してリセス部の底面に接着されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、部品点数が少なく簡単な構造で十分な振動を得ることが可能な振動デバイスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態による振動デバイス1の外観を示す略斜視図である。
図2は、振動デバイス1の構造を説明するための略分解斜視図である。
図3は、メタルプレート40の構造を説明するための略平面図である。
図4は、図3に示すA-A線に沿った略断面図である。
図5(a)は、図1に示すA-A線に沿った略断面図である。図5(b)は、図1に示すB-B線に沿った略断面図である。
図6は、リセス部R1~R3と直流生成回路120、駆動回路130及び圧電素子140の位置関係を説明するための略平面図である。
図7は、基材20の一方の表面21に形成された導体パターンの略平面図である。
図8は、ICモジュール50を裏面側から見た略斜視図である。
図9は、直流生成回路120及び駆動回路130の回路図である。
図10は、第1の変形例による直流生成回路120及び駆動回路130の回路図である。
図11は、第2の変形例による直流生成回路120及び駆動回路130の回路図である。
図12は、振動デバイス1とカードリーダー6が通信を行う状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本開示に係る技術の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態による振動デバイス1の外観を示す略斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
太陽誘電株式会社
振動発生装置
12日前
アルプスアルパイン株式会社
振動発生装置
12日前
TDK株式会社
霧化装置、及び、霧化方法
11日前
ニデックインスツルメンツ株式会社
アクチュエータ
1か月前
ニデックインスツルメンツ株式会社
アクチュエータ
1か月前
シャープ株式会社
超音波洗浄器、および止水パッキン
24日前
シャープ株式会社
超音波振動装置及び超音波洗浄装置
24日前
ニデックプレシジョン株式会社
振動モータ
18日前
日東電工株式会社
アクチュエータおよびアクチュエータの製造方法
2か月前
アルプスアルパイン株式会社
振動発生装置及び振動発生装置の製造方法
3日前
ミネベアミツミ株式会社
振動発生器
2か月前
ブランソン・ウルトラソニックス・コーポレーション
超音波ホーン
11日前
碧波庭國際有限公司
負圧マッサージカップ装置及びそのバイブレータ
28日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
振動型リニアアクチュエータおよび切断装置
2か月前
浜松ホトニクス株式会社
アクチュエータ装置
26日前
フォスター電機株式会社
アクチュエータ及びこれを備えるディスプレイ
1か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
振動型リニアアクチュエータ、振動型リニアアクチュエータの被固定部への固定構造および切断装置
2か月前
オリンパス・ヴィンター・ウント・イベ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
制御方法、電気手術用ジェネレータ、及び電気手術設備
18日前
TOTO株式会社
水まわり部材
24日前
大日本印刷株式会社
積層体、化粧材、転写シート及び積層体の製造方法
28日前
大日本印刷株式会社
積層体、化粧材、転写シート及び積層体の製造方法
28日前
日立Astemo株式会社
車載画像処理装置
17日前
大日本印刷株式会社
化粧シート、樹脂含浸化粧板および樹脂含浸化粧板の製造方法
1か月前
新東工業株式会社
締結方法、アルミニウム部材の製造方法、及びアルミニウム部材
2か月前
スズキ株式会社
内燃機関用ピストン及びその製造方法
2か月前
アキレス株式会社
合成皮革
1か月前
アキレス株式会社
合成皮革
1か月前
株式会社ヒロテック
樹脂金属積層材及びその製造方法
1か月前
ユーシービー バイオファルマ エスアールエル
抗IgE抗体
25日前
他の特許を見る