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公開番号
2025069679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179558
出願日
2023-10-18
発明の名称
振動発生装置
出願人
EMデバイス株式会社
代理人
個人
主分類
B06B
1/04 20060101AFI20250423BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】部品点数を抑えながら、多彩な振動を発生すること。
【解決手段】振動発生装置10において、コイルコア410は、第1,第2のコアバネ420,430とコイルコア410との第1の固定点と、第1,第2のコアバネ420,430と筐体100との第2の固定点とを結ぶ第1の支持軸に交差する第1の方向に第1の共振周波数で振動するとともに、第1の方向に直交する第2の方向に第1の共振周波数で振動し、マグネットヨーク310A,310B,320A,320Bは、第1,第2のマグネットバネ330A,330Bとマグネットヨークとの第3の固定点と、第1,第2のマグネットバネ330A,330Bと筐体100との第4の固定点とを結ぶ第2の支持軸に交差する第3の方向に第3の共振周波数で振動するとともに、第3の方向に直交する第4の方向に第4の共振周波数で振動する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、前記筐体の内部に配置され、交流磁場を発生させる第1の振動体と、前記筐体の内部に配置され、静磁場を発生させる第2の振動体と、前記第1の振動体を前記筐体に対して弾性支持する第1の弾性支持部材及び第2の弾性支持部材と、前記第2の振動体を前記筐体に対して弾性支持する第3の弾性支持部材及び第4の弾性支持部材と、を備え、
前記第1の振動体は、前記第1の弾性支持部材又は前記第2の弾性支持部材と前記第1の振動体との第1の固定点と、前記第1の弾性支持部材又は第2の弾性支持部材と前記筐体との第2の固定点とを結ぶ直線である第1の支持軸に交差する第1の方向に第1の共振周波数で振動するとともに、前記第1の方向に直交する第2の方向に第2の共振周波数で振動し、
前記第2の振動体は、前記第3の弾性支持部材又は前記第4の弾性支持部材と前記第2の振動体との第3の固定点と、前記第3の弾性支持部材又は前記第4の弾性支持部材と前記筐体との第4の固定点とを結ぶ直線である第2の支持軸に交差する第3の方向に第3の共振周波数で振動するとともに、前記第3の方向に直交する第4の方向に第4の共振周波数で振動する、
振動発生装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記第1の共振周波数、前記第2の共振周波数、前記第3の共振周波数、前記第4の共振周波数は、互いに異なる、
請求項1に記載の振動発生装置。
【請求項3】
前記第1の支持軸及び前記第2の支持軸は、前記振動発生装置の搭載機器への取り付け面に対して斜めである、
請求項1に記載の振動発生装置。
【請求項4】
前記第1の振動体は、磁心にコイルが巻回されてなるコイルコアであり、
前記第2の振動体は、前記コイルコアの両端に配置される磁性部材であり、
前記磁性部材は、前記第1の振動体が前記第1の方向及び前記第2の方向に振動するように着磁されている、
請求項1に記載の振動発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動発生装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
振動発生装置は、携帯情報端末、ゲーム機器、XR(Extended Reality/Cross Reality)機器等に搭載され、自身の振動をこれらの機器の筐体へ伝達することにより、当該機器を振動させる。特許文献1には、2つの方向に異なる周波数で振動する振動体を2つ用いる振動発生装置が記載されている。特許文献1に記載の振動発生装置は、4つの共振周波数で振動を発生することにより、多彩な振動を発生することを意図している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-052600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の振動発生装置では、振動体は、磁心にコイルが巻回されてなるコイルコアであり、当該コイルコアの両端には、振動発生装置の筐体に固定された磁性部材が配置される。特許文献1の振動発生装置は、2つの振動体を用いるため、磁性部材も2セット必要となり、その他の部品も2セットずつ必要となる。そのため、部品点数が多いという問題がある。
【0005】
上記課題に鑑み本開示の目的は、部品点数を抑えながら、多彩な振動を発生することが可能な振動発生装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る振動発生装置は、筐体と、前記筐体の内部に配置され、交流磁場を発生させる第1の振動体と、前記筐体の内部に配置され、静磁場を発生させる第2の振動体と、前記第1の振動体を前記筐体に対して弾性支持する第1の弾性支持部材及び第2の弾性支持部材と、前記第2の振動体を前記筐体に対して弾性支持する第3の弾性支持部材及び第4の弾性支持部材と、を備え、前記第1の振動体は、前記第1の弾性支持部材又は前記第2の弾性支持部材と前記第1の振動体との第1の固定点と、前記第1の弾性支持部材又は第2の弾性支持部材と前記筐体との第2の固定点とを結ぶ直線である第1の支持軸に交差する第1の方向に第1の共振周波数で振動するとともに、前記第1の方向に直交する第2の方向に第2の共振周波数で振動し、前記第2の振動体は、前記第3の弾性支持部材又は前記第4の弾性支持部材と前記第2の振動体との第3の固定点と、前記第3の弾性支持部材又は前記第4の弾性支持部材と前記筐体との第4の固定点とを結ぶ直線である第2の支持軸に交差する第3の方向に第3の共振周波数で振動するとともに、前記第3の方向に直交する第4の方向に第4の共振周波数で振動する。
【発明の効果】
【0007】
本開示により、部品点数を抑えながら、多彩な振動を発生することが可能な振動発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る振動発生装置の一例を示す斜視図である。
実施の形態1に係る振動発生装置の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る振動ユニットの一例を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る第1のヨーク、第2のヨーク、前面部、後面部の正面図である。
実施の形態1に係るコイルコアユニットの組み立てを説明する分解斜視図である。
実施の形態1に係る振動ユニットの組み立てを説明する分解斜視図である。
実施の形態1に係る振動発生装置の組み立てを説明する分解斜視図である。
実施の形態1に係るコイルコアユニットの振動を説明する図である。
実施の形態1に係るマグネットユニットの振動を説明する図である。
実施の形態1に係る振動発生装置と比較例に係る振動発生装置との差異を説明する図である。
実施の形態1に係る振動発生装置と比較例に係る振動発生装置との差異を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施の形態1>
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1に係る振動発生装置10の一例を示す斜視図である。図1に、筐体100の上面部110が取り外された状態の振動発生装置10を示す。図1において、振動発生装置10の上下方向をz軸方向、奥行方向をx軸方向、左右方向をy軸方向とする。本願の他の図面においても同様とする。
【0010】
図2に、振動発生装置10の分解斜視図を示す。図2では、筐体100の上面部110は省略されている。図2に示すように、振動発生装置10は、筐体100、振動ユニット200を備える。振動ユニット200は、筐体100の内部へ収容される。
(【0011】以降は省略されています)
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