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公開番号
2025068519
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178484
出願日
2023-10-16
発明の名称
振動アクチュエータ及び接触型入力装置
出願人
ミネベアミツミ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B06B
1/04 20060101AFI20250421BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約
【課題】薄型化しても、剛性を確保することができる。
【解決手段】振動アクチュエータは、マグネットと、コイルを有するコアと、板状の上部枠体と、板状の下部枠体と、平面視において、上部枠体及び下部枠体と重なる位置に配置される端部から枠内に延在し、枠内において、マグネット及びコアのいずれか一方を振動可能に保持する板状の弾性部と、を備え、端部は、枠内においてマグネットとコアとが対向するように、上部枠体と下部枠体との間に挟持されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
マグネットと、
コイルを有するコアと、
板状の上部枠体と、
板状の下部枠体と、
平面視において、前記上部枠体及び前記下部枠体と重なる位置に配置される端部から枠内に延在し、前記枠内において、前記マグネット及び前記コアのいずれか一方を振動可能に保持する板状の弾性部と、
を備え、
前記端部は、前記枠内において前記マグネットと前記コアとが対向するように、前記上部枠体と前記下部枠体との間に挟持されている、
振動アクチュエータ。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記弾性部は、前記マグネットを保持し、
前記コアは、前記上部枠体と前記下部枠体との間に挟持されている、
請求項1に記載の振動アクチュエータ。
【請求項3】
前記端部と前記コアとは、平面視において、互いに異なる位置で前記上部枠体と前記下部枠体との間に挟持されている、
請求項2に記載の振動アクチュエータ。
【請求項4】
前記上部枠体及び前記下部枠体は、平面視で矩形状の枠体であり、対向する第1辺部と前記第1辺部と異なる方向で対向する第2辺部とを有し、
前記端部は、前記第1辺部で挟持され、
前記コアは、前記第2辺部で挟持されている、
請求項3に記載の振動アクチュエータ。
【請求項5】
前記弾性部は、前記上部枠体及び前記下部枠体に沿う平面に直交する方向に前記マグネット及び前記コアのいずれか一方を振動可能であり、
前記マグネットは、振動する方向に着磁されている、
請求項1に記載の振動アクチュエータ。
【請求項6】
複数の前記マグネットと、複数の前記マグネットにそれぞれ対向する複数の前記コアと、を有し、
隣り合う前記マグネット同士は、着磁方向が互いに逆である、
請求項5に記載の振動アクチュエータ。
【請求項7】
請求項5に記載の振動アクチュエータを操作面の裏面に配置した接触型入力装置であって、
前記操作面へのユーザの接触操作に応じて前記コイルに通電し、前記マグネット又は前記コアを振動させて、前記ユーザに触感を提示する制御部を備える、
接触型入力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータ及びこれを備える接触型入力装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タッチパネルに表示された表示画面に接触した操作者の指腹等に対し、接触操作感(接触して操作する感覚)として、振動アクチュエータにより振動を付与する構成が知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1には、タッチパネルの裏面に、振動伝達部を介して、振動アクチュエータが取り付けられた携帯端末装置が開示されている。この装置の振動アクチュエータは、振動伝達部に固定されるハウジング内において、タッチパネルに対して垂直に配置されたガイドシャフトに沿って、可動子が往復移動可能に配置されている。振動アクチュエータでは、タッチパネルへの操作に対応して可動子をハウジングに衝突させることで、振動伝達部を介して、タッチパネルに接触する指腹に振動を付与している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-070729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の振動アクチュエータでは、タッチパネルの表示面に対して垂直に配置したガイドシャフトに沿って可動子を往復移動させているので、装置自体としては、表示面に対して垂直な方向の長さ、つまり、厚みを有する構成となる。
【0006】
装置としては、厚みを薄く低背化を図ることが可能な振動アクチュエータが望まれているが、単に、厚みを薄くするだけでは、装置自体の剛性が低くなる問題がある。
【0007】
本発明の目的は、薄型化しても、剛性を確保可能な振動アクチュエータ及び接触型入力装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る振動アクチュエータは、
マグネットと、
コイルを有するコアと、
板状の上部枠体と、
板状の下部枠体と、
平面視において、前記上部枠体及び前記下部枠体と重なる位置に配置される端部から枠内に延在し、前記枠内において、前記マグネット及び前記コアのいずれか一方を振動可能に保持する板状の弾性部と、
を備え、
前記端部は、前記枠内において前記マグネットと前記コアとが対向するように、前記上部枠体と前記下部枠体との間に挟持されている。
【0009】
本発明に係る接触型入力装置は、
上記振動アクチュエータを操作面の裏面に配置した接触型入力装置であって、
前記操作面へのユーザの接触操作に応じて前記コイルに通電し、前記マグネット又は前記コアを振動させて、前記ユーザに触感を提示する制御部を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、薄型化しても、剛性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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