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公開番号
2024149568
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2024123419,2022139034
出願日
2024-07-30,2017-06-14
発明の名称
貸与システム
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20241010BHJP(計算;計数)
要約
【課題】貸与先の対基板作業機において使用される貸与ユニットの稼動情報を貸与元側へ供給する仕組みを構築すること。
【解決手段】本体に複数のユニットが着脱可能に装着される対基板作業機において本体に装着されるユニットの少なくとも一つが貸与された貸与ユニットである場合の貸与システムは、ユニットを供給する供給元側の供給元サーバと、貸与ユニットを貸与する貸与元側の貸与元サーバと、貸与ユニットを貸与される貸与先側の管理サーバと、を備える。供給元サーバは、供給元が供給したユニットの個体識別情報と、貸与元の情報とを関連付けた供給リストを有する。供給元サーバは、貸与先側の管理サーバからすべてのユニットの個体識別情報に関連付けられた稼動情報を受信すると共に、供給リストに基づいてすべてのユニットの稼動情報のうち貸与ユニットの個体識別情報に関連付けられた稼動情報のみを当該貸与ユニットを貸与した貸与元サーバへ送信する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
本体に複数のユニットが着脱可能に装着される対基板作業機において前記本体に装着される前記ユニットの少なくとも一つが貸与された貸与ユニットである場合の貸与システムであって、
前記ユニットを供給する供給元側の供給元サーバと、前記貸与ユニットを貸与する貸与元側の貸与元サーバと、前記貸与ユニットを貸与される貸与先側の管理サーバと、を備え、
前記供給元サーバは、供給元が供給した前記ユニットの個体識別情報と、貸与元の情報とを関連付けた供給リストを有し、
前記供給元サーバは、貸与先側の前記管理サーバからすべての前記ユニットの前記個体識別情報に関連付けられた稼動情報を受信すると共に、前記供給リストに基づいてすべての前記ユニットの前記稼動情報のうち前記貸与ユニットの前記個体識別情報に関連付けられた前記稼動情報のみを当該貸与ユニットを貸与した前記貸与元サーバへ送信する、貸与システム。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記貸与元サーバは、前記供給元サーバからの前記貸与ユニットの前記稼働情報に基づいて、貸与先への前記貸与ユニットの貸与に対する課金額を演算する、請求項1に記載の貸与システム。
【請求項3】
前記貸与ユニットは、対基板作業機に部品を供給するパーツフィーダである、請求項1又は2に記載の貸与システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、貸与システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、基板への電子部品などの部品の装着(実装や装入を含む。)について多品種少量生産或いは受託生産を行うときは、生産基板種によって必要な装置性能や装置数が異なることが多い。このような場合、基板生産者は、一通りの仕様を取り揃えて自社設備として保有することも考えられるが、これでは、設備投資の負担が大きくなってしまう。そこで、基板生産者は、投資負担の軽減のため、必要な設備全体をリース会社から予め定めた貸与期間だけ貸与してもらうことが考えられる。しかしながら、リース品が対基板作業機として必要な設備全体であると、多品種少量生産や受託生産では、生産品種の変動などによって使用頻度が少なくほとんど使用されない設備ユニットをもリース対象となるので、基板生産者にとってはリース料金の点で合理的でないことがあった。
【0003】
そこで、基板生産者における投資負担の更なる軽減を図るため、リースに対する課金を、リース品が貸与されている期間に基づくことなく、そのリース品が実際に稼動している稼動時間に基づいて行うことが考えられる(例えば特許文献1参照)。この課金手法によれば、必要な設備全体がリース品であっても、生産品種の変動などによってリース品の使用頻度が少ないときは多いときに比べて課金額が少額となるので、実際の使用頻度に合致した適切な課金を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-28070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、対基板作業機は、部品吸着用のヘッドや部品供給用のパーツフィーダ,基板搬送用ユニットなどの各ユニットを柔軟に交換して装置仕様を変更できる装置構成である。従って、基板生産者は、装置本体や必要なユニットを保有したうえで、使用頻度の少ないユニットのみをリース会社から貸与してもらうことができれば、基板生産者にとっては投資負担の点で便宜である。しかしながら、対基板作業機のユニット単位で貸与可能としつつその貸与ユニットに対して課金を行う仕組みは構築されていない。そして、この課金を行ううえでは、貸与先側から貸与元側へ貸与パーツフィーダの稼動情報を供給する必要がある。
【0006】
本明細書は、貸与先の対基板作業機において使用される貸与ユニットの稼動情報を貸与元側へ供給する仕組みを構築した貸与システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書は、本体に複数のユニットが着脱可能に装着される対基板作業機において前記本体に装着される前記ユニットの少なくとも一つが貸与された貸与ユニットである場合の貸与システムであって、前記ユニットを供給する供給元側の供給元サーバと、前記貸与ユニットを貸与する貸与元側の貸与元サーバと、前記貸与ユニットを貸与される貸与先側の管理サーバと、を備え、前記供給元サーバは、供給元が供給した前記ユニットの個体識別情報と、貸与元の情報とを関連付けた供給リストを有し、前記供給元サーバは、貸与先側の前記管理サーバからすべての前記ユニットの前記個体識別情報に関連付けられた稼動情報を受信すると共に、前記供給リストに基づいてすべての前記ユニットの前記稼動情報のうち前記貸与ユニットの前記個体識別情報に関連付けられた前記稼動情報のみを当該貸与ユニットを貸与した前記貸与元サーバへ送信する、貸与システムを開示する。
【0008】
本開示によれば、貸与先の対基板作業機において使用される貸与ユニットの稼動情報を貸与元側へ供給する仕組みを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る対基板作業システムを含む対基板作業機用貸与ユニットの課金システムの構成図である。
実施形態に用いられる対基板作業機の上面図である。
対基板作業機の電源オン時にその対基板作業機から管理サーバへアップされる一例のログ情報を表した図である。
対基板作業機の稼動中にユニットが自動交換された時にその対基板作業機から管理サーバへアップされる一例のログ情報を表した図である。
対基板作業機が基板を一枚生産完了した時にその対基板作業機から管理サーバへアップされる一例のログ情報を表した図である。
実施形態の課金システムにおいて実行される一例の動作フローチャートである。
一変形形態に係る対基板作業システムが備える対基板作業機における貸与ユニットの貸与条件外の使用制御を説明するための図である。
一変形形態に係る対基板作業システムを含む対基板作業機用貸与ユニットの課金システムの構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.対基板作業システムを含む対基板作業機用貸与ユニットの課金システムの構成
一実施形態に係る対基板作業機用貸与ユニットの課金システム1の構成について、図1~図6を参照して説明する。課金システム1は、対基板作業機10において本体11に着脱可能に装着されるユニットの少なくとも一つが貸与された貸与ユニットである場合のリース課金を行うシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
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